【雑記】低単価案件の罠とスキル向上のためにどうしたらいいか考えてみた

Webライターの世界では、驚くほど低単価の案件が存在します。（単価＝報酬です）

私が経験したのは、以前のnoteにも書きましたが、1記事50円で、10記事完成させると初めて500円支払われるというもの。

これは初心者ライターにとってピンとこないかもしれませんが、実際には2000文字以上の記事を10件も書く大変な労力に見合わない報酬です。

では、なぜ初心者ライターはこれらの案件に引き寄せられるのか。

多くの場合、クライアントは「未経験の初心者にWordPressの使い方やライティングのノウハウを教える」という約束でライターを募集するからです。

しかし、これは罠です。

この仕事を受けても実際のスキルアップにはつながらず、労力だけ搾取されることがほとんどです。

なぜなら、この仕事は、クライアント側にマニュアルがあるからです。

クライアント業界の裏で「ライターを1記事50円で書かせる方法」などというマニュアルが、どうやら有料で出回っているらしいのです。

「ライターとしての技術を教えます！」

とか言っているクライアントは自分が儲けるマニュアルを買っているだけで、本人にノウハウや技術はありません。

実際に同じようなマニュアルと報酬を提示してくるクライアントが、この3ヶ月だけでも、クラウドソーシングサイト上にはたくさんいました。


初心者の間は、記事作成については不安ですし、自分のライティング技術に自信も持てません。

そんな心理から、50円でも技術を教えてもらえるなら、とつい契約してしまう気持ちは分かります。

ただ、私はWebライターとして成長するには、適切な対価をもらう、というのも大切だと思っています。

１記事2000文字以上の記事ですと、情報をリサーチしたり、まとめてWordpress上で入稿していく作業で、慣れても3時間はかかります。

その対価が50円だと、モチベーションを持続していくことは難しいのではないでしょうか。

では、どうやってWebライターとしての技術を身につけていったらいいのか。

私はひたすらテストライティングを受け続けましたが、このやり方は今考えると非効率なので勧められません。

（クライアント側にも迷惑ですし、未熟な文章を世に出すという、赤っ恥伝説にもなってしまいます）

このため、効率的だと思う方法を以下にまとめてみました。

1. 無料のリソースを活用する

ネットなどで探せる無料講座は、ライター初心者にとって充分役立つものです。

こういった講座を使えば基本的なスキルを身につけられます。

2. 適切な報酬の案件を選ぶ

1文字0.5円以上の報酬がつく案件を探しましょう。

そういうクライアントとの契約であれば、時間と労力に見合う適正な報酬を得ることができ、その分成長もできます。

3. リサーチ能力を鍛える

Webライターにはリサーチ能力がとても重要です。

自分で情報を探し、成長する姿勢をもちましょう。

4. 基本的な日本語力を身につける

正しい日本語の使用は、ライターとして必須のスキルです。

基本的な文法や表現を学ぶことから始めましょう。

まとめ

Webライター初心者は、低単価の罠にはまらず、賢く学ぶ方法を選ぶことが重要です。

無料の教材を活用し、自分で学ぶ姿勢を持つことで、スキルアップと適正な報酬を得ることができます。


今の自分なら言えます。

Webライター初心者やこれからWebライターを目指す皆さん。

「自分には何のスキルもないし、WordPressの使い方も教えてもらえるし、50円の報酬から始めようかな…」

なんて考えないで！

あなたにはそれ以上の価値が絶対にあるから！

大丈夫！

スキルゼロから始めて失敗だらけの私でも今なんとかなってるから。

皆さんには、私のこれまでの失敗を糧にして、楽しくWebライターとして成長していってほしいと思います。

いまだに失敗は多いけど、Webライターの仕事は楽しいですよ。

Webライター初心者やこれからWebライターを目指す皆さん。

ともにがんばっていきましょう。

それでは、今回はこのあたりで。