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インターンを終えて(参加者による投稿)

8/7~8/19にかけて、インターンシップに参加した岡です。
当記事を見てくださる方、特に就活生にとって参考になるよう、プログラムの内容や 学びをお伝えさせて頂きます。

1参加の目的、きっかけ


 私が今回のインターンシップに参加したきっかけは、大学の授業指定の就活 イベントで行われたWEBマッチングです。申し込みの際、各企業案内で目を引 いたのは、紹介動画へのリンクでした。イベントで直にブースを見ることがで きなかった私でも、雰囲気や内容の詳細など、書面以上の情報を知ることがで きました。

 また、魅力の一つである「希望に応じた業務内容」も動画で紹介されていたので、応募した理由として、紹介動画はとても大きな要素だったと思います。

 業務内容を客室清掃とブログ記事作成に定めた私は、それぞれの業務に対して、「インターン生に求められる以上の働きを」「山中温泉の魅力を伝えるという目標を掲げ、インターンに臨みました。

2インターン業務内容


(1)客室清掃、メンテナンス
 客室を中心に、ダイニング、廊下などの掃除を行いました。

 主だって担当させていただいたのは、布団上げ、はたき、掃除機、雑巾がけです。写真は机上げなどを行い、掃除機の動線を確保した客室になります。

 更に掃除機をかける最中と終わった後にそれぞれ動かすため、掃除機一つとっても存外体力を使う仕事です。また、掃除機のコードが絡まないように動線を効率化するなど、自分なりの方法を確立するまでは頭を使う仕事でもありました。

(2)ブログ作成業務(及び取材)
 観光客の視点から、山中温泉の魅力を伝えるための記事を作成しました。

 客室清掃の業務後にゆげ街道及び鶴仙渓の散策に出かけ、実際に観光客として受けた印象を、紹介のために調べた情報を交えながらブログに綴りました。
写真はブログ掲載のために撮影した夜のあやとり橋です。


記事のURLはこちらになります。興味がありましたらご覧いただけると幸いです。

https://www.hana-mura.com/blog/2022/08/19/yamanakaonsen/

3インターン期間に学んだことと振り返り

(1)振り返り(客室清掃)
 冒頭で述べましたように、今回のインターンシップでは、2つの業務それぞれに目標を立てていました。まず客室清掃において掲げたのは、「インターン生に求められている以上の働きを」です。しかしこれは数値目標ではないため、基準を明確化することは難しかったです。しかし内容がお客様が利用される客室の掃除なだけに、クオリティの高低は基準にはなりえません。きちんと掃除するのは前提であり、埃が残っている等の瑕疵は評価する以前の問題です。
 なので、その完璧をいかに早くこなせるか、という作業スピードを基準にしました。まずは言われた範囲の掃除内容をきっちりこなせるようにした後、作業時間の短縮に勤しみました。

 その結果、誰が掃除を担当したか、というチェック表の中で自分の名前が増える割合は、特に後半の1週間で大きく増えたように思います。大きな目標を立てた甲斐がありました。

(2)振り返り(ブログ業務)
 ブログ業務では「山中温泉の魅力を伝える」ことを目標に掲げました。そのために、自分の見たままの印象を借り物でない言葉で表現すること、その文体を他の記事に寄せることに心を配りました。結果として、コンセプト通りの記事が作れたと自負しております。
ただ、このクオリティは客室清掃業務のない休日に取材に出かけたことでできた結果です。そのことはクオリティ向上のための努力として評価していただけましたが、裏を返せば、休日返上をしてようやく出来上がった記事でした。
 しかし内容的には、取材日が休日である必然性はありません。取材に充てられた出勤日の午後を有効活用できれば、という点が反省ポイントです。

4インターンを通しての感想


 私の強みは国語力で、人より僅かに聴力で劣るのが欠点です。これだけ抜き 出すと、サービス業が主に思われる旅館には、一見向いてなさそうな人間です 。自分でもそう思っていたので、最初は未知の業種に踏み込む不安がありまし たが、今回のインターンで、それは旅館への解像度が低いだけだと気付きまし た。豊富な語彙は、情緒を大事にし、四季に昼夜に色づく自然に囲まれた旅館 で、記事を書くのに役立ちました。接客を行わないメンテスタッフであれば、 僅かな聴力の差が致命的な場面はありませんでした。勿論業務内容は相談の上 決めたことですが、こうして欠点より強みの出る働き方ができたのは、成功体 験として強い自信に繋がりました。また、他のインターン生の方と違い、お客様の前に出ることは一度もなかった私ですが、それでもお客様が仕事や学業を離れ、ある種の非日常を過ごす空間を綺麗にすることは、疲労感も心地よいと言えるほどやり甲斐と達成感に溢れた仕事だと感じました。自分のこうした一面を見つけられたことも、得難い機会だったと思います。語り切れないことが悔やまれますが、最後に今回のインターンでお世話になった方々に、深くお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

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