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【子宮頸がんの記録#9】広汎子宮全摘術 前夜

諸事情があり、急遽手術が早まった。

術前2日前入院の予定だったが、前日入院になりバタバタ。

急だったため夫も仕事の調整ができず、ひとりでタクシーに乗って病院へ。

タクシーの運転手さんはとても丁寧でいい人だった。

冷房の温度設定で奥さんと喧嘩になるって話を聞いても、「その歳まで一緒に過ごせていていいな」と思ってしまう。

なんでもない会話、いつもの景色、そこらへんに転がっている日常を、癌に絡めて悲しくなってしまう。


病院に到着、お大事にしてくださいと頭を下げてくれたのに目頭が熱くなる。

みんな付き添いがいるのに、ひとりで心細い。

コロナの検査を受けて無事に陰性を確認。


手術前日入院となったため、病棟にいってからは大忙し。

体重測定。2週間前から1.5kg減ってた、最近食欲なかったからな。

麻酔科の診察、血液検査、尿検査、残尿測定、下剤の内服。

下剤はマグコロールとピコスルファートを1本全て。びっくり。

ピコスルファートは便秘の時に2-3滴からはじめる薬なんだよ。それを1本まるまるって…。

マグコロールはポカリスエットみたいな味で飲みやすかった。


2時間後くらいからすごい下痢に。


同室の人とお話しもして。術後3日目だったけど元気そうだった。

私も術後3日目にはあんなふうに回復しているといいな。


低残渣食だけど夕食まで食べられた。


6時間経ってもまだ下痢。

眠れるかな。

いよいよ明日!がんばろう。

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