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お互いにとって安全な場所
EAP②の電話相談員を始めて、1ヶ月が経ちました。まず「行けばいい」という仕事の仕方は新鮮です。
オフィスの入館が指紋認証です。今までは「家の鍵と会社の入館証とパスモを持ったか」が家を出る前の確認事項だったところ、1つ減っただけでこんなにストレスが減るのか、と驚いています。
シフトが合わないと顔を合わせることも少ない中で、リーダー格の人は
「今までのところでわからない事はありませんか?困ってませんか?」
と、何かと気にかけてくれます。夜の少人数になった時に一緒になる方々も、気にしてくれて有難いです。
電話で対応している時は一人ですが、すぐそこに人がいるのも心強いです。もっとも、全員が対応中ということもありますが。そんな時はチャットに入れると、どこかにいる誰かが反応してくれます(隣で電話中の人からもチャットがきたりします)。
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変容を期待するカウンセリングはやはり対面が良いのでしょうが、電話は電話の利点があるようです。顔が見えなくて、匿名だからこそ話せることもあるのでしょう。
クライアント企業によって対象者が違い、中には精神疾患のある方、希死念慮の強い方がかけてくるダイヤルもあります。対面だったら怖いと思うことを言ってくる人もいます。
相談員にとっても、支えになる人が近くにいる場所で電話を受けているのは、安全なことなのだなと思います。
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対面カウンセリング中は、傾聴しながら頭の中では見立てたりカウンセリングプロセスを意識したりと忙しいものです。
電話相談も、話しながらクライアント企業のマニュアルを目で追っていたり、リファー先を探したり、頻回者の過去データを検索したり、なかなか忙しいものがあります。
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