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日帰り関東女子ひとり旅~ポルノグラフィティ・暁編~

2022年9月27日。
生まれてはじめて、ひとりで新幹線にのって向かった場所は、高崎駅でした。

都心から近すぎず遠くもなく、ほどよい距離の高崎駅。
新幹線に乗りながら、ひとり窓の外を眺めていたら、夕焼け少し前の時間。
空や山、田んぼ、いつもより早い速度で流れる景色が美しい。

ああ、こうやってひとりで新幹線に乗れる程には大人になったのだなとしみじみ。

ホームに降り、階段を下ると目の前には黒だるまがいました。



どっしりと出迎えてくれた縁起だるま



「本当に高崎に来た!!」っとようやく実感がわき、
すーっと吸い込まれるようにお土産店へ。


けれど、私の今日の目的は観光でもなく、旅行でもなく、ただひとつ。
ポルノグラフィティのライブ!!
そう!ポルノに会うために、はるばる高崎まできたのです。




いつも、ポルノのツアーがあれば必ず1ヵ所は参加する私。

9月から始まったばかりのツアー「暁」のチケットを取るとき、
ファンクラブ先行だし、取れるでしょ…と変な自信があり、なぜか油断した私は1ヵ所しか応募せず、まんまと落選。

それはそれはとんでもなくショックでした。

その後、ファンクラブの2次先行で「ちょっと頑張れば行ける範囲のところ全部申し込んでやる!」
と意気込んで申し込み、なんとか取れたチケットが、高崎芸術劇場だったのです。

プチ遠征。しかもひとり!🤎
と言うことで、ちょっと旅気分で、新幹線のグリーン車にのって高崎まで向かったのでした。





ライブ前に、なにか腹ごしらえしたい。
高崎芸術劇場に、おしゃれなカフェがあることは調査済み。

高崎駅で何かたべるか、カフェまで行ってみるか…
悩みながら見つけたのは、駅のなかにあるおそばやさん。

ええい!空いてるし、入っちゃえ!
気ままに行動できるのが、ひとりのいいところ。

地元の方たちに混ざり、ささっと冷やしたぬきそばを食べました。
おいしかった!
ごちそうさまでした!

では、いざ、高崎芸術劇場へ!





改札を出たら、目の前にはひろーい、お土産がたくさんある売場が。

またまたすーっと自然とお店に吸い込まれ、
気がついたら
🍞「榛名の夢」(食パン一斤)
🐮「牛乳フォンデュ」(ミルクジャムみたいなやつ)
🍓群馬県産いちご
🍪「焼きまんじゅうマフィン」
🐴ぐんまちゃんグッズ
を手にして、レジに並んでいたわたし。

まさか、食パンといちごを持ってライブに行くとは!
何しに来たんだ、わたし!

でも、欲しくなっちゃったものは仕方ない。
大きな紙袋をもって、やっと会場へと向かうのでした。

ムクドリ?がたくさん飛んでた



高崎芸術劇場は、高崎駅から徒歩10分くらいで行けちゃうアクセスの良い会場。

道もまっすぐでわかりやすい。
遠征初心者で方向音痴の私にはとてもありがたい。
行ったことのある母から「ひたすらまっすぐだよ!」と聞いていたので、
迷わず行けました。

まっすぐずんずん進みます


ようやく着いた会場には、ポルノTシャツを着た人!人!人!
開場を待つ人の列が出来てるけれど、私は並びません。
入るのはいつもギリギリ。

時間までどうしようかな~と、何気なくカフェを覗いたらテラス席があいてる!
時間まで、カフェで過ごすことにしました。


店員さんに「外の席大丈夫ですか?」ときいたら、不思議そうな顔されたけど、みんな中の方が好きなのかな?
でも、気にせずテラス席で時間までのんびり。

おなかいっぱいだけど、チーズケーキを注文。
(おそば食べずに、カフェに来てればよかったかも…)とも思いましたが、結果どちらも食べられたんだから、よし!

おしゃれチーズケーキ
おいしかった


こんな満腹でライブ行ったことなんてないってくらいの満腹。
しあわせ~🌠


ボイスストラップの声があちこちから聞こえる


そんなこんなしてる間に時は過ぎ、入場待ちの列もなくなり、
いざ、会場へ!!





こういうの見つけるとすぐ撮っちゃう

新しい会場なので、きれい!!
休む椅子みたいなのもある!
お手洗いもきれい~


そして、まだまだ不慣れな電子チケット。
スマホをススッと操作して、中に入りました。

目指すはグッズ売場!

グッズって、どうして予想をはるかに超える量を買っちゃうのかしら。

ライブグッズのTシャツがまだ出来てない(中国の工場がロックダウンして遅れてたらしい)ライブなんて初めてだったけど、
そんなの関係ないくらい買いました。


座席は、ポルノより天井との距離のが近い2階席。

そして、早速後悔。。。
荷物が多すぎる!!

・食パンやいちごのはいったお土産紙袋
・ついさっき買ったポルノのグッズたち
・いつもの荷物

…座席ぱつぱつじゃないか。

そして、荷物どうしよう~と落ち着く置き方を研究している内に、アナウンスが流れ、照明が暗くなり…
ライブがはじまるのでした。




感想。

昭仁さん!
すきです!歌が上手すぎる!もう…かっこいい!!!

晴一さん!
…かっこよすぎる!気づいたら見ちゃう!
ギターひいてるのみて、スターだ!って思った!

ツアー中なので、セットリストをのせるのは控えようと思うのですが、
わたし、このセットリスト大好きです。

ただただ、もうもう、言葉にならないくらい素敵。
見たもの聞いたもの全部覚えておきたい。

始まる前に(ツアー2日目だから、きっとまだ手探りな部分もあるんだろうなー)なんて思っていたわたしのバカ!!

2日目なんて信じられない。
もう、すっかり、すんばらしい、ポルノチームが出来上がってました!!!!!
ポルノを好きでいてよかった!!!!!
ただただ、そんな風に感じる、余韻がすごいライブでした。

わたし、このツアーのセットリスト本当に大好きです…

元気になって気持ちもあかるくなって、
感動してたのしくて…
とにかく、そこにいられたことがうれしかった~!!

もうしばらくうっとり。
ああ~よかった~!って心がほくほくするライブでした。
たのしかった!

ありがとう、高崎芸術劇場




ライブが終わったら、グッズ売場でボイスストラップを追加で買って
(昭仁さん公認のネタバレ。これから行かれるみなさんは、フゥーフゥー!を録音していってください!🤎)
規制退場で外にでたら、真っ暗。

夜の街に出るのは、よく考えたらとっても久しぶり?
思ったより早い新幹線に乗れそうで、余韻を噛み締めながらも駅まで小走り!

そして、高速で切符を購入!
さっと新幹線にのり、グリーン車のシートに疲れた体を預けて、窓の外をみる。

来た道と同じはずなのに、真っ暗で違う景色のように見える帰り道。
久々に感じる、ライブのあとの体の疲れが心地いい。

こんな時代になって、
大好きな人が元気で、音楽を続けて活動してくれていること
ライブが当日予定どおりちゃんと開催されること
当日ちゃんと行ける自分でいられること
応援できる自分でいられること

ぜんぶが全部、当たり前じゃなくて、奇跡なんだなとつくづく感じて。
今日しあわせだったなーと、体全身でしみじみ振り返るのにちょうどいい、新幹線での時間。

高崎駅を離れ、家に近づくにつれてポルノTシャツのひとは誰もいなくなり。
日常の中に戻る。

「pornograffiti」ってかかれたグッズに、大きな紙袋までもって、
にやにやしてるわたしは周りから見たらどう見えるのだろう。
ライブ帰りの浮かれた女だよな…
でもいい!
あぁーたのしかった!
と、胸をはって「ポルノ」の文字を堂々とみんなに見せつけながら家路につきました。


最後に、今回の教訓。

ライブ前に、お土産爆買いしないこと!!!!!

(かさばるし、ライブ中にふと「ライブの熱気でいちご傷まないだろうか…」って一瞬頭によぎったから。結果、無事でした🍓)


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