インドネシア、バンダネイラにて:三月二十二日
画像は、バンダネイラ空港の滑走路です。
相変わらず、ネット環境のよろしくない、インドネシア離島におります。ネット不安定に加えて停電も多いということで、なかなか落ち着いてnoteも書けない、スタエフも配信できない状況でした。
昨日まで、さらに辺境の地、ハッタ島に滞在しており、完全にインターネットから断絶された十日間を過ごしたわけですが、バンダネイラというちょこっとだけ文明度が高い街まで戻って来て、実はハッタ島シックになってます。ハッタが恋しくて悲しくて気力が湧いてこない。。。英語音声配信も収録したいのに、そんな気分じゃない。。。
そんな落ち込み気分を振り切って、今朝は、なんとかこの島の散歩に行ってきました。今滞在しているのはバンダ島のバンダネイラという街です。
朝ごはんは宿泊代に含まれています。西洋式の朝食とインドネシア式の朝食が選べますが、私たちはいつもナシクニン、つまりインドネシア式の朝食を注文します。
今日のナシクニンはバナナの葉っぱに包まれて出てきました。バナナの葉を開くと黄色いご飯と魚が中に入っています。
朝食の後ゲストハウスを出て、朝の活気づいたマーケットを通り抜け、島を北の方に向かって歩き出しました。
ペルニ船が着く港を過ぎて少し歩いたところにパンダネイラ空港があります。ここに飛行機が発着しているのをあまり見たことがないのですが、今日も飛行場は閑散としていて、滑走路はガラガラでした。前回来たときは、この滑走路を囲むフェンスがなくて、滑走路の上を歩いたり写真を撮ったりすることができたのですが、今回は一応フェンスが作られていて、なんとなく中に入りづらい雰囲気でした。
さらに島の北に向かって歩きます。モロリビーチ(Maloli Beach)というビーチがあります。火山岩がゴロゴロする岩がちなビーチです。沖に珊瑚礁が美しいエリアが広がっているようで、シュノーケリングしに来る地元の人もいるようです。
この付近を歩いていると、ナツメグの木がたくさん植えられているのを目にします。このバンダ諸島はスパイス戦争の舞台となった地として有名です。16世紀のヨーロッパでは、スパイスが黄金よりも高い価値を持っており、特にナツメグとクローブは、バンダ諸島で栽培されシルクロードを通ってヨーロッパまで運ばれました。
その他、ココナツやバナナはもちろん、パパイヤなどの果実があちこちに植えられています。
さらに島を北西に向かって歩き、ラウタカビーチ(Lautaka beach)まで行きました。
このビーチそのものは、水はきれいですかゴミが多くて、あまり魅力的とはいえませんでした。しかし、向かいのアピ火山の、バンダネイラの街からは見えない溶岩の流れた道筋が、ここからはっきりと見えました。
このビーチの近くにはちょっとした村があって、可愛いモスクがあります。数軒のカラフルな家が並んでいました。
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