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#3 バナナを逆から向いてみたら                    ~視点を変えるレッスン~        著作:ア―チャン・ブラーム

本書について

私たちは、バナナのことなら何でも知っていると思い込んでいる。
しかし、バナナの専門家「サル」=バナナを逆からむく。ということをご存知でしたか?
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人生を通常とは違った方向から見る方法、いわば人生の見方の「サル方式」を知っていることで人生をはるかに楽に過ごすことができる。

第1章:すべてがうまくいく心の持ち方
第2章:人生で本当に大切にしたいこと
第3章:手放すことはコワいけれど、手放せば楽になる
第4章:人間関係の悩みがなくなる
第5章:不安のない穏やかな心でいるために
このnoteでは、1章ごとに、私が心に残ったお話を紹介していきます。

第1章:人生における「イヌのフン」=苦難はあとに あなたの人生を豊かにしてくれる。

あなたは、イヌのフンを踏んだら運のつきだと思っていませんか?
日々の生活の中で、危機に直面した時あなたは、どのような行動をとりますか?本書では、まずは状況をありのまま受け止めることがすすめられている。そうすれば、その後しばらくして、あなたは以前より賢く、思いやりのある人になることができるのです!
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人生においても「イヌのフン」(苦難)は、人を立派に実らせる栄養になりえる。

第2章:器は壊されても、また作り直すことができる。でも、中身の心が失われたら、取り戻すのはむずかしい。

大事なのは、容器は?それとも中身?
何年か前に、キューバの市街地で「聖なる書物」がトイレに流した罪で告発されたという報道があった。この事件に対し、著者は「聖なる書物をトイレに流されても許せますが、寛大さや平安、思いやりをトイレに流されたら絶対に許せないのです。」と語った。つまり、書物は容器に過ぎないのです。            
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容器と中身の違いを理解すれば、何はともあれ中身を守ろうとするでしょう。
ぜひ、あなたの頭の中で”中身”と”容器”の区別をしてみてください。
そして、中身を大事に大事に守っていきましょう。

第3章:愛する人があの世へ旅立とうとするとき、その死を受け入れることが、最後のプレゼント🎁

私は、現在21歳である。21にして、人との別れが3回あった。初めてのお別れは、小学生のころに祖母。2回目は、私が中学生の時に同級生を。3回目は、2年前に父と。改めて考えたら、乗り越えてきたと感じるが、「受け止めてあげる」ことができていたのだろうか。正直できていない。時の流れに身を任せていた。それまでは、「なんで」「どうして」と誰もにも責められない気持ちでもやもやしていた
この本書と出会い、「受け止めてあげること」が、祖母、友達、父へのプレゼントであると知った。今からでも遅くない。1つ1つの別れを受け止めていきたいと思えた。
あなたは、別れを受け止めることができているでしょうか。また、周りで、最愛の人を亡くしてしまった方にどう対応しているでしょうか。ぜひ、この機会に見つめなおしてみましょう。

第4章:人には、悪いところも、いいところもある。美徳に目を向ければ自分にも他人にも優しくなれる。

人のイヤな所ばかりが目についたむかつく、、。

あなたの周りには、「苦手な人」「嫌い・大っ嫌いな人」「怖い人」がいることでしょう。しかし、その人のことをよく考えてみてください。100%人として嫌いなのでしょうか。そうではないと思います。「大っ嫌いな人でも必ずいいところはある」のです。同様なことは「自分が落ち込みそうなとき」にも応用ができます。つまり、もし、自分にも美徳がある見なす人がいるなら、素直に自覚してみてください。

第5章:完全無欠な人間なんていない。欠点があってもいい。それが当たり前で、美しい。

自分にはいくつも欠点がある、、、直そうとしても直らない、、、

自分の事がよくわかっている人は、他人に向かってわざわざ「私の方があなたより上だ」とは言いません。見栄を張る必要がないからです。自分のことをよく知るためには「完璧とはどういう状態か」を知ることが必要なのです。極端に言いますと、あなたが友達を作るとしたら、人間とAI、どちらを選びますか?多くの方は、人間を選ぶことでしょう。つまり、「どこか欠点のある人たち」のほうが、「100点満点だけれども、どこか不自然な人たち」より美しいのです。また、それが当たり前なのです!だから、あなたは十分美しく素晴らしい人間です。

本書では、32個のお話とともに視点を変えるレッスンを受けることができます。
日々の生活を、違う角度から見てみませんか?
今よりもはるかに、自分の環境を生きやすい環境へと変えることができます。

「バナナを逆からむいてみたら」を見てみる

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