見出し画像

少しずつ元気になる。

以前、うつに関する記事を書きました。1年を振り返ると、2019年は療養と回復の年でした。
その期間、わたしが回復のために続けたことをここに書き残しておこうと思います。

1日3行日記をつける

かれこれ半年ほど日記をつけています。
ただ、日記と言っても1日箇条書きで3つしか書きません。
簡単な日記です。 

療養中に読んだ、こちらの本に書かれていたものを参考に続けています。

方法は簡単。

・ノートでも、スマートフォンやPCでも、自分が使いやすいデバイスを使います。
・1日の良かったことのみを箇条書きにする。
・1日3つ書き出す。

ポイントは、良かったことだけを書き出すこと。
嫌だったこと、悪かったことは書きません。
良かったことと言っても、些細なことで構いません。(些細でないと書き続けられないです)
思いつかない時は2つでも1つでもOK。
本当に気が乗らなかったら、書かなくても大丈夫です。
あまりきつくルールを設定しすぎず、続けられる範囲にします。

私が書いている日記を少しご紹介します。
私は日記アプリで書いていて、思いついた時に書きます。
夜の時間にまとめて書いてもいいのですが、忘れやすいので、気付いた時に書き、都度書き出すようにしています。

こんな感じで、その日の良かったことを書き出しています。
この日は4つ書けていますね。
仕事のことを書いてもいいのですが、私の場合はあまり仕事のことばかり書きたくないので、出来るだけ私生活の良かったことを書いています。

これはお休みの日編。

書くことが何もない日は「ごはんがおいしかった」とか「布団が気持ちよかった」とか、見過ごしてしまうほど些細なことも書いています。

あんまりいいことがなかったな、と思っても、振り返ってみれば、意外といいこともあるんですね。

1日3つは少ないと思うかもしれませんが、1ヶ月で90個、1年で1095個もいいことがあったことになります!
書き続けて振り返ると、たくさんのよかったことが読めて、楽しいです。

また、書けなかったとしても、自分の元気を知るバロメーターにもなります。

だいたい毎日日記を書いて半年くらい経ちましたが、元気が無く調子が悪かった時には続けられませんでした。

例えば昨年の8月。

調子が悪く、あまり日記を続けられませんでした。
(赤い印が日記を書いた日です)

記録していると、自分の調子がどうだったかも振り返ることができます。

ストレス発散リストを作る

特に元気がない時や、ストレスが溜まった時、何か気分転換ができないかと思いますが、だいたいいつも同じ方法をとってしまいがちです。

ストレス発散方法を複数持っておくと、バリエーションが出て、飽きなかったり、リスク回避にもなるかと思い、リストアップしています。

私はジャンルわけをし、リストアップしています。

低エネルギー/低コスト

エネルギーを使わず疲れないし、お金もかからない。
いわゆる、暇つぶし系です。
例 ) 寝る、YouTubeを見る、音楽を聴く、ゲームをする

低エネルギー/高コスト

疲れませんが、お金がかかる方法です。
ここに該当するものは、いわゆる散財系です。
一般的な「ストレス発散方法」とも言えるかもしれません。
例 ) ショッピング、外食をする、一人カラオケ

高エネルギー/低コスト

体力は使うが、お金はあまりかからない趣味系です。個人的には、この項目が充実するとかなり元気がある状態だと感じています。
例 ) 散歩、料理をする、市民プールで泳ぐ、編み物

高エネルギー/高コスト

こちらは頻繁にはできないストレス発散方法なので、レジャーなどが該当します。
例 ) 旅行、ディズニーランドに行く、ライブに行く

このように、さまざまなジャンルのストレス発散方法を考えておくと、いざという時、ニーズや状況に合わせて取り入れることができます。

やりたいことリストを作る

わたしはもはや「買いたいものリスト」になっていますが、作っています。

重要なのは、ToDoリストと混同しないこと。
書くのは、(いますぐはできなくても)やってみたいこと/欲しいものであって、(出来るだけ早く)やらなくてはいけないこと/必要なものではありません。

いつか行ってみたいところ、やってみたい体験、いつか手に入れたいもの。
難しくてもいいので、希望を書いていきます。

わたしは出来るだけ1年以内くらいに実現できそうなものをリストアップしています。
もちろん「一生のうちにやりたいこと」でも構いませんが、あまり期限が長いと手をつけづらいと思い、短いスパンで考えています。

毎日の生活に追われて、潤いを失っている時に、このリストを見ると元気が出ます。

例えば、俗物的ですが、仕事の昼休み中などにみると、お金稼ぐぞ〜〜〜という気持ちになります。

ただなんとなく惰性で続いている日々に、ちゃんと有意味感を与えてくれるリスト、作ってみると楽しさが増します。

以上、挙げた3つは今も続けています。
日記は毎日、やりたいことリストは都度追加し、疲れた時はストレス発散リストを確認しています。

この3つを続けていることが回復の全てではありませんが、少しは役に立っている気がします。

もちろん、それ以前に薬物療法や認知行動療法など、医学的に効果のある療法は取り入れていますので、その点はご注意ください。

ここに書き残すことで、また振り返ることができます。
また悩んだ時や立ち止まっだ時に、見直すことができます。

このやって少しずつ、元気になりたいと思います。

サポートくださる方がいたら、こんなに嬉しいことはありません。 あなたの役に立てたのならよかったです。