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昨年に引き続き、つくづくそう思っています。
あ、『人事、吠える』という無料マガジンを作りましたので、人事でなくともおかしな日本の制度について、一緒に吠えてみませんか?もしくは、人事って大変ねぇ……と慰めて頂けると喜びます。

それははさておき。
今年は給与ベンダーを変えて(移行作業が大変でした)Web年末調整を導入しました(準備も諸々大変でした)。しかもシステムがオープンしている期間が短く、更に11月の給与計算時期と被るという、鬼のようなスケジュール。ベンダーの方は良いですよ、年末調整の部隊が別にいるのですから(恐らく再委託先でしょう)。でも我々の人数は増えないんですよ。

先に「今年はスケジュールがタイトだからよろしく!」と、ざっくりしたスケジュールを社員にメール送信して、ベンダー作成の資料を送付して、説明会をwebで2回行ったことで、大混乱はなくなんとか申告は完了した模様です。今後ベンダーからまとめて不明点の確認があるので、まだまだ気は抜けません。

海外からは日本のことがわからないので、例の上司など
「e-tax implementation projectは終わった?」
は?何のことですか、それ?taxしか合っていないという……。
締切日のミーティングの案内がきて「その日が締切なんじゃぁっ!」と鬼気迫るdecline通知を送ったので、忙しいことは伝わったようですが。

上司はさておき、配偶者控除と基礎控除の計算がややこしくなったので、Webに所得を入力すれば自動計算されるようになったのは好評でした。
でも、基礎控除を申告するのがそもそもおかしいと思います。どうせ12月の給与計算が回れば年間の給与収入が確定するわけで、その時に基礎控除を自動計算させれば済む話ではないですか。

思えば、新卒で入った会社の役員も言っていましたっけ。
「あれは会社でやるもんじゃない。どんなに税務署が混んだって個人で申告させて、あんな施策にこの税金は使わせねぇ!ぐらいゴネりゃいいんだよ。会社でやるからサラリーマンは税金を理解しないんだ」
と。その会社は、隣が税務署だったのも笑えます。

サラリーマンが税や社会保障に疎くなるように、わざと会社で色々やらせているという説もありますね。それが本当だとしたら、政府の思惑通りに自分の税・社会保障の興味の無い人が量産されています。

過去の①と②はこちら。

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