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カレーと加齢と「からい」と「つらい」

ワタシはあんまりまっすぐ育ってきては、いない。
紆余紆余曲折折曲折くらいしちゃってもう訳わからないってレベルくらいには
人生自体がねじまがりなかなか大変な感じになっているのは間違いないレベルで
なかなかアレな、何かだ。
グニョグニョしてそうだし、うねうねうねってるし、おんなじところぐるぐるで
……腸みたいなイメージ↓

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そんなわたし。


例に漏れず自己肯定感ひっくひく \(^0^)/
自分以外の人が言うことは
ワタシより賢い人たちが言ってるからきっと正しい!
ってガチで思ってた
くらいやっばやばでした \(^0^)/
(まだ完全には治ってなくて調整中)


ソレについてぐだぐだ恨言とかなんかを書き連ねるつもりはないんだけど

自分の親と完全に距離を取って、子供を産んで
恋愛市場からも引退したことで、色々見えてきたみたいです


最近いろんな思い込みや枷が外れて楽になってきてる気がするんです。


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枷が外れたかなと思ってても
鎖が切れただけで枷自体は残ってることって結構ある


若かりし日の自分
どうしてそこまで自分を狭めて考えてたのかなぁって今になると思うんだけど
当時は真剣に追い詰まってたし、必死だったんだよなぁってしみじみします。


成果はどうあれ、何かをやればやっただけやったことになるし
何かをやったならやった分だけやったことが自分に残るんです
みんなそうやって一段一段階段を積むかのように人生を作ってるだけなんですよね

そのことを、本当に知らなかったな、って思うんです。


要するに

ワタシは、クソ男に振り回されたり思い悩んだり
毒親からの呪いを解くことに人生を使いすぎて
そんなことばっかり積んだ自分を作り上げちゃったってこと。

うわー
露骨に文字にするとキッツイわこれ…… orz


そういうことをえらんできた自分が悪いんですけど!
うん、そういうことしかしてきてないよ確かに! うわぁい!!


ワタシの経験してきたことの結構な割合がそういうもので占められていて
と、いうことは「私自身という存在の結構な割合がそういうものでできている」
ってことになっちゃうんですよ。


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積み積みつみ上げてどんな形ができるかな、って
何を積むのかも本当に大事だよねぇ


この、巨大な後悔とやっちまった感、そして浪費感よ……
あの頃の自分に言いたいよ
「あんた、そんな辛い思いまでして自分の人生をそいつに使っちゃっていいの?」
って。


まあ、きかないだろうけどね!!!


歳をとるにつれ、「あのとき大人たちが言ってたのってこういうことか!」と思うことが増えてきます。自分が越えなければ見えないもの、そこまで成長してからじゃないとわからないこと、というのが、残酷なほどニンゲン皆がごく自然に通る発達の過程の上にはゴロゴロ転がっているんですよね。

伝えたくても伝えても伝え切れない、本当に知って欲しい、伝えたいことが。


人の共感にも経験にも、そして時間や認知には限りがあるから仕方のないことではあるとはいえ、なんとも焦れる、切ない事実ではあります。


そこを抜けることができる、回避することができる、伝えられる「かもしれない」
そんな手段が、人類にないわけではないんですけどね。


その最たるものが読書であり、遠く及ばないとはいえ、映画などもそこに当たることでしょう。「物語」はその様なものを伝えられる唯一の手段なのだと思います。

だからこそ、何百年もずっと読まれる書物などが存在するのです。

人は、今の人も昔の人も等しく、人が人であるが故にたどってゆく成長や加齢の道筋を辿っていくしかないために、ヒトひとり分の人生しか歩めない宿命を背負っているからですね。


みんな、ウンコからは逃れられないのと同じです。
辛すぎるカレーを食べたら絶対に出口がヒリヒリするの分かってるのに
ヒリヒリするからやめとけよって言っても食べたかったら人は食べるのです
食べて、ヒリヒリして後悔したり、おなかまで痛くなっちゃったり
負けないぞって無駄に奮起したりしちゃうのです
わかっててもそういうメニューを提供するお店もあるし
ふざけて騙して食べさせようとかする人もいるでしょう
でも、やっぱり、辛すぎるカレーを食べると菊の花が荒れるのです。


入れたものがどうにかこうにか謎のブラックボックスを通ったって
そのおかげでどうにかなるものもあるけどならんものも当然あって
その「ならんもん」がどんなもんかは、経験してくとわかってくるんです

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カレー自体は胃腸にいい効果を出すものがいっぱい入ってるのに
過剰に入れた唐辛子のおかげで逆に胃腸障害みたいになるのって皮肉が効いてる



自分なのに可哀想に思えちゃうくらいなんだか満身創痍のワカイコロノワタシ
がんばっちゃってたんだね、って、よしよししてあげるためにも
今後の自分は自由に、自らを由として生きていくしかないのです


さー
今晩のご飯はカレーにしましょうかね。
ちびちびたちもいるし、甘口の、本当にお腹にも体にも効きそうなやつがいいな

君たちは、伸びやかに、軽やかに生きていってよね。

ママを見習わないで欲しいところはちゃんと、ね。

サポートいただけたらムスメズに美味しいもの食べさせるか、わたしがドトります。 小躍りしながら。