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会計事務所職員だけど税務はそんなに興味がない

こんにちは。会計事務所に勤務する、産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの華子です。

いきなりのカミングアウトすみません。
本業の会計について思う事を。
同じ仲間いたら嬉しい。

なぜ興味がないのか

私がそんなに興味がないと言うのはどの部分かと言うと、税法部分です。
所得税、法人税、消費税、相続税・・。

普段の取引を入力して、期中利益を予測し節税対策、期限内に申告する。
私も監査員、もちろん仕事なので行いますが、ここの知識を高めたいと思えない自分がおります。ぽつんとおります。

たまに後輩から税法の質問をされる事があって、調べないと分からないようなものを投げられると、本当に申し訳なくなります。
他の人に聞いてもらったり、一緒に調べたりもしますが、その結果すら時間がたつと忘れるくらいです。

(ごめんよ・・税法に興味が持てない先輩で。ポンコツで申し訳ない・・)

と心の中で思って、自己肯定感が下がります。

いじいじ

なぜ興味が持てないかというと理由が2つあります。

①決定した数字に対する作業だから

私は、会社は過去会計と未来会計という2つの側面からアプローチしていく事が絶対に必須だと思っています。

過去会計・・起こった取引を正しく記録し申告をする為のもの。
未来会計・・未来にどうなりたいかを描き、現状とのギャップから逆算して計画を立てて行うもの。


この決定した数字に対する作業=過去会計です。
もう出ちゃっている売上や利益に対する結果の計算をするという事に対して、私は作業にしか感じられないという気持ちなのです。

もちろん絶対に必要だし、その為に税理士という専門性の高い職業があります。
豊富な知識もありますし、税制などを使えば税額だって安くできる、それはお客様にも喜ばれます。


なので、これは自分が会計業界で働くにあたって、お客様に対してどの部分でやりがいをもっているのかで変わると思います。

私は未来会計の部分で、理想を実現するためにはじゃあ何をしましょうか、課題はなんでしょうか、どこを改善しましょうか、そしてそれが達成できたら一緒に喜びたいです。そこが一番やりがいを感じる部分だから。

私のようなやつもいれば、税務会計を通じて数字の重要性を知ってもらう事で会社の存続発展に役立ちたいという方もいるはずです。

②テストのようなものに感じるから

法人税申告書を作成して税務署に提出する、当たり前ですが必ず「ジャッジ」があります。

答えがあるのはある意味楽なのでしょうが、正解があるという事はこの通りにしてくださいと強制されるようなもの。
テストのように感じてしまって、部分点ももらえない。
間違っていたらダメ出しをされます。

ここで求められるのは、良いところを挙げましょうではなく、いかに間違いをなくすかです。
加点方式じゃなく、減点方式。

そして性格的要因もありますが、私は細かい数字のチェックも好きではなく、コツコツ毎日同じルーティン業務で仕事をするよりも、所外でお客様と話したり、①でどうしたら良くなるかを一緒に考えてサポートしていきたいタイプです。
(高3では、数学が嫌すぎて理系から文転したくらいです。)

数字全般が嫌いかというとそうではなく、実は財務分析等は好きです。
なので、損益分岐点とか労働分配率とか経営の改善につながる数字は苦にならないんですよね。

まとめ

まとめられるのだろうか・・。
色々勝手な事を言ってきましたけれども、最初の通り、私は過去会計と未来会計は両輪でどちらも会社には必要なものだと思います。
よって、どちらが偉いとかは全く思っていないです。
その中でも私個人の能力が生かせるのは税務以外の部分であって、それを模索しながら日々働いているよという、そんな思いが伝われば嬉しいです。

#私の仕事

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