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第78話 足りないスキル

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足の酷い浮腫と闘いながら、営業事務の仕事をしていました。
タッチタイピングは出来ても、パソコンのスキルが足りなすぎました。
修練の日々です。

私はその人材派遣会社の派遣される側ではなく、派遣する為の書類作成を。
ひたすら書類作成をし、派遣する会社宛に封筒を印刷します。ズレたりし、封筒を勿体無くすること何度か。コピー機と格闘です。

何しろ前の職場は7人程度で、今度は300人以上の会社です。何もかもが違います。
朝はFAXを見て、派遣された人がどれだけその日に休んだかを確認するのも仕事でした。
部署ごとに持ち回りで朝の掃除もしていました。

動いていられる時間はとても楽でした。
あんなにパソコンとにらめっこするなんてね。新しい事を覚える楽しさを感じる余裕なんて無かったです。
先輩の机にはファイルの山!分からない事を聞くのも忙しそうで申し訳ないのです。

中部国際空港から千歳空港へ
友人2人に会いに行きました!雲の上はいつも晴れ!

いかに自分にスキルが無く、営業事務になると知らなかったとはいえ、無謀な事をしたとつくづく思うのでした。
そして前の職場は年上の人ばかりで、見守られている安心感があり、今の職場の違いを感じていました。

元気でいられたのは3ヶ月くらいでした。あっという間に質問する元気が無くなりました。
そして元気の無さと透析の為の血管であるシャント手術が重なり、それを境に会社へ行かなくなりました。

完全に心の電池切れです。
手術の傷を消毒しながら、辞める方法を考えていました。
先輩から「これお願いします。」と言われて受け取ってみても、やり方を教えてもくれずに自分の席へ行ってしまうのです。

『使えないから辞めてくれる?』とは言えないんでしょうね。私から辞めないといけない方へ、追い込まれていました。
3ヶ月後くらいでしたか、勇気を振り絞って出社してみれば、新しい人が先輩とマンツーマンで仕事をしていました。この違い。。。失望。

人事の人に呼ばれました。
「イジメがあったとの報告が来たけど、本当にありましたか?あったなら、こちらの教育不足ですから。」
先輩をチラ見すると、目が合いました。
私は人事の人に首を振り、そのまま辞表を書くことにしました。一身上の都合により~です。

1番初めの自分の選択ミスで営業事務になったとはいえ、もう気力は無くなりました。
先輩は結婚したばかりでした。将来、子供ができたら仕事の出来ない人は、追い出していいと教えるのでしょうか?

もう、どうでもいいですけど。
ありがとうございました。
さよなら。



心の充電しようね。
自分を取り戻すことからだよ。
大好きな森林浴とか、お散歩しておいでね。

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