見出し画像

幼稚園も落ちる?不合格になってしまったときに考えること

 今月は、幼稚園の願書提出日が近いということもあって、令和5年度幼稚園入園に向けて申し込みや面接についての記事を多く更新しています。
今回は、願書提出と面接が終わったあと、合否についてのお話をしたいと思います。幼稚園も不合格になることがあるのでしょうか。もし不合格になってしまったらどうしたらいいのでしょうか。
様々なパターンをご紹介していきます!

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

幼稚園も不合格になることはあるの?

 願書や面接の準備をしていて、そういえば不合格になることもあるのかな?と不安に思う人もいるのではないでしょうか。
結論をお伝えしますと、『幼稚園も不合格になることがあります』ということです。
実際不合格になるのは、どのようなパターンがあるのか見ていきましょう。

1、倍率の高い国立幼稚園・私立幼稚園を受験した場合

 倍率が高い有名な国立幼稚園・私立幼稚園を受験した場合、残念ながら不合格になってしまうことがあります。
結果は高校受験などと同じように、掲示板や、インターネットで発表になることが多いです。または、郵送ということもあります。
しかし、このような園を受験する場合には倍率が高い・合格は難しいという前情報があり、万が一落ちてしまったときのことを考えているご家庭も多く、第二候補の幼稚園のことも考えているということが多いです。

2、人気の幼稚園だったorたまたま人が集まってしまった年度だった

 地域の中で人気の幼稚園だった場合や、たまたまその年度にたくさんの入園希望者が集まり、定員いっぱいになってしまった際には残念ながら不合格になってしまう可能性があります。
 プレ保育や兄弟枠で定員が埋まってしまっていて、一般募集の人数が少なかったということもあるかもしれません。
 募集人数と希望者の人数が合っていなく、やむを得ず不合格を出さなくてはいけなくなりそうな場合、予め説明会などでその旨を伝えてくれる園が多いですので、重要なお話はしっかり聞きメモをとるようにしましょう。

3、面接の際、園の入園基準を満たしていなかった

 面接の際に、その園の入園基準をお子様が満たしていなかったときも不合格になってしまうことがあります。面接時に泣いてしまったり、座っていることができなかった場合、もう一度別日に面接をするなどの対応がとられることがありますが、それでも上手くいかなかったときに不合格と言うお話しがあるかもしれません。
 また、お子様の発達状況に応じて加配(通常の配置より多くの職員を配置すること。その子専属の先生が着くことが多いです)が必要になる場合がありますが、園として加配の対応を行っていないときや、先生の人数が足りないときには不合格になってしまうことが多いといえます。

このように、様々な理由で幼稚園に不合格になってしまうことがあります。

不合格になってしまったら?考えること

 実際に不合格になってしまったとき、どうしたらいいのでしょうか。
多くの場合、そこの幼稚園に通えると思っていて落ちてしまうのが想定外という方ばかりだと思います。
そこで、不合格とわかったあとの行動をご紹介いたします。
全ての方が希望の園に入れることを願っていますが、万が一のことを考えて覚えておきましょう。

①急いで別の幼稚園を探す

 お子様を、保育園ではなく幼稚園に入園させたい場合は、できるだけ早急に別の園を探しましょう。前の記事でお伝えした通り、幼稚園の願書提出日は一斉に行われますので、多くの園で既に願書提出・面接が終わり、満員もしくは満員に近い状態になっていると思われます。
 幸いまだ空きがある場合は二次募集もしくは、定員が満員になるまで募集をしていますので検討しましょう。
同じように不合格になってしまった保護者の方も急いで別の園を探していると思います。問い合わせは早い方がいいでしょう。
しかし、HPを見たり見学に行くなどをして、幼稚園の情報はしっかりと見ておきましょう。園の方針、距離が遠かったり、行事の内容や給食の回数、預かり保育の時間など、第一希望の幼稚園の条件とは違う点があるかもしれませんが、せっかくの幼稚園なのでよりよい環境で通えるといいですね。

②今年度の入園は諦め、来年度から2年保育で通う

 すっぱりと諦め、来年度に2年保育で通うというパターンもあります。
多くの園は2年保育でも若干名の募集があり、どうしてもその園に入れたいと思っている場合は2年保育での入園を検討してもいいでしょう。
 もう一年お子様と一緒にいられるいい機会になると思います。
とはいえお仕事復帰などで難しい場合もありますので、ご家庭での話し合いが必須となります。

③幼稚園ではなく保育園に入園をする

 幼稚園ではなく、保育園に切り替えるというパターンもあります。
保育園では、加配をつけてもらえることが多いですので、前の項目の3で不合格になってしまった場合にも入園できる可能性があります。
 保育園激戦区では入園が難しかったり、共働きでないと入りにくい等がありますが、検討してみてもいいのではないでしょうか。幼稚園と保育園では生活リズムが違うため、入園を検討する際はその点も見ておきましょう。

最後に…

 いかがでしたでしょうか。
希望の園に通えることが一番だと思いますが、万が一不合格になってしまう可能性も考えられます。念のため不合格だったときのことを、予めご家族で検討しておくと、後々スムーズです。
複数の園に見学に行くなどをして、準備をしておくことをおすすめいたします。
今月は来年度入園の方たちに向けた記事を書いてきました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?