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先日、三菱一号館美術館で行われている『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ──モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』を鑑賞しました。

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もう、美術展も映画料金並みですね……というわけで、マジックアワーチケットという、第二水曜日の17時以降はお安くなるチケットの争奪戦に参戦し、無事に購入できました。

この時期の17時はもう暗いので、予約した時間になると暗がりから人がワラワラ集まってきました。それがなんだかおかしかったのですが、私もその一員。

四部構成でした。
 Ⅰ 水の風景と反映
 Ⅱ 自然と人のいる風景
 Ⅲ 都市の情景
 Ⅳ 人物と静物

印象派は人気があってたびたび展覧会は催されていますが、尽きることはありませんねぇ。今回は日本初来日の作品も多く、エルサレムは行きたいもののいつ行けるのかわからないので、このような機会は逃さずに観たいものです。

写真撮影OKの部屋が一部屋だけありました。腕とカメラの関係で絵画の写真はのっぺりしてしまうので、私は撮りませんでした。代わりに、いつもの通りポストカードを。

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左上から右へ
レッサー・ユリィ《赤い絨毯》
レッサー・ユリィ《夜のポツダム広場》
カミーユ・ピサロ《エラニーの日没》
左下から右へ
ピエール=オーギュスト・ルノワール《花瓶にいけられた薔薇》
フィンセント・ファン・ゴッホ《麦畑とポピー》
クロード・モネ《睡蓮の池》

《エラニーの日没》は、夕陽に照らされた木の輪郭がまばゆいほどなのですが、ポストカードだとそこまでではなく、やはり本物を肉眼で観るのは違うなと思いました。

webのストアニュースに、《睡蓮の池》のカードが一番売れるという予想に反して、ある時点では《夜のポツダム広場》が一位だったとありました。
行く前にそのニュースを読んでいたので、作品が視界に入った時に「あの絵がそうだな」とすぐわかったほどの存在感でした。

雨に濡れた路面にギラギラと反射する灯りの眩しさと、道行く人のシルエットとのコントラストでしょうか。なんだかハッとする作品でした。
同じレッサー・ユリィの《赤い絨毯》も、赤に惹きつけられました。

結局、割引分を上回るポストカードを買ってしまうのが常。ワタクシの印象派ポストカードコレクションも増えてきましたが、Postcrossingで印象派が好きという人がいたら送るかもしれませんね(でも、日本の美術館にあるものが優先でしょうか)。

カフェでは、マジックアワー利用者限定のディナーメニューが用意されていました。カフェメニューのコラボスイーツも素敵です。いつか入ってみたいカフェです。

行った時ももう暗くてわからなかったのですが、中庭側に回ろうと美術館沿いの歩道(東京駅側)を歩いていたら、ふわっとお花の香りがしました。強さでいうと、クチナシぐらい香る感じでした。残念ながら見つかりませんでした。

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チケット料金が高いのは、輸送費でしょうか。
先日、ちょっとした書類をDHLで送ろうとした同僚がサイトに集荷依頼の入力をしていたところ、8千円と出てきて諦めてEMSで送っていましたが、EMSも「いつ届くか確約できません」と言われたそうです。
こんなところにもコ〇ナ禍の影響が……。

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