hana87

博多在住。文章講座に通っています。モノを書く仕事をしてきましたが、あらためて文章を書くことの奥深さにうなっている日々。演劇やミュージカル、シリアスなドラマも大好きです。

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博多在住。文章講座に通っています。モノを書く仕事をしてきましたが、あらためて文章を書くことの奥深さにうなっている日々。演劇やミュージカル、シリアスなドラマも大好きです。

最近の記事

映画「このろくでもない世界で」

私が20代のころ、香港ノワール映画が日本中を席巻した時期がある。 香港映画がとにかく元気だったころだ。 どの作品にも綺羅星のようなスターがたくさんいて、暗く暴力的な映画なのにどこか胸をかきむしられるような作品が多かった。 そんな匂いを持つ作品にぶち当たった。 韓国映画の「このろくでもない世界で」だ。 ここ数年韓国映画をあまり観ていなかった。思い返せば「パラサイト」以来だ。それ以前も思えば、暗い映画が多かったような気がする。もちろん明るいコメディもラブコメもあるのだろうけど、

    • 私の耳が遠くなる日 

      私の週末は忙しい。若いころからの趣味が高じて週末はサーキットに出かけているのだ。かといって、片山右京ばりに走っているワケではなく、オフィシャル活動なるものをしているのである。オフィシャルって何じゃ、と思われる方も多いかもしれない。 テニスコートを思い浮かべてほしい。プレーヤーが戦うなか、審判とボールボーイ・ガールたちは試合が円滑に進むようにサポートしている。オフィシャルとは、まさにこの役目。レースがルールに従って円滑に運営されるよう、監視したり、レスキューしたり(レースではと

      • 父親らしい父親って

        glee仲間の石田美也さんのnote「子育てしながら音楽業」を読んだ。カントリーミュージシャンの彼女のお父さんもミュージシャン。ミュージシャンといえば、ルックスがやっぱりサラリーマンとはちょっと違う。そんなお父さんのエピソードが、かなりツボにきた。スーツじゃないし、髪も長いし…。なるほどいかにもミュージシャンのルックスだったんだ。そして幼いころの美也さんは「ああ、普通が目立たなくていいのになあ」と思っていたという。それがやがて大人になった自分もミュージシャンとなり、子育てをす

        • 転売ヤーはなぜはびこる?

          わたし、実はチケット争奪戦にけっこう強く、いろんな舞台やLIVEのチケット争奪戦を勝ち抜いてきました(いや、単に抽選に当たった!というだけの話なのですがね…)。しかし、2024年初夏。連戦敗戦の演目にぶち当たりました。それが「死の笛」。TEAM NACSの安田顕さんが企画・プロデュースし、林遣都さんと演じる二人芝居です。ローソンチケットでの販売なのですが、これがとにかく取れない!!! 最後の最後にはローソンチケットによる「ファンクラブ先行分を一般に売っちゃいました」的なトラ

          観劇日記‐Medicine

          はじめまして、博多在住はなです。 初note観劇日記になりました。その最初の作品が、「Medicine」。先日、博多から名古屋まで出かけて観劇してきました。東海芸術劇場という初めて行く劇場で行われた、田中圭主演の舞台です。 この作品、エンダ・ウォルシュというアイルランド生まれの劇作家による2021年の作品の日本初上演作で、ウォルシュと聞いてこれはぜひ観たい!と思っていたものです。しか~し! 主演が田中圭ということもあり、それはもうすごいチケット争奪戦で、私は最後の最後に追加

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