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Diary 2023/09/13 占いとかサイキックリーディングとか

思うところあって、本当に久しぶりに占いというものに行ってみました。
友人に話したら、「そんなものにお金使うくらいなら、その分を上乗せして豪華なランチを取ったほうがよい」と言われ、まぁそりゃそうなんだけどさ、となり。。。でもさ、そうじゃねぇのよって時もある。

今、なんか空前の占いブームだそうで、テレビでもそういう番組があるらしく、久しぶりに行った横浜中華街にはそういう店がわんさか出来ていてびっくり、しかもどこの店も大盛況。
何? 世の中そんなに悩める子羊がいるの?ってなった。
私個人、最近はまったくそういうのには行かなくなっちゃったけど、これまでいろんな人の所に行きました。
書籍もばんばん出している有名なサイキックリーディングの方や、インドではかなり著名だという占星術師の方にもみていただいた事があるし、界隈では有名なチャネラーにもお会いした事があります。
んで、じゃあそういう方に言われた事が果たしてその後、の通りになったかっていうと、うん、まぁ、概略的には当たってる。。。とは思いますが、結婚の部分においてはコンプリート大はずれしましたね、はっはっは。
ロスで友達に紹介されてみてもらったサイキックリーディングの方、名前しか言っていないのに、うちの親族構成を親の代まで言い当てて、びっくりしすぎてソファから転げ落ちましたし、私ではないけれど、いっしょにセドナに行った友達が見てもらったサイキックリーディングは驚愕のレベルでその後の彼女の人生まるごと言い当てていました。
あと、以前一度、アメリカで働きませんか?って話があった時、ファッションビルによくある占いコーナーではいった占い師さんに「一度は行くけれど、二度目はないです」と言われ。
なんぞ?と思っていたら、面談等で一度渡米したけど結局ヴィザが下りず、二度目はなかった。
後々、占い師さんのお名前を覚えておくべきだったと思いましたよね。
もうひとつは中学生の時の文化祭。
なんか、タロットがよく当たると言われていたらしい高校生の先輩(うちは中高一貫の私立女子校でした)にみてもらった際、「どうしよう、全然死神が離れない」と言われ、しばし後「あ、やっと離れた、でも…」となり。
「身近な人が近々亡くなる」と言われ、その三年後、父が亡くなりました。
先輩、お元気ですか?今も占っていらっしゃいますか?あなたマジすごいです。
最後に占ってもらったのは、香港の黄大仙で「せっかくきたから」と見てもらった風水と手相顔相でした。
いわゆるそっち関係の学問(というのか?)をしっかり習得された方だったので、曖昧な事はいっさいなし、良い方角とか合った業種や職種、今後の運勢をきちんと言っていただき、いろいろ納得した次第。

メディアでも取り上げられ超人気の占い師さんだからって当たる、良いとは限らず。
昔、それこそしょっちゅうテレビにも出ていた有名サイキックリーディングなアメリカ人に、占いマニアの古い知り合いがみてもらっていました。
聞いてびっくりなその値段、十五万円。
「資産家のアメリカ人と出会い、ニューヨークに住む事になるよ。ああ、僕の家の近くだな。マンハッタンのこのあたりだ」と言われて彼女、大喜びしていましたが、あれから幾星霜年月が経ちましたが、1ミリたりとも当たっておりません。
別で著書が大ベストセラーになった人にみてもらった友人は、当時好きだった人の事、運命の相手と言われたそうですが、恋愛関係に発展することなく終了しています。
ただまぁ、運命の相手が必ずしも結婚相手とは限らないから、詳細いろいろ顧みるといずこかの部分は的中していたかもしれませんが。

んで今回、いわゆる有名な占い師さんというのは全然知らず、そういう方はたいてい高額(数万から数十万)で今回の予算には合わずだったので、とりあえず街中で占いをやっている所を探しました。
そしたらびっくり。
どこもかしこも、霊能力とサイキックリーディングと過去世なんたらとチャネリングであふれかえっていて、易とか手相とかタロットとか占星術とか、そういういにしえの歴史ある占い関係がまったく見つかりませんで。
え~なんなの~、こんなに超能力者、霊能力者がわんさかいるなんて、うっそだぁ~とびっくり。
んで、前述の友達にそれを言ったら、「だからさ、最近はそういう看板の方が売れるんだよ」と言われ……ええ~、私、そっちの方がむしろドン引きするんですけど。
とりあえず、今回はそういうのは求めていないので、普通に占ってくれる方を求めてネットを彷徨い、長く占い師さんをされている方を予約していってまいりました。

結果、結局、一度もタロットも易も手相もなんたら学も出てこないまま、短い時間、終了しちゃったよね。
何の話をされたかというと、何の証拠も根拠もないオカルティックな理由(私はそういうのはわかるのよ的な)でいろいろ言われ、かなりドン引きしていたら気が付かれたようで、最後の方でいわゆる年数・年齢による運勢を
少しだけ言われた。
最初っからそっちでみてくださいと言えばよかったのかも。
その場所は占い師さんたちが数人いる所だったのですが、盛況で、ブースも埋まっていたし、待合室にも数名(男性含)いました。
ただ、漏れ聞こえてくる話がほぼ人生相談みたいなもので、占い師さんたちの言っている事がどれも占いとしての内容ではない。
年内の予約はすでにいっぱいという占い師さんの所(その方の声がとても大きかったので聞こえてしまった)では相続問題についての話をしていて、占いじゃないアドバイスしていました。
それ、弁護士さんとこいったほうがよくないか?と思いながら聞いてた。
別のところでは、どうやら定期的に来ているらしい男性が恋人の話をずーっとしていて、占い師さんはそれをうん、うんって聞いていました。
そうか、今、占いってこういう使われ方されてるんだ、と思いました。

話を聞いてほしい、相談にのってほしいって場所になってる。
そんな気がしました。
誰も、占い的にどう対応したらよいか、どういう事が起きるかなんて話はしてなかったし、私がみてもらった人もそういう話はしませんでした。
家族や友達に言えない事を話せる相手なのかもしれません。
あとは、安心させてもらえる相手。
占い師さんから「大丈夫」って言われたら、なんかちょっと安心度増すような気がします。そこに、サイキックとか霊感とかついてたら、先の事がみえてるはず!ってなるしね。
だからそういう看板掲げている人が増えたのかもしれないなと思いました。

私がみていただいた占い師さん、ひとつ、とても良い事を言ってくださり、ああ、確かにそういうふうに考えるのは大事だなと思いました。
ただまぁ、私個人は、霊能力とかサイキックリーディングとか、そっち方面を信じて頼る事はもうないな~と思いました。
だったら神社でおみくじ引くかな。
占いって、その時の自分が少し救われるために行くところのような気がします。
そういう意味では、人によっては、占い的に専門的な知識や勉強は必要ない事もあるのかも。
そこを出る時、少しだけ明るくなっていたら、それは占い師さんのおかげ。
当たる当たらないも受け取り方次第のような気がしなくもなく。
オカルティックなものやスピリチュアルなものはある程度信じてはいるけれど、個人的にはむやみやたらにそういう看板掲げているものを信じるって事はないので、たぶん、今はやりの街中霊能力はやっぱり信じる気持ちにはなりませんが、世の中、そういうものが求められているんだなと思った次第。



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