hanakoma10252014

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最近の記事

故郷への凱旋公演!〔兵庫県姫路市〕

 「花まつり」行事の一環として毎年伺うお寺での公演でした。「こまの会」の皆さん4人に、「花こま」の新メンバーも加わり、心機一転公演に挑みました。「花こま代表」がこのお寺のある地域の小学校、中学校を卒業した事を知った子ども達は「え~!」と、はるか昔の先輩にも関わらず、驚きと共に会場に不思議な親近感が生まれました。また「こまの会」から4人も参加して下さった事で、厚みのある和楽器オーケストラの様な演奏ができて、とても良かったです。「背柱式車人形」への子ども達の興味は尽きない様で、公

    • 「花こまと共に歩む会」総会を開催!〔兵庫県姫路市〕

       昨年の総会以来、この間一番の衝撃は、「花こま」代表の急逝でした。昨年2月に就任し、これからという時だったのに、あっという間の出来事で、代表が欠けるという大変さを噛み締める大きな出来事でした。そんな私達に、姫路民族音楽教室「こまの会」の皆さんをはじめ、沢山の方々からご支援を頂き、その後の公演を何とか続ける事ができました。この間、皆様には大変ご心配をお掛け致しましたが、新体制「花こま」で心新たに邁進して行く決意として「新代表」「新準座員」を発表させて頂きました。また、改良された

      • 宍粟労音創立45周年おめでとうございます!〔兵庫県宍粟市〕

         私達が創立5周年で上演した「新曲さんしょう太夫」ですが、皆さんのお蔭で36年もの間上演し続ける事ができました。宍粟労音の皆さんと一緒になって、宍粟各地に残っていた古い舞台を利用して「新曲さんしょう太夫」を何度も何度も上演させて頂きました。会員の皆さんがお住いの地域にある公民館や個人の家でも公演をさせて頂きました。またこの日は、子ども達も参加しての「生命(いのち)の詩(うた)」演奏も加わり、「花こま」創立以来、一杯お世話になった宍粟労音に感謝し、私達のお祝い演奏とさせて頂きま

        • 継続という積み重ね!〔沖縄県恩納村〕

           昨年、恩納村で活動するサークルが社会福祉協議会の会場を借りて公演したところ大好評で、今年は地元の「エコ・キッズ」(地域の環境を大切にする活動をしている会)と社協が共同で公演を準備して下さいました。会場には赤ちゃんから高齢者まで100人が参加し、一体となって楽しんで下さいました。海外から来られ方は「ゆっくりとした時間が流れていて、とても良かった!」と感想を頂き、インドから来られている家族は皆さん積極的に舞台に参加して下さいました。公演後、社協から「来年は障碍者も一緒になった公

        故郷への凱旋公演!〔兵庫県姫路市〕

          庶民の伝統芸能を心から堪能!〔沖縄県読谷村〕

           何という事でしょう!平日にも関わらず、沢山の保護者の皆さんがお集まりになりました!子ども達から大人まで入り交り、さながら演芸場の様相です!生の伝統芸能を見たい!という要望なのか、それともたまたまなのか?半信半疑のまま、演目が次々と進んでいきました。「これまで1回も笑顔を見た事の無かった方が笑っていたよ!」子ども達以上に親御さんの集中力がすごかったみたいです!湯気が上がっているもち米を見て「本当に餅を搗くみたいよ!」先生の静止も振り切って、思わず周りのママ友と会話が弾み、会場

          庶民の伝統芸能を心から堪能!〔沖縄県読谷村〕

          とにかく明るく元気な子ども達!〔沖縄県南城市〕

           毎年呼んで下さるこども園です。園児も先生も、年に一度の花こま公演をとても心待ちにして下さっています。演目の中でも欠かせないのは獅子舞で、0~5歳児まで全員の頭を噛みにまわります。泣き叫ぶ園児を先生がしっかりと抱きしめ、一人残らず噛んでもらう姿はとても微笑ましく、園児の幸せを願う思いにあふれています。また、お餅つきは「待ってました!」と言わんばかりに大いに盛り上がり、先生と園児の力強い餅つきで、月桃の葉にきな粉餅を載せて頂きました!終演後、園児の皆さんが、とっても元気で明るい

          とにかく明るく元気な子ども達!〔沖縄県南城市〕

          加代さんデビュー!〔沖縄県南城市〕

           私が初めて車人形での「谷茶前」を演じた公演です。子ども達とその家族、職員の方合わせて60~70名の参加でした。「谷茶前」では、初めて見る車人形に子ども達は興味津々で、スマホや写真、動画を撮影したり、手を振ったり、子ども達の素直な表情が緊張していた私をリラックスさせてくれました。寿獅子でも驚きや笑い声もあり、子どもも大人も頭を噛んでもらい大満足でした!餅つきでは、大人のパワー全開で搗き上げたとても美味しいお餅を皆で口いっぱいに頬ばりました!公演後の片付けの最中、一人の小学生が

          加代さんデビュー!〔沖縄県南城市〕

          つばさちゃんデビュー!〔沖縄県豊見城市〕

           主催者の細かい配慮と受け入れの中、2人目の仲間がやって来ました!今日は「人形谷茶前」つばさちゃんデビューの日です!地元の子ども達、お父さん、お母さん、お爺ちゃんにお婆ちゃんが集まって来られました!今日は木の床なので、何より動き安い!車人形にとっては格好の場です!人形が舞台に出て行くと、皆さんの視線が人形にくぎ付けで、笑顔が自然とこぼれます!公演後、「身も心も元気になりました!」「人形の踊りとっても良かったよ!」人形初舞台のつばさちゃんにとって嬉しいデビューとなりました!「お

          つばさちゃんデビュー!〔沖縄県豊見城市〕

          「伝統」を教え続けたい!〔沖縄県沖縄市〕

           昨年、幼稚園で見て下さった先生が小学校に転任となり、その時の公演がとても良かったので、ぜひもう一度お願いしたいという話から、今回の公演となりました。「人形谷茶前」「獅子舞」「もちつき」「玉すだれ」どれを取っても、日頃直接触れる事の無い「芸能」ばかりです。先生は子ども達に「伝統」を教え続けたいと言われます。それは感じた事を具体的に表す心なのかと思います。今日は参観日だったので、お母さんお父さんも一緒になって楽しみました。「デジタル時代」の中、いわゆる「アナログ文化」に堪能した

          「伝統」を教え続けたい!〔沖縄県沖縄市〕

          流れる見事な手裁きに感動!〔沖縄県沖縄市〕

           10年以上も前になりますが、先代の園長先生の時分に、市内にある無認可保育園が一緒になって取り組んで下さったのがきっかけで、その後のお付き合いとなっています。この間、途中コロナ禍もあり、園舎も新しくなり、園長先生も息子さんの代となって、理事長先生として久し振りに迎えて下さいました。「獅子舞などは、テレビとかで見て知ってはいますが、こういう時でしかなかなか見る事はできません!」と言われる先生です。今回、公演が進むにつれてどんどんと盛り上がり、終盤の餅つきの時にはお祭り騒ぎの様に

          流れる見事な手裁きに感動!〔沖縄県沖縄市〕

          「コロナ禍」を経ての「日常」!〔兵庫県養父市〕

           「コロナ禍」前まで、毎年「交通安全・防犯餅つき」が行われていました。今年は4年ぶりに復活し、「もちつきばやし」で3臼を搗き上げました。これまでは、「特別な日の行事」として地域の高齢者と一緒に餅つきをしていましたが、「行事」ではなく「日常」として行っていこうという事で、今回の「餅つき」もその一環として行われました。誰かを特別に招待するのではなく、園長先生と保育士の皆さんや子ども達で「餅」を搗き上げました。いつも暖かく元気に迎えて下さり、見送りは子ども達と一緒に「ありがとうござ

          「コロナ禍」を経ての「日常」!〔兵庫県養父市〕

          世代を超えて交流を求める思い!〔兵庫県姫路市〕

           地元の皆さんが長年愛用されてきた集会所が今回の会場です。役員の皆さんが、朝早くから公演しやすいように片付けや掃除をして下さいました。同じ校区にあるお寺の花まつり行事での花こま公演がご縁となって、今回の公演へと繋がりました。子ども会のご家族を始め、自治会の皆さんも参加されました。今回参加して下さった方々は、子ども会の会長さんご家族を含めて、花こまを初めてご覧頂く方がほとんどで、とても新鮮な公演となりました。南京玉すだれ、お餅つきに子ども達から大人までご参加頂き、世代を超えた交

          世代を超えて交流を求める思い!〔兵庫県姫路市〕

          こんなところでも伝統芸能!〔兵庫県加西市〕

           以前、保育所で長年お世話になっていましたが、コロナ感染症流行で中断してから久し振りに声を掛けて頂きました。今回は、副園長のご主人が住職を務めるお寺から初めて声を掛けて頂きました。清楚な佇まいで、中に入ると何故か心が穏やかになる感じがして、歴史を感じさせる落ち着きがあるお寺の本堂で公演させて頂きました。檀家さんが対象でしたが、八丈島太鼓の時は皆さんの表情が固い感じでした。南京玉すだれで女性親子の方が出演して下さり、会場が一気にほぐれた感じになり、一体感が生まれとてもいい雰囲気

          こんなところでも伝統芸能!〔兵庫県加西市〕

          「こまの会」への感謝と共に!〔兵庫県姫路市〕

           昨年は、発足45周年を迎え、私達と共に記念演奏会を行った姫路民族音楽研究会「こまの会」第30期開講式の中で、背柱式車人形を使い上演させて頂きました。まだ「花こま」が旗揚げする以前、姫路労音が提唱する民族音楽運動として参加したのがすべての始まりでした。「こまの会」への参加により、日本や世界の様々な伝統音楽と出会わせて頂きました。そして、ひたすら稽古に打ち込み、研鑽を積ませて頂きました。伝統芸能の右も左も分からなかったところから、色んな経験を積ませて頂き、その後「花こま」として

          「こまの会」への感謝と共に!〔兵庫県姫路市〕

          公演ごとの工夫と成果!〔兵庫県姫路市〕

           2歳位までの子どもを育てているお母さん親子30組が参加の公演です。新年行事「花こま公演」がとても好評で、嬉しい事にキャンセル待ちも出るとの事です。毎年お母さん達に「玉すだれ」に挑戦して頂いています。以前は、挑戦するのに遠慮がちでしたが、今では来年は誰がやるか楽しみとなる雰囲気へと変わって来ています。「こまの会」橋本さゆみさんの琴と歌も公演ごとに工夫があり、今回は「雪やこんこ」「豆まき」「大きな栗の木の下で」「チューリップ」を一緒に歌いましたが、「豆まき」の時には「鬼の面」が

          公演ごとの工夫と成果!〔兵庫県姫路市〕

          人間が持つ観念というもの!〔兵庫県姫路市〕

           こちらの保育園では、新年行事の一つとして私達を取り上げて下さっておられます。遥か昔より、区切り、節として、節目節目に重きを置いて、芸能、儀式に託して、疫病の無い、健全な生活を送る事を願い続けて来ました。そこに、人間が持つ観念という面白さを感じます。暦、カレンダーが無ければ、今は一体いつなのか分かりません。ある時、昼夜の長さが同じ日がある事を認識し、それを基準に、昼が長くなったり、夜が長くなったり。星座の位置が変わったり、花が咲いたり、気温が上がったり下がったり、自然の移ろい

          人間が持つ観念というもの!〔兵庫県姫路市〕