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お祈りメールを受け取って凹むのは、求人にきちんと向き合った証拠では?

なんだかタイトルで用が済んでしまった感じですが、お祈りメールとは求人に応募後のどこかのタイミングで届く、お断わりのメールです。

でもね、お祈りメールが来るだけマシという一面もあるんです。
「連絡がなければそういうことで!」という会社で連絡が来ないままですと、いつまでも気持ちの切替えがしにくいですから。

先日、お祈りメールが届いて「やっぱりね」とは思いました。残念な気持ちもあったのは、求人をよく読み込んで、それに合わせて職務経歴書を修正して、カバーレター的な志望動機書に想いを書いたからです、きっと。そして、その位の意気込みでないと先方には伝わらないのです。

正直、その求人はちょっと下心もあったので、そこが「やっぱりね(てへ)」でした。ただ、給与は普通なのですが、みなし残業代(20時間)の比率が高すぎて、ということは20時間を超えた時の残業単価や賞与の係数にかかる基本給がもの凄く安いということで、その設定はなんだかなと思っていました。

平等性を求める法律ができて、求人の出し方もフラットになったので、求める像が読みにくくなりました。男女とか年代とか(年代は基準を満たせばある程度出せます)。

「社会人経験あり」だと第二新卒かな、「社会人経験3年以上」だと20代後半~30代前半ぐらいかな、と察しはつきます。それ以上だと求める職務内容が細かく・高くなっていくので、これ位を求めるならそれなりの経験がないとね、ともう少し上の層になるのでしょう。

求める像に沿って応募者を選別していくのであれば、もう少し情報があった方がお互い手間が省けると思うのですよね。

前職で私の後任の求人を出した時も、まあ実に様々な応募がありました。各国の事情を知らない本国の決め事で、職務記述書に手を加えてはいけなかったので、「人事全般」みたいな職務内容になっていたのですよね。でも、大体わかる程度ではなく、実務経験がないと絶対無理だったのです。

一旦、上司(海外にいる外国人)が応募書類に目を通して「この辺り、いいんじゃない?」という応募者が悉く違いました。まあ私は、後任が出来ようが出来まいが「教育」ではなく「引継ぎ」をして去るだけなので良かったのですが。

並行して転職エージェントにも声をかけていたので、各社から推薦のあった人たちはさすがにポイントを外すことはなく、全員面接に進みました。

夏頃からだったか、なんとこのワタクシに対するスカウトも増えてきました。登録したままの転職サイトも特にアップデートしていなかったのに、不思議ですね。まあ、それだけ人手不足ということですか。

良い機会ですので、アップデートはしました。エージェントも持ち駒が少ないのでしょうか。それで「合わないな」と思いつつも、”数打ちゃ当たる”を狙っているのかしら。

人事案件でも地方だったり、英語人材だったりが多い感じです。労務であっても「給与計算経験必須」と書いてあると、そういうのはもうやる気ないので~と思っています。

まあそんなわけで、お祈りメールは「次いこ、次!」の合図です。

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