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40歳過ぎたら、朝、たんぱく質10gをちょい足し
◆40歳は筋肉の曲がり角
「サルコペニア」という言葉をご存知ですか。
サルコペニアとは「加齢による筋肉量の減少」のことです。
10代、20代は筋肉の上り坂ですが、どれだけ頑張っても、
40歳を過ぎると下り坂になります。
日本プロ野球史上、最強のレジェンドと言われるイチローさんを例にとってみましょう。
21歳から開花して、日米でヒットを打ちまくりました。
31歳の時には、年間262安打で大リーグの最多安打記録を更新し、
この記録は現在も破られていません。
陰りが見えてきたのは40歳を過ぎてからです。
それまで打っていた、年間200本近くのヒットが打てなくなってきました。
たぐいまれな才能をもち、人並みならぬ努力を重ねたイチローさんですが、歳にはかないません。
![](https://assets.st-note.com/img/1649503577255-Ky59sDhdsr.jpg?width=800)
40歳を過ぎると、年々筋肉量は減ってきます。
筋トレをしているのに、プロテインを摂っているのに、
筋肉量が増えないということを経験します。
どうすれば筋肉が増えるのでしょうか。
◆「朝たん」で、筋肉アップ
NHKの人気番組『ガッテン!』で紹介されたのが、「朝たん」です。
「朝たん」とは、「朝ごはん、たんぱく質」の略で、
朝食にタンパク質をプラス10g摂りましょうという対策法です。
なぜ、運動しているのに筋肉がつかないのか。
寝ている間に筋肉が分解されているからです。
筋肉の材料はたんぱく質です。
肉や魚のたんぱく質を食べたからといって、
それがそのまま筋肉になるのではありません。
食べたたんぱく質はアミノ酸に分解され、
アミノ酸を原料に筋肉が作られます。
一方、アミノ酸は筋肉以外にも、内臓、免疫、ホルモンの材料でもあります。時にエネルギーとしても使われます。
アミノ酸は引っ張りだこで、寝ている間も、体は絶えずアミノ酸を必要としています。
ところが、夜間はアミノ酸が補給されないため、
体は筋肉をアミノ酸に分解し、体の機能を維持しようとします。
つまり、朝、たんぱく質をしっかり摂らないと、
筋肉が減ってしまうのです。
◆たんぱく質を10gちょい足ししよう
たんぱく質は3食で20gずつ均等にとることが理想です。
一般的な日本人の朝食では、たんぱく質があと10g足りていないそうです。
どうすれば、あと10g、たんぱく質を摂ることができるのでしょうか。
番組の「朝たんカード」を参考にまとめてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1649503967034-KeYw7zUgvv.jpg?width=800)
ちょい足しで10g、何とかなりそうです。
参考資料
NHK番組『ガッテン!』:「筋肉増強☆魔法の言葉 今こそ“朝たん”だっ!!!!!SP」,2021年11月17日放送
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