京都巡り#102 乙訓地域へ紅葉狩り
アオイです。11月19日、紅葉を見に行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🍁
光明寺
今日の京都は寒い。11月半ばでようやく冷え込んできた。今まで暑すぎたから、体が寒さに慣れていない。
今日は乙訓(おとくに)地域と呼ばれる場所へ行く。まずは長岡京市の光明寺へ。長岡天神駅からバスに乗って行くことができる。
光明寺近くのバス停で降りた。降りた人は多く、年齢層は高めだった。
バス停周辺の景色。のどか。
歩いていると、光明寺が見えてきた。
受付を済ませて入場すると、広い階段が出迎えた。フォトスポット。
階段を上がって、振り返った時の眺めが美しい……。見晴らし良好だ。
さらに階段が続く。
真上を見ると、青空と紅葉があった。今日は秋晴れ。空気も澄んでいて、風も吹いており爽やかだ。
秋だなぁ……と思わせる赤。
期間限定の花手水。花手水を見るのは久しぶりだから、撮影するのが楽しい。ワクワクした。
背景に色付く紅葉を入れると、華やかになる。ただ、人が多いと写り込んでしまうので難しい。
運良く人のいない間に撮ることができた。
阿弥陀堂へ入った。天井から吊るされる金の装飾(名前が分からない)がきらびやかだった。
位牌堂。格天井(ごうてんじょう)が花の絵で、見入ってしまう。
渡り廊下。私は渡り廊下が好き。
灯籠の連なり。
再びの渡り廊下。
金具がよく見たらハート。猪目と呼ばれるものだ。
信楽庭(しんぎょうてい)。勅使門がある。時間を忘れて、枯山水が何を表しているのかを考えてみたい……。
藍友禅の展示を見る。藍は時間とともに、色鮮やかになっていくそうだ。
もみじの間の襖絵風ついたて。
出口すぐに、休憩所があった。ベビーカステラの匂いが漂う。ベビーカステラは、どうしてこんなにも良い匂いがするのだろう。
長い階段が見えた。階段と紅葉の写真も素晴らしい。
燃える紅葉と青い空。
紅葉が進んだら、絶景になることが確実な場所。ここはもみじ参道。その名の通り、光明寺の紅葉スポット。
この紅葉の形が丸っこくて好きなので、延々と撮り続けていた。
長岡天満宮
次は長岡天満宮へ。バスに乗って行く。
バス停から見える景色。京都の中心部とは違い、田んぼや家が並ぶ。落ち着く……。
バスを降りて少し歩くと、八条ヶ池が見えた。水面がキラキラしていて、撮りたくなってしまった。私は水のきらめきに弱い。
案内図を見ると、長岡天満宮は近くにあることが分かった。池沿いを歩いて行こう。
落ち葉をざくざくと踏みしめて歩く。あぁ、秋だぁ……。
次に引っ越すなら、やっぱり散歩できるくらい大きい公園のある場所がいいなぁ。引越しの予定は無いけれど。
そういえば昨年の紅葉巡りでも、「引っ越すなら高台に住みたい」と、なぜか住みたい場所の話を書いていた。秋は物思いに耽けるのに、ちょうどいい季節である。
朝に散歩しながら季節を感じる生活。してみたい。憧れ……。感じた憧れを、憧れのままにしておいていいのだろうか?
長岡天満宮に着いた。
確か、キリシマツツジが咲き誇っていた場所。ロープが張っており通れない。
花灯路のライトアップが開催中なので、行灯が置かれている。
橋が連なるショット。美しい……。
今なら、キリシマツツジ通りの無人ショットが撮れる!
花菖蒲が咲いていたと思われる場所。6月にも行きたかった。来年行くか。
紅葉の見頃は近し。
長岡「天満宮」ということは、菅原道真。
ここにも行灯。ライトアップは今夜行くつもり。
錦景苑。4月に行った時は、狐の嫁入りにあったなぁ。
前回と同じ構図で撮ると、逆光になってしまった。現在、お昼前。この時間だと逆光になるのか。
植物いっぱいの鮮やかショット。見出し画像にしたい。
七五三シーズンだったので、着物の子供達の撮影も見かけた。とはいっても今日はそんなに混雑していない。
錦水亭。食べ物の良い匂いがする。お腹空いた。
風流な写真がいっぱい撮れた。見出し画像候補が有りすぎて困る。
向日神社
昼食を取ったので、今から向日神社へ。長岡天神駅から1駅で、西向日駅に着いた。
ちいかわのポスターがあった。ちいかわ、実はハマっている。キャラは可愛いのに、ストーリーがシリアス。いわゆる「島編」と呼ばれるところから読み始めた。
余談だが、私はシリアスで救いの無い話や、因習のある小さい村や島等が登場する話が好きだ。しかし、そういう系統の話はホラーまたはグロテスクな描写が多い。驚かせる要素が苦手な私は、面白そうな作品を見つけても観たり読んだりできないのが悩みだ。
だけどちいかわは、シリアス展開を可愛いままで描き切ってしまっている。それでいて、しっかり緊迫感があり怖さや闇深さもある。そこが私の感じるちいかわの魅力である。
道中に、五辻の常夜灯があった。「栁谷」と書いている。柳谷観音 楊谷寺のこと?
楊谷寺裏参道沿いにあったものを、五辻の常夜灯として復活させたそう。なるほど。
住宅街を歩いていると、向日神社の看板が!何だか文字がおどろおどろしい。
住宅街の中に溶け込んでいた向日神社。
緩やかな坂道の参道。まだそれほど赤くはない。
水の出ない手水。
うさぎの絵馬が!来年は辰の絵馬を撮りに行くことにしている。正月恒例行事だ。
本殿では、七五三の子供が祈祷を受けていた。
本殿周辺の森を歩く。木漏れ日で、苔があって、静かで、とても落ち着くスポットだ。
写真を撮り損ねてしまったが、反対側から階段で降りられるようだった。そして、街が見渡せるくらい高い場所にいることも今知った。
せっかくだから階段を降りようかと考えたけれど、そこから西向日駅へ戻るまでの道のりが長くなりそうだったのでやめた。
本殿の周りを1周する。渡り廊下のアーチが美しい。
近くには向日市天文館もある。プラネタリウムも見られる。プラネタリウム、久々に見たい……。私は時々宇宙を感じたくなる。「宇宙って壮大だなぁ!!」と思いたくなる時がたまにある。
入った場所から出て、西向日駅へ戻る。あと1週間待てば見頃だったのかなぁ。
住宅街の中に、史跡長岡宮跡があった。せっかくだし見ていこうか。
目的の場所を楽しみつつ、偶然見つけた場所へぶらりと立ち寄るのが、一人旅の醍醐味である。
「跡」なので今は何も無いが、昔は確かに存在していた。
西向日駅周辺。向日市に長岡宮があったのを知ることができた。京都巡りは勉強にもなる。
長岡天満宮(花灯路)
夕方、再び長岡天満宮へ向かう。ライトアップイベントが開催されるからだ。しかも花灯路である。花灯路イベントが好きな私は、今回のイベントを楽しみにしていた。
長岡天満宮がちょうど西向きにあるので、夕焼けと一緒に撮れた。
花灯路の行灯が、優しく道を照らす。
橋と月と夜空。絶景なので、橋の上で見入っている人もいた。
澄んだ夜空。
鳥居と花灯路と月。休日の晩なのにちょうど誰もいなかった。
輝きに満ちた空間!!ほぼ誰もいなかった。運が良い。
錦景苑。思っていた通りの絶景がそこにあった。撮るのに夢中になっていた。どの角度で撮るのがベストなのか、何を中心に写すのかを考えながら、ベストショットを探していた。
ちょうど行灯近くで撮ったからか、ものすごく発光している写真も撮れた。偶然で撮れる写真がベストだと感じる時もある。
参拝を済ます。提灯に描かれた花は何の花だろう?調べてみたら、梅だっだ。そういえば北野天満宮は梅の名所だ。
この歌は、菅原道真が大宰府へ左遷になった時に詠んだものだ。道真は梅をこよなく愛していたそうだ。
左遷されて戻れぬまま亡くなった道真だったが、後世の人々が道真の梅への想いを引き継いで、現代にまで残されている。少し羨ましいと思った。
ここ長岡天満宮でも梅を見ることができる。冬にも行きたくなってきた。
建物の連なりとリフレクション。
鳥居。そういえば鳥居の下の方に、梅の絵が描かれている。
まとめ
京都市外の紅葉も素晴らしい。そして穴場である。訪れた日がまだ見頃ではなかったので、混雑もなく回ることができた。
とはいえ、見頃の時期にも訪れたいという気持ちもあった。また数年後、リベンジ紅葉巡りをするかもしれない。
長岡天満宮は、今年の4月に既に行っていた。その京都巡りnoteは下書き状態のまま残っている。キリシマツツジの咲く頃に投稿できればいいなと思う。
過去の京都紅葉巡りはこちらから⬇
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