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私のハンドメイドのルーツ

おはようございます、はなこまちです❀

たまには朝更新してみました。

そしてふと語りたくなった私のルーツ。

今まで全くご縁がないと思っていた「ハンドメイド」というジャンルに突然飛び込んだように感じていましたが、全然突然じゃないやって思ったのでnoteに書いておきます。


そもそも私の母も祖父母も手先は器用でした。

祖母は縫製工場で仕事をしていて、休みの日は編み物。

曾祖母も編み物や端切れを使ってフクロウなどの人形を作っていました。

その横で小さい私は一緒に巾着を作ったり、お手玉を作ったり、マフラーを編んだり。

そう思うと、休みの日にもの創りをしているってかなり身近です。


なによりハンドメイドにおいて私のルーツになっているのは母だと思います。

母は、革でお財布やポーチを作って販売していました。

もう10年以上も前の話です。

それはもう丁寧に。時間をかけて。
採算合うの?ってくらい丁寧に作品作りをします。

私が進学するお祝いには手作りのリュックや、革で作った財布をプレゼントしてくれました。

お財布はカード入れが1つなんですよ!

私があまり整理整頓できない性格なのをわかっていて、たくさんカード入れを作らずに1つにしたんですって。

まったくその通りで母とは恐ろしいほど子供を見ているものです。


だから、私は

ハンドメイドにどれだけ時間や労力がかかるのか。

どれだけ気持ちが込められているのか。

作家さんの探求心やアイディア力。

をずーーっと身近で見ていたんですよね。

今思えば母のお財布の値段は安かったように思います。

「ちゃんと原価計算して、原価の3倍いただくようにはしている」と言っていたけど、たぶん人件費含んでなかったと思う。


じゃあなんで私はずっと「何かを創る」という趣味がなかったかと言うと、嫌な思い出もあるからですね。

母と何かつくろうとすると、「ここは違う!」「もっと丁寧にやったら?」と横からチャチャが入ります。

初めてなんだから「楽しく」でいいじゃん!とは思うんですが、母の職人魂に火がつくんでしょうね(笑)

あと、母が帰ってきて「おかえり」と言ったのに「ただいま」もなく「今話したらアイディアが消えちゃう!」と挨拶を無視されて突然ノートを開いて何か黙々と描き始めたことがあって、いまだにショックで覚えています。

今になると、アイディアって大事だし、作家にとってそれは本当に宝なんだなと理解はできるのですが。

横からチャチャ入れられれば面白くないし、何かに熱中しすぎて挨拶も返せないならやらないって思ったのを覚えています。


短所を長所に、長所を短所に。
いい意味でも悪い意味でも熱中しすぎるのが母の性格のようです。


それでも母に作ってもらったリュックは3年間ほころびすらなく使えたし、大きめに作ってあったので荷物もたくさん入って助かりました。

作ってくれた財布は10年以上使い続けて、とてもいい味を出した手に馴染む財布になりました。

とても素晴らしい職人仕事をしていたのだと思います。


実は、母とはもう4年も連絡を取っていません。

両親は離婚しているし、加熱しやすい母とのんびり屋の私はなかなか折り合いも悪くて。

だんだん連絡を取れなくなっていました。


でも結局は親子って似るんですかね。私も今ハンドメイドをしています。

あの頃の母の事、今ならちょっと理解できます。

それでも長い間連絡を取っていないと、なかなか連絡しずらいもの。

地元のハンドメイドイベントに出店したら、「寄ってみない?」と声をかけようと思います。

それくらいしないと勇気が出ないんです。


私のハンドメイドのルーツは母であり、ハンドメイドに踏み出せなかった一因も母である。

随分と母に影響を受けてきました。

少し離れてやっと自分の好きを自覚した時、私もやっぱりもの創りが好きでした。

だから今、私は楽しく刺繍ができています。


なんだかちょっぴり重い話ですみません。
とっても個人の話すぎて、こんな話していいんか?!と思いながら書いてます(苦笑)


今後の一つの目標。地元のハンドメイドイベントに出店することです!

頑張るぞ!!!!

ということで、最後まで読んでくださってありがとうございます!

それでは、また~


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