【配信後記】TURNSプロデューサー堀口さんと考える、これからの地域とのつながり 2020.6.24 Wed
ビューティー&ライフスタイルイベントHanaMarche(ハナマルシェ)に関連するゲストと、色々な話をカジュアルに語る “HanaMarcheオンライン”の配信が終わった後につらつらと、思った事や感じた事を書いていく連動記事。
今回のゲストは人、暮らし、地域をつなぎデザインする雑誌TURNSプロデューサーの堀口さんです
堀口さんと東京で出会ってから8年、いや10年くらいになるのかな。地域に対して熱く誠実な堀口さんと出会ってなかったら、いま唐津にいないんじゃないかってくらい影響を受けてます。
TURNSプロデューサー堀口さん
堀口さんの事はこちらの記事からどうぞ。とてもわかりやすいです。
やりたいことを突き詰めていくと、つまるところ教育に行きつくんですよね。私の家は武道の道場をやっていて、小さい頃から父親に日本の精神など生き方のヒントを沢山教わりました。
合気道に「武農一如(ぶのういちじょ)」という言葉があります。これは合気道の創始者、植芝盛平開祖が仰った言葉で、自ら土を耕し命の源である食の生産に携わることで世の中の理を体感し、その上で技を磨くということですが、合気道というのは、「調和」なんですね。人を倒すことが全てじゃなくて、気の交流、つまりコミュニケーションなんです。そうしたことからも子どもたちに教えられることがいっぱいあるんですね。
TURNSの始まり
2012年の6月にスタートしたTURNSは3.11がきっかけだそうです。
広告代理店の枠を超え、自分たちが主体となって何ができるかって考え抜いた末にTURNSが生まれたって、なんかカッコいい。
「夢田舎」「自休自足」時代を含めると20年以上地域に関わってきているTURNSは「土のにおいがするメディア」と呼ばれることも多いみたいだけど、確かにそんな感じがします。
TURNSの中で”雑誌”は表現のひとつ
ターンズという名前なので移住系の雑誌って思いがちですが、雑誌意外にも地域へのツアーや、イベント、講演などを通じて地域の実情と魅力を発信しています。僕もTURNSカフェで出会いをもらいました。
「TURNS(ターンズ)」の「ターン」には3つの意味があるのは有名な話。
・Uターン、Iターン、Jターンのターン
・暮らしや社会を見つめ直す、折り返し地点としてのターン
・そして、次に行動を起こすのはあなたの番(It's your turn)
移住としてのターンはUIJ以外にも色々なネーミングがあるみたいです。
TURNSとの出会い
さて、TURNSをいつから読んでるんだろう、と本棚を見てみたら
「2014年秋号Vol.10」から持ってました。美と地域とか考え始めた頃??
僕は東京から出たことがなく、自宅と自宅の周りが好き、チェーン店が好き、旅行はほとんどしない、地域を意識するのはJリーグくらいでした。
そんな僕がいま佐賀県の唐津にいる。
「全部TURNSのせいだ」とJR東のキャッチコピー風に言えれば簡単なのですが、なんなんでしょうね。美容系のイベントで初めて堀口さんと出会った時、何かに感染したんだな。あれからずっと熱っぽいし。
過去には唐津の記事も
「2016年冬号Vol.15」懐かしいなぁ、有楽町でイベントもしましたね。
この時素敵な写真を撮ってくれた唐津のロックなカメラマン樋渡さんはHanaMarcheのオフィシャルカメラマンとして、ピザ友として交流を深めています。
TURNSのすすめ
どうやったら自分に合った暮らしに出会うのか。
そもそも自分に合ったって何?って人に触れて欲しいTURNSです。
“ It’s your TURN ”
また東京で一緒にライブやりたいなぁ、寺子屋的なものの話とか。
地下のチキン南蛮も食べたいし、神田のフレンチャイナもいきましょ。
▼堀口さんの声が聴きたくなったらコチラ
▼途中で紹介した日本酒もTURNS商店でどうぞ
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text:Hirotsugu Odagiri
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