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焦りと意欲の見分け方

こんにちは。はなぶさりあむです。

今回は、うつ病からの復職・再就職の際のタイミングについて考えたことを書きたいと思います。

前回のnoteにも書きましたが、復職への気持ちが大きいあまり、まだ万全な状態ではないにも関わらず復帰してしまい、再度体調を崩すという経験がありました。
次の復帰の時こそ、そういったことがないように、いろいろと考えてはいるのですが、なかなか難しいです。

焦って復帰すると、また転びやすい。
でも、元気になって「もう大丈夫」となるラインって明確にあるかと言われると、それも分かりにくい。
何をもって測ったらいいだろう。

よく「働く意欲が出てきたら」なんて言われますが、その意欲というものも意外と不確かなものな気がします。
特にわたしの場合、焦っている時の「復帰したい」と意欲から来る「復帰したい」の見分けが自分でもつきにくいです。

そこで、それぞれの「復帰したい」を深堀りすると、少し違いが見えてきました。

焦っている時の「復帰したい」にはネガティブな理由が裏に隠れていること。
復帰しないと経済的に厳しい、早く働かないと世間体が悪い、ブランクがある人材は印象がよくない、など、復帰しなかった場合のデメリットによって、突き動かされている場合が多いです。

一方で、意欲から来る「復帰したい」気持ちは、ポジティブな理由によるもの。
新しいことにチャレンジしてみたい、社会に出て活躍したい、人の役に立ちたい、など。
復帰したことで得られるものに視点が当たっていて、前向きな姿勢が感じられます。

焦りと意欲。
表面化する意見は同じでも、奥底に流れるエネルギーの性質は全く異なっています。
表面だけを見て判断せず、その意見はどういった理由から生まれてきたのか、精査する必要がありそうです。

わたしも、しばらく焦りから来る「復帰したい」に捉われていたようで、求人を探したり、履歴書を書いたりしていました。
でも、この「復帰したい」はネガティブな感情から生まれたもの。
あまりモチベーションが保てず、挫折しがちです。
心の隅では、まだ不安がくすぶっている状態なので、もちろん身が入りませんし、余計に不安を刺激する結果になってしまいました。

これからは、意欲から来る「復帰したい」が湧き上がってくる時を待ち、療養に努めたいと思います。

でも、なんとなく、その時は近づいている感じがしています。
なんとなくだけどね。

焦りは禁物。
偽物の「復帰したい」に惑わされないように、自分の気持ちに向き合って声を拾っていきたいです。

それじゃあ、またね。

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