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自己肯定感ゼロの私が、目標達成のために心がけたこと(1)

今回は、27才の時から28年間叶えられなかった夢を叶えた私の方法をご紹介します。
昨年2023年10月11日、絵本『かぜのように』を出版しました。
私は絵を描くことが好きで、いつか絵本を出したいと思ってはいたのですが、猛烈に自己ブロックがかかっていて、全く自分からは動くことができないまま、50代の年齢に突入してしまいました。
さすがに私の顕在意識はまずいと察していたのか、焦りがつのるばかりの日々が続いていました。
いつか、は、もう来ないのではないか、という不安もありました。
なにしろ自己肯定感がゼロの状態でしたから。
もちろん28年間何もしていなかったわけではなく、働きながら2人の子供の子育て、義理の父母の介護、実家の親の世話など、自分がやれることは人の為にやろうと頑張ってきました。今も福祉関係の仕事に携わり、人のお役に立ちたいと思っています。
仕事の傍ら、ボランティアですが頼まれたイラストや紙芝居の絵を描いたりしたこともありました。
自分で選んで進んできたものの、一番やりたいと思っていたことが叶えられていませんでした。
絵本を出版すること。
私の場合、自分の一番やりたいことを後回しにしていたことが、問題だったのです。
子育てが終わってから、子どもが一人前になってから、介護が終わってから、伴侶の世話をしてから、自分のやりたいことは後にしよう…私は1年半くらい前まで、本当にそんな気持ちでいました。

命の時間は有限。それなのに私は自分のために、なぜ時間を使おうとしなかったのだろうか。

ひとつには、自分のやりたい事をやる後ろめたさ。昔、自分が行きたいと無理を言って大学に行かせてもらったのに、家族に苦労をかけてまで行かせてもらったのに恩を返せていない自分の不甲斐なさ。自分がやりたいことをやって、また家族を苦しめるのではないかという不安。こんなダメな自分のために、他の人が我慢を強いられてはいけない。という思い込みがあったのだと思います。
心に負のスパイラルが出来つつあったのです。
でも、絵本を描いて出すということは諦められない。

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