出産は怖くない!理想の出産をするために…出産方法6選
こんにちは!妊活・子育てサポートアプリCOTETEで保育士監修ページを担当している、さとうなつこです。
私たち女性にとって、出産は人生における特別な瞬間であり、貴重な体験のひとつです。しかし、いざ妊娠したものの出産という未知の出来事に対して、不安や恐怖を感じることはよくあります。『鼻からスイカ』だとか『腰をハンマーで砕かれる』という話を聞くと、怯えてしまいますよね。
この記事では、出産に怖がらずに挑めるようになる心構えと、理想の出産方法を選ぶための情報とアドバイスをお伝えしていきたいと思います!
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
出産は誰しも不安!
まず、出産に対する不安や恐怖は大なり小なり誰でも感じることです。
これは自然な感情であり、誰もが経験します。二人目、三人目であろうと不安なことには変わりありません。
しかし、近い将来必ず体験しなければいけない出産。その不安を受け入れ、向き合うことが大切です。そのためには、出産についての知識を深め、納得した上で出産に臨むことで不安を軽減することができます。
理想の出産とは?
分娩台にのぼり、いきむ!というのが出産だと思う方もいるかもしれませんが、実は出産には様々な方法があるのをご存じでしょうか。
多くの産院は、できるだけお母さんの希望に応えてくれるように配慮がなされています。
そこで、自分が理想とする出産を考えてみましょう!どのような出産をしいたいですか?これには、自分にとって何が理想的なのかを明確にすることが大切です。理想の出産は人それぞれ異なります。
例えば「自然な出産が理想」と考える人もいますし、 「帝王切開で産みたい」というのが理想的かもしれません。また、「パパに立ち会いをしてほしい」と思う人もいれば、「パパには見せたくない」という人も。
本当に人それぞれ希望があるのです。自分はどのような出産をしたいか、考えてみてください。その際、以下の点を考慮してみてください。
出産時の雰囲気
出産するときの雰囲気や、設備はどれくらい必要ですか?
自宅のような雰囲気で家族みんなで出産を迎えることができるが何かあったときには提携の病院の力を借りる、手術室のような雰囲気だけどいつ何が起こっても大丈夫なようにしっかりとした設備が整っている…など、その産院によって出産時の雰囲気は様々です。
医療的なサポート
医師や助産師のサポートがどれくらい必要ですか?
医師や助産師さんにできるだけ手伝ってほしい・できるだけ手伝わないでほしいということや、陣痛が弱いときに促進剤を使いたい・自然に任せたい、逆子でも経腟分娩に挑戦させてくれる・逆子なら帝王切開、一度帝王切開を経験していても経腟分娩に挑戦させてくれる・帝王切開後は必ず帝王切開など…
赤ちゃんとお母さんを守ることを最優先するか、お母さんの希望にできるだけ沿ってくれるかなど、産院の方針が違います。
痛みの対処
痛みにどのように対処したいですか?
最初から無痛分娩を選択したい、我慢できなかったら帝王切開に切り替えてもらう、どれだけ痛くても我慢して頑張りたいなど、痛みの対処方法も考えておくと心構えができます!
出産のプラン
出産プラン=バースプランはどのような希望を取り入れますか?
立ち合い出産はするかどうか(誰を中に入れるか)、出産後にカンガルーケアをしたい、好きな音楽をかけたいで、会陰切開はしないで欲しいなどなど、バースプランとして出産の希望を伝える産院も多いです。
予め考えつつ、出産をイメージしてみましょう!
こんなにあるの!?出産方法の選択肢色々
実際に出産する際の出産方法も、色々あることをご存じですか?
どこの産院でも行うことができること、限られた産院でしか行っていない方法などもありますので事前に調べることが大切ではありますが、自分が選んだ方法での出産は、恐怖を少し和らげてくれることでしょう。
自然な出産(陣痛分娩)
どこの産院でも行っている、極一般的な通常の分娩といえます。
陣痛が始まり、子宮口が開いて赤ちゃんが生まれるという自然な流れです。
イメージトレーニングと、呼吸により痛みをコントロールする、リラックスしながら出産をするソフロロジー式。「ヒッヒッフー」のイメージが強いラマーズ法では、お産の進行に合わせて呼吸方法を変えていきます。
このように、自然な分娩といっても色々な方法があります。通っている産院がどのような方法なのかも確認しておくといいと思います!
フリースタイル分娩
仰向けで分娩台にのぼるのではなく、自分の好きな体勢で出産をすることができる分娩方法です。和式トイレに座るようなスタイルや、パパに支えてもらうなど、自分が産みやすい体勢でリラックスして出産をすることができます。
無痛分娩
痛みが不安な方には、無痛分娩が選択肢として考えられます。麻酔を使用して出産の痛みを軽減する方法で、快適な出産を実現するのに役立ちます。
一方で、完全に痛みがなくなるというわけではないようです。また、費用が高額だったり、産院によっては対応していなかったり、麻酔の効きが弱いなどのトラブルがあることも。痛いの嫌だから無痛で!というのではなく、よく調べてからの検討をおすすめします!
水中出産
水中出産は、体温と同じ36度くらいの温水浴槽やプール内での出産です。
温かい水の中でリラックスし、痛みを和らげたり自由な体勢で出産することができます。産んだ赤ちゃんは自分の手で抱き上げるのだとか。どこの産院でも行っているわけではないので、下調べが必要です。
帝王切開
帝王切開は、外科手術によって赤ちゃんを取り出す方法です。一部の緊急の状況や医学的な必要に応じて行われます。また、一度帝王切開を行っている妊婦さんや、逆子が直らなかった、双子、骨盤が狭く赤ちゃんが通れないなど、様々な状況から予定帝王切開になることもあります。
一部、陣痛に耐え切れず、お母さんの希望に沿って帝王切開をしたということもあるようです。
自宅出産
自宅出産は、自宅で助産師や医師の指導のもとで行われることがあります。自分の環境で出産を経験することができますが、リスクや安全性について十分に検討する必要があります。
こちらで紹介した以外にも、産院によっては個性あふれる出産方法を紹介しているところもあります。
対応していない産院だったり、妊婦さんの健康状態によっては選択できない出産方法もありますので、その当たりをしっかりと調べながら検討してみてくださいね。
最後に…
出産は未知の経験なので、怖いと感じることもありますが、しっかりと出産方法を調べ、自分の理想の出産を考えることで怖い気持ちを減らすことができます。パパに意見を聞いて一緒に考えることで、夫婦で出産を楽しみにすることができるようになるかもしれません。
自分の価値観や健康状態に合った方法を選び、出産に向けて準備を進めましょう。最終的に、出産をするのはあなたです。あなたが快適で安心して出産を迎えられるように、あなたの理想の出産を考えてみましょう!
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