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あれ?いつもと違う?体調不良の前触れに起こりやすいこと

 こんにちは!季節の変わり目や、感染症が流行りやすい時期など、お子様が急に体調を崩してしまうことってありますよね。さっきまで元気だったのに、お顔が真っ赤だと思ったら熱がある!なんて経験があるお父さんお母さんもいるのではないでしょうか。今回は、保育園・幼稚園で働いていたときや、自分の子育ての経験から、『体調不良の前触れに起こりやすいこと』とご紹介していきたいと思います!

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

子どもの体調は変わりやすい

 小さい子の体調は、とても変わりやすいです。朝元気だったのに昼には高熱が出ていたり、ずっと元気だったのに突然嘔吐してしまったり…とにかく急変することが多いです。保護者の方にお迎えを頼んでも、「えぇ!朝は元気だったんですけど!」と驚かれることもよくあります。
 では、体調不良を予測することはできないのでしょうか?実は、事前にお子様がサインを出してくれていたり、いつもと違うかも…?といった変化がみられる場合があります。気付くのは難しいことではなく、「言われてみれば確かに!」というようなことが多いですので、ご紹介します♪いくつかの変化が重なって現れることもありますので、お子様の体調不良を見つけてあげられるきっかけになれば幸いです。

1,いつもより食欲がない

 これは比較的わかりやすいサインです。しかし、とても元気なのにも関わらず食べない場合、好き嫌いかな?わがままを言っているのかな?お菓子を食べすぎたかな?と思いがちです。もちろん実際にそういう場合もありますが、体調不良の前触れということもあるので気にしておきましょう。また、あからさまに食べないときは、口の中に口内炎ができていたり、手足口病・溶連菌感染症など口の中に発疹があったり喉の痛みが出る感染症により、痛くて食べられない場合もあります。

2,便の様子が違う

 いつも快便の子が便秘気味だったり、いつも便秘気味の子がたくさん排便をしていたり、匂いや色がいつもと違うということがあります。ロタウイルスに感染したときには白っぽい便が出ることもあります。また、便秘が続くことで毒素が体内に溜まり、発熱してしまうこともあります。
 このように、毎日の便も体調不良に気付くきっかけになります。日頃からお子様の便を気を付けて見てあげてくださいね♪

3,いつもより眠りが浅い・いつもよりよく寝る

 いつもよく寝る子が寝ぐずりをしていたり、いつも寝付きにくい子があっという間に寝てしまったりと、睡眠もお子様の体調に非常に関係があります。他にも、いつも一人で寝られていたのに、「側にいてほしい」と言われたり、夜中に起きてお父さんお母さんの姿を探すなど、いつもより甘える姿が見られることもあります。これはお昼寝にも言えることで、「今日はやたらと寝るなぁ」と思ったらお熱が出たということもあります。
 寝ている最中~起きたときに発熱に気付くことが多いので、日頃から起床時には様子を見てあげましょう!

4,遊んでいる最中にごろごろしている

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 大人でもだるいと寝転びたくなるように、小さい子も体調不良の前触れとして、遊んでいる最中にごろごろすることがあります。いつも走り回って遊んでいる子が、ごろごろ寝転んで車で遊んでいるとか、ごろごろしながらテレビやDVDを見たがるとか、机に突っ伏してぼーっとしているということもありました。なんとなく身体がだるいのかもしれません。お子様がごろごろしながら遊んでいるときは、声をかけてお熱を測ってみてくださいね。

5,甘えん坊になる

 いつもより抱っこをせがんできたり、ご飯を食べさせてほしいとねだってきたり、一緒に遊ぼうと催促することが多かったり、なんとなく膝の上に乗ってくることが多かったり、スキンシップをいつもより求めてくるときも、体調不良の前触れだったことが多かったです。大人でも人恋しくなるような気持ちを、小さい子も感じるのかもしれませんね。

6,いつもよりぐずる

 気に入らないことがあったり、嫌なことがあったり、思い通りにならないときに、「今日はどうした!?」と思うくらいぐずるときも、体調不良の場合があります。いつもよりイライラしやすかったり、情緒不安定な様子が見られたら、たくさん甘えさせてあげつつ、体調を見守ってあげてくださいね。

7,身体や顔がむくんでいる

 保育園・幼稚園では登園した際に、「あれ!?なんかいつもとお顔が違うような…」と思う子が、体調不良になることが多かったです。朝バタバタしていると、お子様のお顔をあまりよく見られないこともあるかもしれませんが、身体や顔にむくみが出ていないか、ぜひ毎朝見てあげてくださいね。

8,まぶたがいつもと違う

 一重瞼の子が二重になっていたり、二重の子が一重になっていたりすると、体調を崩す前触れのことがありました。7で書いたむくみよりも気づきやすいです。登園時にお母さんが「すみません、今日うちの子二重なのでもしかしたらお熱出すかもしれません…」と言い残して出勤することがありました。片目だけ変化がある場合もありますので、まぶたがいつもと違っていたら、気にかけてあげましょう。

9,涙目になっている

 8と同じように目の変化の1つです。いつもより目がうるうるしていたり、涙目になる子がいました。他にも、目ヤニが多く出ている子も。お話をしたりするときに必ずお顔を見ると思いますので、目の変化は体調不良に気付くきっかけになることが多そうです。

最後に

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 いかがでしたでしょうか?小さい子は、大人と違って体調の悪さを言葉にすることが難しい場合が多いです。幼児になっても「お腹が痛い」「頭が痛い」という感情は言葉にすることができても、「だるい」「気持ちが悪い」と訴えられる子はあまり多くありません。(気持ちが悪い…と言ったときには既に嘔吐寸前だったりもします^^;)
 お仕事をしていると、うーん…なんとなく元気がないような…とか、瞼が二重になっている!なんていう理由ではお休みできませんよね。なので、保育園や幼稚園に登園する際には、「いつもより元気がないような気がします」「食欲があまりありませんでした」などと一言先生に伝えておくと、先生もしっかり見てくれるので安心です♪
 日頃からお子様の体調をよく見て、何か変だなと思うことがあればその日の予定を延期したり、自宅でゆっくり過ごしたり、できるだけ無理をしないようにしながら、見守ってあげてくださいね。
 最後まで読んで下さり、ありがとうございました!


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