見出し画像

プリン・ア・ラ・モードに会いにゆく~No.25「MONZ CAFE門前仲町店」~

2019年4月15日訪問

最近、仏像彫刻展ばかり観に博物館へ行っている。私の中では今、何度目かの仏教及び仏像ブームなのである。小さい頃、通っていた保育園は大きな寺の敷地内にあった。20代の頃、好きな小説家の作品の中に出てきた親鸞の「歎異抄」に興味を持って読んでみた。父と母も亡くなり、眼の病気もした。年代的にさもありなん、なハマり方である。やれご利益だのパワースポットだのというのはあんまり興味がなく、ただただ会いにいきたい…あれ?プリン・ア・ラ・モードに対する気持ちと同じかも。

この日行ったのは門前仲町。地獄絵のレプリカが見られるえんま堂。

そして深川不動尊。

…「神さま仏さまに会いにゆく」シリーズも追加した方がいいだろうか?などと、これまた本人以外はどうでもよいことを考えながらお目当てのカフェに向かう。お店は、深川不動の参道にある。とても今風の外観。

お店のホームページによると、もともとは甘酒屋さんだったそう。この時は店内が混んでいたので撮影は自重したが、ナチュラルでとても落ち着いた内装だった。おしゃれカフェなので当然の様に禁煙。赤ちゃん連れてお茶してる方も居た。

すごく今どきっぽいビジュアルのプリン・ア・ラ・モード。とっても“映える”のに、ポンコツ眼のポンコツスマホではちっともキレイにとってあげられなくて大変申し訳ない。とにかくグラスの中にはフルーツがたくさん!おそらく季節によって変わるだろうが、この日はいちご、スタールビーグレープフルーツ、ぶどう、キウィ、パイナップル。そしてハチミツ漬け?のアーモンドとクルミ。すごい。このラインナップで「なんかヘルシー(はあと)」と錯覚してしまいそうだが、上にはアイスも生クリームもプリンも載っているのだ!騙されてはいけない!!アイスも生クリームもプリンも美味しいのだが、ここでジレンマ。この構造だとアイスやプリンをかなり食べてしまってからでないと、下のフルーツが食べられない…欲張りな私としては、満遍なくちょっとずつ食べたい…不器用だし。香りの良いコーヒーを飲みながらふと窓の外に目を向けると、お向かいさんは結構年季の入ってそうな仏具屋さん。こういうの好きだなあ、などと思っているとにわかに鳴り渡る…これは、ほら貝?!あれよあれよという間に表の参道をお坊様達がお寺に向かって歩いていく。どうやら、一日に何回か護摩法要があるらしく、参道から練り歩くとこから始まるらしい。外国人観光客の方がカメラを持ってたくさん後から着いてゆく。私もちょっと見てみたくなって、つられてお店を出てしまった。今度はもう少しゆっくり滞在したい。写真も撮りなおしたいな…。プリン・ア・ラ・モードのお値段は800円(税込・訪問時)

★MONZ CAFE 門前仲町店
東京都江東区富岡1-14-5
最寄り駅:東京メトロ東西線 門前仲町駅

貴方のサポートが、プリン・ア・ラ・モード保全運動(?)の力になります。 次は貴方の街のプリン・ア・ラ・モードに会いにゆくかも?!