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【sunflower ヒマワリ】太陽のような花。

夏の代名詞、ヒマワリ。まっすぐ伸びた茎の先に、太陽のような花を元気いっぱいに咲かせます。生命のエネルギーに満ちあふれていて、老若男女問わず惹きつけられるお花です。

【ヒマワリの歴史】

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【①食べものとしてのヒマワリが起源!】
ヒマワリの原産地は、北アメリカ大陸。もともとは、ネイティブ・アメリカンの食べものとして育てられていました。

ヒマワリの種には、タンパク質や脂肪を多く含みます。当時は、すりつぶしたものを主食やお菓子として食べていたとか!さらに、薬として使ったり、茎を住居の材料にしていたという記録も残っています。
そして、現在もスーパーで販売しているひまわり油も、このときからすでにあったそうですよ。
当時の人々の衣食住に、ヒマワリが身近にあったことがわかりますね。

【②北アメリカ大陸から、日本へ】
16世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見したときに、スペインへと持ち込まれ、その後17世紀にフランス、ロシア、日本へと伝わったとされています。当時はその姿から「丈菊(じょうぎく)」と呼ばれていたそうです。やがて、「日廻り」から「向日葵」と呼ばれるようになりました。

【ヒマワリと太陽の関係】

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ヒマワリは、太陽を向いて咲くイメージが持たれているため、「向日葵」と呼ばれています。
ヒマワリに限ったことではなく、多くの花が同じように光に向かって咲くのですが、その中でもひときわ、色と形が太陽をイメージさせるヒマワリにこのイメージがついたのでしょう。

さて、この太陽に向いて咲く仕組みについてお話します。
これは、ヒマワリのつぼみに、向日性(植物の茎が、太陽へ向かって屈曲する性質)があることに由来します。
茎には伸長成長を促す成長ホルモンがあり、これが太陽の光に反応して伸びることで、開花前のヒマワリの花が動いているように見えるのです!
これは成長にともなうものであり、朝に東を向き、夕方に西を向く動きは、つぼみまでの期間だけです。花が開く頃には生長が止まるため、ほとんど動かなくなり、完全に開いた花は基本的に東を向いたままです。

【ひまわりの花言葉】

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花言葉の「私はあなただけを見つめる」は、ヒマワリが太陽の方向を追うように動くことが由来だそう。

また、他の花言葉の「愛慕」「崇拝」は、太陽神アポロンに恋した海神の娘・水の精クリュティエが、アポロンの姿を見つめ続けているうちにひまわりになってしまったギリシャ神話からきているそうですよ。

【ひまわりのケア】

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①余分な葉を取り除く
水に浸かる部分や不要な葉を手で取ります。
②茎を斜めにカット
清潔な花ばさみやフラワーナイフで、切り口を潰さないように、斜めにカットします。
③花瓶の水は浅めで
茎の産毛のような細かい毛が水を汚すので、浅水でいけます。水換えをこまめにするとよいでしょう。フレッシュフラワーフード(切り花栄養剤)を使うとより長く楽しめます。

ヒマワリは、オレンジ色以外にも、
茶色やレモン色、一重先から八重咲…
画家シリーズなど、
品種がたくさんあります!
お気に入りをぜひ見つけてくださいね!

【和名】向日葵
【学名】 Halianthus annuus
【科・属名】 キク科・ヒマワリ属
【英名】 Sunflower
【原産地】 北アメリカ
【開花期】 6~10月


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