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【19年目夫婦】旦那と数年ぶりのデート ~当たり前じゃないんやな~

昨日、
18歳から付き合っている旦那さんと晩ご飯食べに行ってきました。


夜に2人で食べに行くのは、ほんと久しぶり。

今までなら近くの「はま寿司」とか、めっちゃ近くの「うどん屋さん」とか「ラーメン」とかなのですが、私の「居酒屋とか久しぶりに行ってみたい!!」の夢を叶えてくれて、車で30分ほど離れたところに予約して食べに行ってきました。



・揚げ茄子の田楽
・ささみ鶏肉の梅しそ焼き鳥
・握りたてお寿司
・シーザーサラダ
・まぐろほほ肉生レバー風
・生ビール
・瀬戸内レモンチューハイ
・カニ雑炊
・いくら軍艦巻き



めっちゃ食べた!!
めっっちゃ食べた!!

めーーーっちゃ美味しかった!!

なすの田楽なんて、美味しすぎて
オカワリまでしました。

2人で「うまーー!!!」「味がやさしいーー!!!」ってキャハキャハ言いながら食べまくりました。


今までなら、スマホ見ながら無言で食べてたり、食べたら速攻で帰ったりしてた外食が、じっくりいろんな話をしながら美味しいご飯を食べて、ゆっくり2時間も一緒に時を過ごせたことが本当に幸せでした。(幸せはお金で買える)



稼げ!と言っていた旦那は実はお金よりも..


話の中で、これからの私のビジネスの話にもなって、

旦:「はなちゃん、いつか本出しなよ。本出して、講演会とかまじでして欲しいわ~。俺それのスタッフする。」

私:「いやいや、旦那君がしなよ。笑
この最近の一連の出来事で気付いたこととか本にまとめたらー?」

そんな話で盛り上がり始めました。


旦那の夢は「いろんな人に囲まれて話をするほどの凄い人」になること(または奥さんにそうなってもらうこと)らしく、私は「マンツーマンでええんやけど」な感じ。


講演会=売上重視だな、と思いながら話を聞いてみると、意外にも実は旦那に「稼ぐ欲」があまりない事がわかってきました。

旦:「俺、昔から結構むちゃくちゃな事ばっかりしてきたから、最後はいろんな人の役に立って貢献して最期迎えたいなぁ…。
講演会するのも1人1000円くらいの誰でも来れそうな金額にして、いろんな人の役に立ちたい。
それこそ、はなちゃんなら自分の経験活かして、それを伝えたりできるんじゃない?」



意外でした。
今まで「稼げ稼げ」と言っていたのは、自分が家を守らなきゃいけない!気持ちが強すぎて、すべて自分で抱え込んで苦しかったから、その負担を私にも手伝って欲しかったからだったんだなと思いました。

「1人で頑張らなくていい」とか、「稼ぐことが全てじゃない」と思えて肩の荷が降りたのか、付き合い当初の旦那さんの優しさを久しぶりに見た感じでした。



旦:「例えばさー、上下関係になってしまってるモラハラ気味の夫婦関係の相談とか、子育ての相談とか、主婦の人に向けた起業の話とか、主婦でも自分でお金稼げるんだよーって話とか、話せることいっぱいあるんじゃないかな。

俺の周りにもおるんよね。旦那さん側なんやけど。
奥さんが専業主婦で働いてくれなくて、でも本当は家のローン分くらい働いてくれた方が嬉しいんやけど、上手く言えなくて…で悩んでる男の人。いっぱいいてる。」


私:「あー、それは旦那さんが頭ごなしに言ったらあかんやつよね。奥さんは奥さんで家の事めちゃくちゃ頑張ってると思うから。子供が小さかったら尚更よね。奥さんは自分のペースで家事できなくって、生活リズムも子供に合わせた生活で、更に旦那さんの生活リズムにも合わせて生活してて、それで働けって闇雲に言われると喧嘩になるパターンよね。どっちの気持ちもわかる。

上手いこと奥さんを褒めて持ち上げつつ、奥さんの好きな生活リズムを聞いてそれを優先しつつ、家事もできて子育てもできて、それでいて好きなことが少しずつ収入になるような方向に向けられるといい感じに進むと思うなぁ~。

夫婦間で温度差があるから、上手くいかないんよね。」



旦:「そうそう、そんな話を聞きたい人とかアドバイス欲しい人がいっぱいいてると思う。俺もそうやったけど、気付かんしわからんから。笑」


なるほど。
そんなこと考えたこともなかった。
それを「発信」することを考えたことがなかった。


そりゃそうか。
今までは渦中にいたのだから、語れることなど無かった。「今辛いんだ!」しか言えなかった。

それが、今は全て過去の話。
今までやってきた事がやっと身を結んだわけだから、やってきたことなら話せるわけだ。



なんだか、嬉しかった。
こうしてビジネスのことを応援してくれて、私に向いてそうなことをきちんと私目線で話をしてくれるのが嬉しかった。


私:「いやぁ~!!めちゃくちゃ嬉しい!!こーゆー話がしたかったんよねーーー!いっつも否定されてばっかやったから。爆笑   めちゃくちゃ嬉しい。幸せです。

ニヤニヤしながらほろ酔いでそう伝えた。



食べても食べても食べれてしまう美味しすぎる料理に満足しながら、最後のデザートまで頼んで満喫しました。

宇治抹茶のスフレケーキ ~希少糖きな粉添え~。
旦那はバスクチーズケーキ ~ラズベリーソース添え~。


「抹茶」じゃなくて「宇治抹茶」。
「きな粉」じゃなくて「希少糖きな粉」。

ずるいよな~これ。
絶対食べたくなるやん。


そんな話もしながら、大満足の居酒屋デートでした。




…..🌙*.。★*゚…..

2杯くらいでは酔わない私なので、ほろ酔いになりながら「夜景見に行こーー!!」と誘ってみました。

今までなら「夫婦で夜景見て何が楽しいん」とか、「めんどくさい」と断り続けられてきたので、今回も期待せず誘ったのですが、「ちょっと遅いからなぁ~。空港あたり遠回りして帰るくらいやったらいいよ」って。


やったぁーー!!\(^o^)/
念願の夜景デートやぁーー\(^o^)/✨


夜景の規模なんてどうでも良くて、「夜景を見に行く」その行為そのものが嬉しくて、キャハキャハ言いながら、傍から見たらただの酔っぱらいだったと思います。



そんな夜景までのドライブの中で、旦那さんが深いいい話をしていました。


「最近、生きづらいんよね。」と言う旦那


「え!?大丈夫?気遣ってる??」
と聞いてみると、


離婚話をしてから、「はなちゃんは、俺のモノではなく、一人の女性」と思うようになり、今までは何も思わなかったことが、いちいち気になるようになったらしい。

今日も一緒にご飯食べてて緊張しただとか、寝起きの自分のトイレの音が聞かれたら恥ずかしいとか、口臭くないかなとか足臭くないかなとか、、、





爆笑!!!




今までやってきた当たり前のことを、ふと恋人意識するようになってしまって、生きづらさを感じているそうで、大爆笑でした。



私:「19年経って、そんなこと思うようになるなんてねぇ~」


ケラケラ笑う私に対し、


旦:「でも今回のことがあって、本当良かったと思ってる。初めて危機感を感じたというか、はなちゃんが居なくなることをリアルに考えてしまって、そうなったら俺生きていけないことに気付いて、あー俺はなちゃんのことめちゃくちゃ好きなんやなぁと改めて思った。



めっちゃ照れた。



旦:「いつも側にいて当たり前で、はなちゃんはどこにもいかない自信が勝手にあって、大切にする気持ちを忘れてたと言うか、何もしなくてもずっと一緒におるのが当然やと思ってた。

普段はキツい言い方をして、夜1人になると「あんな言い方はなかったよな」って1人反省会してて、でも翌朝になったら忘れてて、また同じようにキツい言い方をして、、それを毎日繰り返してた。


それが今回、ほんまにヤバいと思ったんやと思う。

はなちゃんも一人の人なんやから、いつ居なくなるかわからないんやな、って思うと、ちゃんと大切にしないといけないな、って思うようになった。

しかも、本当に人っていつ死ぬかわからんから、大事にせなあかんなーって。」


なるほど。

私:「私は、その意識がいつもあった方かなー。毎朝「行ってらっしゃい」の見送り絶対するのとか、子供たちとも寝る前のハグは必ずするとか、人はいつ居なくなるかわからないから後悔しないようにしているというか…。」


こんな所にも温度差があったんだなぁ~と思った。





空港が見える丘につき、駐車場に車を停め、車から降りた。丘の上のせいか外は寒くって、薄手のシースルーの長袖だった私はアルコールのせいもあってガタガタ震えるくらい寒くって、「見てみて~アル中~」とか言いながら震える手を見せて笑ったりしてた。

空港は静かにライトアップされていて、空港周りは飛行機が着地しやすいたか街灯も何も無くて、真っ暗で、少し離れた旦那の顔も見えなくて怖いくらいだった。


「空港、綺麗やなぁ~。
整備の人、まだ頑張ってるなぁー」

そう言う旦那に「せやなぁ」と相づちを打ちつつ、空港とは反対側の空の満点の星を見上げてニヤニヤしていた。真っ暗な中見る星空は、家の前で見る星空とは違って、なかなか綺麗で、でも沖永良部島で見た凄すぎる星空に比べるとやや劣っていて、それでも地元らしいささやかな星空に満足した。

空港は綺麗で、星もなかなか綺麗で、なかなかロマンチックだったけど、周りが暗すぎてちょっと怖くなり、2分で飽きた。



「ありがとう。満足した。帰ろー!」

そういう私に、


「え!俺ここで2時間くらい過ごせそうなんやけど」
と、また意外な返事に笑った。



19年一緒にいても、まだまだ分からないこともたくさんあって、口にはしていない心の内もたくさんあって、口ではあんな風に言うけど実は心の中では全く別のことを考えていたりして、、


夫婦って面白いもんだなーと思いました。



たった3時間。
家にいて何もしない3時間ではなく、外食してお酒飲んで語り合って夜景見てドライブする3時間って、めちゃくちゃ幸せだと思い、これからも大切に過ごしたいと思いました。




あとがき

何気ない夫婦のエッセイ、最後までお読み頂きありがとうございます。

私達は18歳からの付き合いで、出会った頃から半同棲、その後7年の付き合いの後、結婚し、今に至ります。19年間ずっと一緒にいたはずなのに、知っているようで知らない部分ってたくさんあるもので、いつも驚かされます。

夫婦っていちばん近い人間関係なのに、挨拶もしない夫婦がいたり、思い遣りの気持ちもなく生活のためだけに一緒にいたりするのってとても悲しいことだと思っています。「夫婦」という枠だけGETして、中身は空っぽなんて悲しすぎる。それならその枠をとっぱらってお互い自分らしく生きる方がいいとさえ思います。

私は「最強のパートナー」として、夫婦関係の相談も受け付けています。夫婦だから見えていないもの、夫婦だからこそきちんと話し合うべき事は、私の19年の経験からお話できることがたくさんあります。

夫婦関係って「当たり前」になりすぎて見えなくなってしまっているものが多いように感じます。

その「当たり前」が当たり前じゃなくなったとき、改めて大切にしようとか、きちんと自分の気持ちを話そうとか、そんなふうに思える気がします。

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