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【適応障害体験記11】怒りの感情。社内報をぐちゃぐちゃに丸めて捨てた。
今月も届きました。無駄にでかい茶封筒に入れられた、社内報が。
知ってる人が出てたら面白いなーという気持ちでパラパラと読んだら、なぜでしょう、涙が出てきました。だからぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱に沈めました。
私の会社の社内報には私と同世代の若手社員のインタビューコーナーがあります。
毎月1人ずつ私と同じ2020年入社の社員を取り上げて、毎日ジムに行ってます!だとか、兼業でアーティストやってます!だとか、そういうその人のプライベートなことを紹介した上で、その人の仕事観について詳しくインタビューするという記事。
それを読んでたら涙が出てきたんですよね笑 この人は仕事楽しめてていいなって。病院通わなくて良くていいなって。突然気持ち悪くなったり動けなくなったりしなくていいなって。突然不安になって泣いたりしなくていいなって。
これ書きながら今も泣いてます笑 自分が仕事楽しめないのも辛いけど、病院に通わなくちゃ行けないのも辛いけど、何よりこうやって誰かを羨んで劣等感に支配されている自分の状況が一番悲しくて、泣けてきます。
先月号の社内報は別に泣かずに読めたのに。何故だろう。
思い当たる節はあります。最近、ひとりぼっちのキツい部署に配属されたことに対するやり場のない怒りとか、仲間がたくさんいる楽しい部署や希望の部署に配属してもらえた同期に対する羨望とか、そういうものがむくむくと顔を出し始めた気がするんです。今まではあんまりそういうことは思わなかったのに。
どうしようもないことに怒りを感じるのは間違ってる。他人を羨んでも虚しいだけ。それは分かってる。
だけどどうしてもこの気持ちが最近は、抑えられなくて辛い。
それを先日、母に話しました。
母から言われたのは、「●●(私の名前)は、次のステップに進んだんだね」という言葉。
人は何か大きな悲しみや苦しみがあったとき、最初は何が起きているのか分からず、ただただ混乱するそうです。
その後時間が経つと、自分の身に何が起きたか、なぜそれが起きたのかを段々理解していき、それとともに悲しみや怒りなどという感情を抱くようになるそうです。
また、「怒り」という感情は悲しみや自己否定などの感情に比べて抱くのに体力のいる感情だそう。だから大体の流れとしては
①混乱して何が何だか分からない。
↓
②少し状況が分かってきて、悲しみや自己否定などの感情を抱きはじめる。ただしここでは混乱で疲れているので体力がない。
↓
③段々と体力が戻ってくる。エネルギーのいる感情(怒りなど)を抱けるようになる。
という流れになることが多いそうです。
※あくまでそういう場合が多いかなって話です。いつでも当てはまるわけではありません。
だから私が感じている「怒り」。これは私が着々と今の状況を理解し、その上で体力も取り戻せてきた証拠。リスタートできる準備が整いつつあるということ。
そう聞くと、なんだかポジティブに思えてきました。今母との会話を思い出してこれを書いていたら、涙も止まりました笑
ダメなものと思ってしまいがちな怒りや羨望などの感情も、ポジティブに捉えて少しでも健やかに過ごせたらいいなと思います。
とはいえ社内報は今の私にとって読んでて不快なので、そのままゴミに出します笑
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