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【展覧会】イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
「平日でも混んでいたから、早めに行った方がいいよ」
と美術先輩に聞いて、平日に行ってきました。また、事前予約なしが裏目に出ないと良いですね(ガウディ展のように……)。
それはともかく、このモンドリアンのドレスが気になっていました。
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
2023年9月20日(水)~ 2023年12月11日(月)
10:00~18:00 ※金・土は20:00まで
国立新美術館にて
国立新美術館の1Eは大きな展覧会を行う展示室ですが、今回の区割りは良いなと思いました。土日祝日はもっと人が多いのでしょうけれど、この時はあまり人が滞留している場所がなく、自分のペースで観られました。平日の11時前くらいです。
Chapter 0 ある才能の誕生
Chapter 1 1962年:初となるオートクチュールコレクション
Chapter 2 イヴ・サンローランのスタイル:アイコニックな作品
Chapter 3 芸術性:刺繍とフェザー
Chapter 4 想像上の旅
Chapter 5 服飾の歴史
Chapter 6 好奇心のキャビネット:ジュエリー
Chapter 7 舞台芸術──グラフィックアート
Chapter 8 舞台芸術──テキスタイル
Chapter 9 アーティストへのオマージュ
Chapter 10 花嫁たち
Chapter 11 イヴ・サンローランと日本
まさに人に歴史あり、ですね。亡くなってから初めて日本で行われる大回顧展だそうです。
Chapter 1 はランウェイを見ているかのような展示方法。あまり詰めると売場みたいになってしまうから、服の展示は実は難しいのかしら、などと思ってしまいました。
Chapter 2 では、ピーコート、トレンチコート、パンツスーツなど、この人がいなかったら今は何を着ていたのだろう?と思うものがありました。大きな部屋にサンローランを象徴するものが並んでいました。
Chapter 3 で明るい大広間から、小さな暗い部屋へ。メリハリがありますね。煌びやかな刺繍やフェザーが光ります。
次は異国情緒、次は……というように、違った角度から集めたものが並びます。それだけ多彩で多才だったということですね。
Chapter 6 はジュエリー。この後、汐留でコスチュームジュエリーをご覧になるのはいかが?
Chapter 9 のみ撮影可能です。この章はアーティストへのオマージュ。なるほど、それでモンドリアンやらピカソやら。
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左上がジョルジュ・ブラック、左下がピカソへのオマージュ
こういうオマージュ作品、楽しそうですね。
ファッション業界のみならず、私たちが普段着るものまで大きく変えた人だったのだな、ということがよくわかりました。
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ミッドタウンの方へ向かう桜並木の葉が落ちて粉々になっていて、桜餅の葉のような香りが漂っていました。前夜は雨かと思っていたら、東京でも雹が降ったと聞きましたので、それでこの粉々ぶりだったのかもしれません。
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