ターミネーター:ニュー・フェイト サラ・コナーに安寧の日々はこない

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ターミネーター2の続編の「ニューフェイト」。
2の続編は、いまいち評価が高くない。
2があまりに出来が良いので蛇足感が強いのだろう。
正直、現代でやることはやり尽くしたので、未来の戦いを描いた「4」が好き。
今回のニューフェイトは、現代。
ターミネーターを撃退し、ジョンと幸せな生活を送るサラ・コナー。
しかし、突如現れたターミネーターによってジョンは殺されてしまう。
スカイネットが送ったターミネーターは一体ではなかったのだ。
ターミネーターはスカイネットが無くなっても命令を遂行するために稼働し続けていたのだ。
最愛の息子を喪ったサラ・コナーが泣き崩れる場面で映画がはじまる。

待って。
辛すぎんか。
サラは、ずっと頑張ってきたのに、この仕打ちはないだろう。
先に言っておくが、ニューフェイト自体は面白いんだよ。
スカイネットの代わりに、新しいAIが現れて戦争になるとか、ちょっとアレな部分もあるけどアクションや映像もシナリオも悪くないのよ。

結局、ジョンが亡くなるってことは2をリアルタイムで観た世代からすると「なんだったの?」と思ってしまうよね。
新しく未来から送られたきた人間と機械のハイブリットサイボーグのグレースも良いのよね。
そして、ジョンを殺害し目的を失ったTー800が良心を理解し協力するのも良い。
でもなぁ、やっぱりジョンがいないのは物語上の都合にしか思えないのが辛い。
本当、その部分だけなので、もし続編があるなら何らかの救済処置が欲しいところ。
でも、シュワちゃんも年齢的に厳しいだろうから、あまり期待できないか。

今回の日記はモヤモヤ点だけ書いたけど、新しくターミネーターを観ようと思う人には普通に面白い映画ではないかと思う。
敵のターミネーターの新機能や、相変わらず超しつこいので、手に汗握る追跡劇が好きな人は是非観て欲しい。

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