見出し画像

来年1月の産業カウンセラー試験を受ける友人に貸す前に、改めて読んでみました。

國分康孝先生が、カウンセリングの諸理論を比較しつつ、折衷して自分なりの理論を持つことができるように解説された本です。産業カウンセラー試験を受けるにあたり、大学で勉強していた時のテキストでもありました。

その時は、色々な理論を詰め込んでいたので、この本をテキストとして読んでも、その詰め込みの一環のように頭の中に取り込まれていきました。

試験に合格し、色々な理論や療法をもっと深く学び、試行錯誤しながら実際にカウンセリングを行った今になってまた読んでみると、当時詰め込んでいたことが自分の中で少し体系立ってきたかな、と思います。

勉強ってそういうものなのかもしれませんね。概略を俯瞰して眺めてから、細かに見ていくと、また遠くから見た時には細部までありありと見えるような。

何度も学べば短期記憶が長期記憶になりますので、友人の受験を機に、自分もまた勉強に取り組む今日この頃です。

産業カウンセラーを目指して勉強中の皆さん、範囲が広くて不安かもしれませんが、今勉強していることは、試験のためだけでなくカウンセラーになってからも絶対役に立ちますよ!

ちなみに私は、大海原に浮き輪で漂っているような気分で勉強していました。船も通りかからないし、カモメもイルカも来ない……(笑)

スキ、コメント、シェアも大歓迎! いただいたサポートは、カウンセリングルームを開く際の資金にします!