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【道具紹介】図案写しの道具③トレース台を使用した図案写し

こんにちは、はなこまちです❀

数回に分けて投稿している図案写しの道具紹介。


本日はトレース台を使用した図案写しの道具一式をご紹介します。

トレース台とは主に絵の複写に使用されるもので、光を当てて下絵を透過することで絵を写せます。
元はイラストレーターさんや漫画家さんが活用している道具のようです。
しかし、商品レビューには「刺繍の図案写しのために購入しました。」とコメントがあったり、トレース台を紹介されている刺繍作家さんがいらっしゃったりと、いつの頃からか刺繍の図案を写す道具として活用されています。

使用している道具はこちら。

楽天やAmazonで「トレース台」と検索するとたくさんの商品がヒットしますが、私はA4サイズ・光量3段回調整のものを購入しました。

とても薄く、戸棚にもスポット入るサイズ感が収納に便利です。

「トレース台」と検索して比較的安価なものを使用していますが、
今のところ十分な機能であると感じています。

図案と布をマスキングテープで固定。
3段回調整のMAXの光量で図案を写しています。

オックスの布(白地)の下に図案。
下から光を当てていないとこんな感じ。
うっすらと透けて見えますが、細かい部分が見えません。
光量MAXで当てるとこんな感じ。
イチョウの葉に描いたガイドラインも見えます。
ここまで見えていると図案写しもスムーズです。

こんな感じで、図案をはっきり写した状態で図案写しが可能です。

布に直接線を描けるので、図案がどれほど写されたのか、線が見えにくくないか確認しながら図案写しができるのもメリット。

初心者の方も挑戦しやすい図案写しの方法です。


図案を写す際使用しているのはチャコパーやフリクションボールペン。
こちらのペン類は次回ご紹介します。


トレース台を使用した図案写しの弱点として、布が厚い・布の色が濃いなど光を通しにくい場合は図案写しが難しいです。

光量MAX・オックス生地の同条件で比較するとこんな感じ↓

緑は全く図案が見えません。

このように図案写しにも得意不得意があるので、2パターンくらい図案写しの手段を持っておくと柔軟に対応できます。

私の場合は、
・トレース台を使用した図案写し
・チャコペーパーを使用した図案写し
の2パターンで今のところ困ったことはありません。

私自身最初の頃は図案写しが苦手だったのですが、刺繍をすればするほど綺麗に図案を写せるというのはかなり刺繍の仕上がりに影響するのだなと実感しています。

ぜひ色々試してご自身に合った図案写し方法を見つけてくださいね。

私もまだ試せていない図案写しの方法がいくつかあります。
今後試してみて、またご紹介出来たらいいなと考えております。


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