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七五三参りに行きました

昨年10月のこと。

お世話になっている職場の先輩のお孫さんが七五三を迎えるということで、神社へのお参りに同行しました。

3歳と5歳の姉妹。

実は2年前にも、お姉ちゃんの3歳の七五三参りに同行したことがあって、今回は2年ぶり2度目。

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神社に着いたら、まずは何よりも家族写真。
なんでかって、まだまだ元気が有り余っている3歳と5歳が、撮影に飽きる前にです。いや、もうすでにおちゃらけてますけど。

はい、そこに立ってー
こっち向いてー

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そんな声をかけながらも、こどもの集中力をなめんなよ、とばかりに脱走する妹。
それを見て、「あ、○○ちゃんそっち行っちゃダメー!」と怒りながらも楽しそうな姉。つられて笑う父と母。

かわいい顔してー!と言われれば、渾身の可愛い顔。

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かわいい顔=ウインクだと思っている妹ちゃん。
内股がかわいいと思っているお姉ちゃん。

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まぁそのかわいい顔も一瞬で、座って遊び始めちゃうんですけどね。草履が脱げただけで大爆笑。

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ひとりが足を閉じれば、もうひとりがヤンキー座り。女の子だし、足は閉じましょうね。
それにしても、楽しそうで何よりです。


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その後も疲れを知らないこどもたちは、着物に草履であることを忘れているんじゃないかと思うくらいの走りっぷり。

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池の亀をのぞいてみたり、その辺の小石を拾ってみたり。

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もう一度言おう。楽しそうでなによりです。


もちろん、きちんと参拝もしました。

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誰よりも深々と頭を下げるきみは、何をお願いしたのかな。

お賽銭だって興味津々。パパに抱っこしてもらってこの通り。のぞき込んじゃうよ。

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お願いするんだよ、と言われたら、言葉通り手を握ってお願いしちゃう妹ちゃんが愛おしい。

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その後、姉を見習ってちゃんとお願いしてました。目は開いてるけれど。

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そして再び家族写真。
同じ場所にずっといることの難しさ。わかるよ、じっとしてるのってつまんないよね。

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でも頼むから写真の時くらいは笑っておくれ。
あからさまな疲れ顔に大人が笑っちゃうよ。

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帰る頃には限界でした。草履なんて嫌だ、歩きたくない、ベビーカーも嫌だ、抱っこがいい!
でもお姉ちゃんが気になるの!お姉ちゃん何してるの!って顔です。
お姉ちゃん、すそ、どうした。


最終的に、動きたくない病を発症させて、駐車場の片隅から動かなくなりました。

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文字通り、ぽつん。
その顔よ、顔。なんでそんなにかわいいの。

着物を脱いでから、大好きなお肉を食べて機嫌も元気も回復。お菓子もたくさんもらえたし良かったね。



七五三は、子供の成長を願う行事。これから明るい未来が待ってるよ、幸せで楽しいことがたくさんありますよに。そう、神様にお願いした日。

きっと今の君たちにとって、このお参りはただのおでかけで。着物も草履も歩きにくいし、たくさん歩いて疲れたよね。

でもいつか、七五三の意味を知って、この日の写真をみて、気付いてくれたらいいな。

君たちの明るい未来を願う人が、こんなにもたくさんいるってことを。それはわたしたちからの愛情であることを。


人生の一瞬でしかない瞬間に、他愛もない瞬間に、レンズを向けて、その愛情を切り取れる幸せをかみしめながら、今日もわたしは写真を撮ります。


おてんばでやんちゃな君たちに幸あれ!

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