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転売ヤーはなぜはびこる?

わたし、実はチケット争奪戦にけっこう強く、いろんな舞台やLIVEのチケット争奪戦を勝ち抜いてきました(いや、単に抽選に当たった!というだけの話なのですがね…)。しかし、2024年初夏。連戦敗戦の演目にぶち当たりました。それが「死の笛」。TEAM NACSの安田顕さんが企画・プロデュースし、林遣都さんと演じる二人芝居です。ローソンチケットでの販売なのですが、これがとにかく取れない!!!

最後の最後にはローソンチケットによる「ファンクラブ先行分を一般に売っちゃいました」的なトラブルもあり、大阪公演に当選された友人は料金を振り込んだにも関わらず、無効になり、再度抽選に申し込まないといけない事態に陥りました。(友人のご友人はもう本当に落ち込んで泣いておられたそう)(もうほんと、どういうこと!!!)

それなのに、それなのに、ですよ!!
転売チケットサイトにはなんと92件(7月1日14時現在)ものチケットが放出されているではないですか!! 転売、禁止されてなかった??最高値は65000円よ!(チケット定価9000円)どういうこと?? しかも取引終了しているではないですか! オンライン上で公然と取引される状態は、デジタルが進んだせいなのかもしれません。
本当に観たい、という思いで何度も抽選に申し込んでいる人たちがいるのに、100人近い(もしかしたらいくつも出品しているヤカラもいるかもしれませんが)転売ヤーが世にはびこっているなんて、許せない!!!と、週末も友人と2時間近く、おしゃれなカフェで息巻いておりました。くすん。

本当に観たい人が観られる環境を

チケット販売業者の人、主催者の皆さん、本当に舞台を観たい人が観られる環境づくりをもっと真剣に考えてください。少なくとも転売ヤーがチケットを販売することを見過ごすのはやめてください。お願いです。サイト上にチケットが売られる状況がはっきりと「見えています」。それを「見過ごさないで」ください!

そういえば昔は「ダフ屋」さんなるおじさんたちが、会場前にチケットを持ってブラブラしていましたね。そんな状況、若い人たちはきっとご存じないと思いますが、そのときも私は絶対ダフ屋からはチケットは買わないぞ!と誓っていました。なんか妙な正義感が働いていたのを覚えています。しかしその反面、「あのチケットを買う人がいなかったら座席は空席になってしまうのか?」と思うと、切なくなったのも事実です。
観たい気持ちが勝ってしまう人もいるはず。空席になるのならばチケットを購入するのも善なのか…。いいや!!そんなことはない!!と信じたい。

私はXをしていて、その界隈の方々はチケットが2枚取れたときや、急用で行けなくなったときには、声掛けをして、融通し合っています。こういうことができるのもデジタルが進んだおかげ。転売ヤーがはびこるのもデジタルが進んだせい。デジタル社会はまさにメリット・デメリットを生む社会なのかもしれません。

本当に観たい人が観られる環境づくり! それを願ってやみません。

追伸)
最後の最後の発売でようやく「死の笛」1枚、ご用意いただきました。奇跡よ、続け!



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