最愛なる兄の死から、休職に至るまで

7年前に兄を亡くした。最愛なる兄。両親よりも、重度の障がいのため言葉はないにしろ頼りにしていた兄。寿命だったのだと思う。人生を最後まで生き抜いたのだと思う。

まさに私は来月で兄が生きた年齢になろうとしている。そんな時、私自身が精神的に体調を崩した。記念日グリーフってやつかな。

兄が亡くなってから私はひたすらに走り続けてきた。お兄ちゃんのことは、もういないと思いたくなかった。どこかにいると信じたかった。だから、探し求めた。とにかくお兄ちゃんに会いたかったから。頑張っていたら会えると思ったから。頑張っても頑張ってもどこにもいなくて、ずっと探していた。「頑張ってたらお兄ちゃんに会えるよ。」っていう言葉から頑張り続けた。たぶんこの言葉は捉え間違え。

人生を最後まで生き抜いたら死後の世界で会えるという意味。今頑張ってもすぐに会えるわけじゃないのにね。
間違えるくらい居ないことがしんどかったんだろうね。探したところで急いだところで、簡単に見つからないのは分かっていのに。

頑張ったことで、実際に自分も大きく変わるきっかけは沢山得た。でも、すごく無理をしていることは気づかないまま。頑張っても会えないのが分かってきたから、今になり疲れとして出てしまった。

不安障害との診断。1か月休職します。

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