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夏の省エネモード(自分のエネルギーを)のため、マティスは見送りか……と諦めていたところ、ひょんなところから招待券を入手しました。日頃から好きなものは好きと公言しておくものですね。

ちょうど休みを取っていた日の、午前・通院、夜・歯医者の間が空いていましたので予約を。すると猛暑日の予想、ひえぇ~。
しかしですね、会期は8月20日まで。どうせずっと暑いんでしょう?土日祝は混むのでしょう?やはり平日に行くことにしました。

あっつい……

東京都美術館に着いた時、地域の(上野公園の?)放送が聞こえました。光化学スモッグ注意報が出ているとのこと、この暑さで晴れていたらそうでしょうよ、と思いつつ中へ。

日時予約制とはいえ平日でこれだけの人がいる夏休み、きっと土日はもっと混むのでしょうね。

  1. フォーヴィスムに向かって 1895-1909

  2. ラディカルな探求の時代 1914-18

  3. 並行する探求-彫刻と絵画 1913-30

  4. 人物と室内 1918-29

  5. 広がりと実験 1930-37

  6. ニースからヴァンスへ 1938-48

  7. 切り紙絵と最晩年の作品 1931-54

  8. ヴァンス・ロザリオ礼拝堂 1948-51

マティスだけの展覧会を観るのは、どうやら初めてのようです。大回顧展は20年ぶりということですから、その時は観ていなかった模様。

とはいえ、「これ観たことある」と思った絵は、アーティゾン美術館蔵だったり、〇〇美術館展で観たりはしています。覚えていたのは国立新美術館の『印象派を超えて 点描の画家たち』で、一度は点描を通っているという著名な画家の中にマティスもいました。

《豪奢、静寂、逸楽》を観ながら思い出していましたが、あの展覧会からもう10年経っていたとは……ひと昔ですね。

1階の展示室が撮影可だったと思います。お気に入りの2点だけ撮影しました。よく美術展の見方の一つに「1点買うとしたらどれ?という作品を選ぶ」がありますが、この日はこの2点にビビッときました。

《ニースの室内、シエスタ》
《眠る女性》

晩年の切り紙絵はあまり知らなかったのですが、いいなと思って美術館のミュージアムショップで手に取ったポストカードが、裏返したら実はマティスで驚いた……というのが切り紙絵だったようです。

企画展のショップには、その切り紙絵時代のモチーフの食器やらトートバッグやらTシャツやら、可愛いものが沢山あって危険でした。あまり見ているとまたお皿を買ってしまいそうだったので(素敵なのがあったんですよ~)厳選ポストカードで。

《『文芸誌ヴェルヴ』23号(1949年)表紙デザイン:マティス》
《馬、曲馬師、道化(版画シリーズ《ジャズ》より》

常設ミュージアムショップに、コラボのポストカードが増えていました。名画×ハローキティは何点かPostcrossingで送りましたが、スヌーピー×鳥獣戯画、リラックマ×浮世絵がありました。

PostcrossingのPEANUTS好きの人に……とも思ったのですが、鳥獣戯画の説明が要るし、元ネタを知っていた方が面白いよね……とアッサリ見送りましたが、企画自体は面白いですね。

外は37℃、体感39℃だったそうで(ほぼ発熱!)都心は7月の猛暑日日数の最多記録を更新してしまいましたが、館内は作品保護のため涼しくて、最後のフロアでは持参のストールを羽織りました。

東京都美術館も駅からそこそこ歩きますので、こういう日は辛いですね。
JRの公園口が一番近いでしょうが、JRの駅までが我が家からだと遠くて、結局銀座線で行きました。さくらテラスの屋上まで行くと上野の森美術館の並びに出るので、いつものようにその近道を。

その屋上から撮ったのがトップ画像です。

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