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【グッドモーニング!トライフル】から始まる鮮やかな1日を|「ハーブ&アロマ」香る暮らし

緊急事態宣言が延長され「まだ続くのねぇ」と思いつつも、いつのまにかこの新しい生活様式に慣れた自分がいます。とはいえ、私の料理教室はほぼ1年お休み、引き続きアンティークフェアや骨董市も中止。そもそもイギリスへアンティークの買付けに行けないので、もぅ大変、それはそれは不自由です。

私のお仕事的コロナ対策としては、まず早々にアンティークとの相性も良い「現行品」の商品を増やしました。そしてウェブショップの更新頻度を高め、料理のインスタライブを毎週行い、「食器」と「料理」で皆さんにおうち時間を楽しんで頂く工夫をしました。

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我ながら「良い身の振り方」だったと感心してしまうのですが(自画自賛バンザイ)、これって不自由な環境下だったからこそ、知恵と工夫が生まれたってこと。今までとは違った「あー!こういうやり方もあるのね!」と気付き、ある意味では「自由さ」さえ感じたのです。

プライベートでも、今まで作ったことのない料理に挑戦してみたり、本を読み漁ったり、とても充実した時間を過ごしています。人付き合いに「前のめり」でない私には「密を避けるため面倒な集まりがない」のもラッキー!なんちゃって。

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「捉え方」とか「感じ方」って人それぞれで結構!と思うのですが、もし「お気楽」に生きたいのなら、過度な「ネガティブ思考」は考えもの。

コロナに関しても、「かかったらどうしよう」とか「もう怖くて一歩も外に出られないわ」という「怒り」や「悲しみ」を軸にした考え方だと、ストレスから鬱病や身体の他の部分に支障をきたす恐れがあります。

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ストレスを強く感じやすい人の傾向として「ネガティブな思考」「完璧主義」「几帳面」など。良いのやら悪いのやら、私にはどれも当てはまりません。とほほ。

逆に「ポジティブな思考」は、自律神経のバランスを整え、免疫力アップに良い影響をもたらします。私、かれこれ10年くらい風邪をひいていません。ちょっと具合が悪いかな?と思っても、昔から母に「気のせいでしょ!」と一喝されおしまい。確かに気のせいかもと思い、すぐに治ります。「病は気から」ってやつかしら?

「馬鹿は風邪引かない」と言う諺がありますが、もし「お馬鹿(鈍感な人)」=「のんびりした性格であまり深く考え込まないタイプの人間」だとしたら納得!

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素晴らしいことに「ポジティブな思考」は、創造性を高め、学びの機会を増やし、対処能力を高めてくれます。思考のパターン「捉え方」が増えることで、様々なシチュエーションに対応することができるのです。

「捉え方」が感情を決め、自分が生きる世界を創るようなもの。要は「捉え方」で人生の幸福度が変わるって事。綾小路きみまろも言っていますよ「しょせん幸せなんて、自己申告。」と!

例えばね、家で可愛がっていたペットが亡くなったときにどう捉えるか。

よく耳にするのが、「死んだら悲しいからもうペットは飼いたくない」という言葉。長年連れ添った家族ですもの。そりゃ悲しいですよね。でもね、生き物が死ぬってのは自然の摂理、しょうがないのよ。

もちろん悲しみの感情をきちんと消化するプロセスはとっても大事、それは人によって費やす時間が異なるのは当たり前よね。

でもね、もっとこうしてあげたかったとか、もっと一緒にいたかったとか、死んでしまったことへの「後悔」の念にフォーカスするのでは本末転倒。

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一緒に過ごしたかけがえのない時間や、自分の家に来てくれた偶然に「感謝」することが大切です。心を「愛」で満たすことが、平安に繋がるのではないでしょうか?

天国や極楽浄土、宇宙、どこでもいいから自分が信頼する思想や宗教の「あちらの世界」に旅立ち、心地の良い場所でのんびり休んでおくれ。シーユーアゲイン!と思いましょうよ。

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綺麗ごとかもしれませんが、それ以外に方法はないでしょう?

時として自分の意志とは裏腹に物事は起こります。だから何事も広い心で受け止め、前向きに捉えたい。と心がけています。実践できているかは別としてね♡

さて、あなたにとっておうち時間は、不自由でつまらない?それとも、今までにない自分を発見する機会になったかしら?人生を楽しく過ごしたいのなら、まだ間に合います、後者を選択しましょう。

人は急には変われませんから、小さなステップから。まずは1日の始まり「朝」を気持ち良く、ポジティブにスタートして、免疫力もイケイケにアップ!そんな朝には「グッドモーニング!トライフル」がオススメです。

そもそも「トライフル」とは

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トライフルとはイギリスで生まれたデザートです。イメージはパフェのようなもの。その歴史は古く、初めてトライフルのレシピが紹介されたのは1596年。時代と共に改良され、現在の一般的なトライフルはスポンジケーキ、生クリーム、カスタードクリーム、フルーツ等を重ねてガラスの器に層状にしていきます。欧米ではトライフル用のガラス容器が売られている程ポピュラーなデザートです。

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「トライフル」の語源は「つまらない物」や「気ままなおしゃべり」。つまりトライフルは冷蔵庫にある、ありあわせの物で作る、テキトーでお気楽なデザートです。あら、アタシにピッタリ♡

今回はヨーグルトやシリアルを使い「グッドモーニング!トライフル」を作りましょう。もちろん!私の得意技「ハーブ」も使います。朝には「ローズマリー」がオススメ!今回はイチゴをローズマリーとバルサミコ酢で煮込んだジャムも作ります。見た目も美しく、とってもヘルシー。ベリーグッドなモーニングにピッタリなのです。

ローズマリーとバルサミコのストロベリージャム

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ローズマリーのスーッとした香りは、呼吸を深くして頭の中をクリアにしてくれます。アロマセラピーだけではなく、お料理にも大活躍のローズマリー。

風味が強く長時間調理しても香りが飛ばないローズマリーは、お肉やお魚などの料理の臭み消しや、アクセントとして欠かせないハーブのひとつです。デザートや、パン、フルーツ、乳製品と相性が良く世界中で愛されているハーブです。

ローズマリーはバルサミコとイチゴとの相性も抜群!こんなに単純な材料でとびきり美味しいジャムを作ることができます。

■材料

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・イチゴ(小さめ) 2パック(ヘタをとった状態で約500g)
・グラニュー糖 250g (今回はイチゴの50%) ※お好みで40%でも
・バルサミコ酢 大さじ1 1/2
・ローズマリー 適量

■作り方
①ヘタをとったイチゴと砂糖、ローズマリーをボールに入れ、混ぜる(水分が出てくるまで30分程置く)

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② ①を強めの中火にかけ、バルサミコ酢を加えて1時間弱煮込む(水分が1/3程になるまで)※灰汁は取っても取らなくてもどちらでもOK

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③ 爽やかさが欲しければ、火を止めた後お好みでレモン(分量外)を少し絞り混ぜる

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④ 瓶に出来上がったジャムを入れて出来上がり

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グッドモーニング!トライフル

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さて、ここからが今回のメインイベント!カラフルなフルーツ達を見るだけで心が踊っちゃう。美容と健康にも良い「寒天」も使ってみました。食べ応えのある腹持ちも良い朝食です。お好きな材料で作り、ぜひお気に入りを探してみてください。

■材料

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・ヨーグルト(今回はチアシード入り) 適量
・寒天(パッケージの表示通りに固める) 適量
・ジャム 適量
・グラノーラやコーンフレーク 適量
・バナナ、キウイ、イチゴなどのフルーツ 適量
・飾りのハーブ 適量

■作り方
① ガラスのカップを用意し、底にグラノーラを適量入れる

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② さらにヨーグルト、キウイなどを層状に積み重ねる(横から見て綺麗なように!)

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③ バナナや寒天、もう一度グラノーラとヨーグルトを重ねる(食感がよくなります)

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④ サイドからもジャムが見えるように盛り付け、仕上げにフルーツやグラノーラを彩りよく飾りできあがり!

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材料を積み重ねる順番に決まりはありません。ただ色味と食べたときの食感を考えて、層を作りましょう。

バタバタしがちな朝ですが、少しだけ早く起きてモーニングトライフルを作り、アツアツの紅茶を淹れたら、パーフェクトな朝の時間。洗い物が少ないのも魅力的かも?

良い朝から始まる、良い1日。トライフルを積み重ねるように、楽しくカラフルに毎日を積み重ねていきましょう。あっ!という間に素敵な1年になるはずです。ぜひお試しあれ!

creator
ルーシー恩田 @say_it_with_lucys
アンティークバイヤー / IFA認定アロマセラピスト / ITEC認定リフレクソロジスト

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20代に訪れたタイ・チャン島でのファスティング(断食)経験から、心・体・生活環境などを全体的にとらえる事により、本来の自然治癒力を高め病気に負けない体づくりを学び啓発される。会社員としてデザインの仕事をしながら英国IFAアロマセラピストの資格を取得。退職後は更なる経験と知識の向上のためイギリスへ渡り、英国ITEC認定リフレクソロジストの資格を取得。現在は家業のイギリスアンティークの買付と販売をしながら、アロマセラピスト的な視点で自家栽培の野菜とハーブを使ったお料理教室やワークショップを開催している。https://www.lucys-antique.com/


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