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#2 【初受験も〇】TOEICスコアアップ    Pt1.Pt2の攻略法!/リスニングスコアアップのための勉強法!

前回は、リスニングの復習③単語の意味チェックと単語帳への記入 まで確認しました!

リスニング復習の流れを押さえておきましょう。
①間違えた問題の音声を、何も見ずに再度聞き解答 

②音声をパッセージを見て聞き、解答

③単語の意味調べ・単語ノートへ記入。

④オーバーラッピング・シャドーイング(ここから!)


1. オーバーラッピングとは

オーバーラッピング・シャドーイングは、どちらも”読む”練習の事です。
台本を見ながら読むか、見ないで読むかの違いですね。

オーバーラッピングのやり方
①台本を見ながら音声を聞く
※単語の発音や、単語のつながり、イントネーションの位置などを確認

②音声を聞き、台本を見ながら、速さ、イントネーションそっくりそのまま真似するように合わせて読む。
※音声の速さや発音とほぼ同じように読めるまで繰り返す
(多すぎるとしんどいので、5回までが目安)
※いきなり難しいわって場合は、1回目は文章の最後の1単語だけを音声に合わせて読み、徐々に合わせて読む部分を長くして、リズムをつかんでください。

1-1 なんでオーバーラッピングが大事か

読める⇔聞ける だからです。
実際にオーバーラッピングしてみたパッセージの音声を聞きなおしてみてください。圧倒的に、聞こえやすくなってると思います。
例えば、日本語の古典の文章(源氏物語とか、枕草子とか…)
あんなん、いきなり音声聞いても、何言ってるか絶対わからないじゃないですか。でも、授業で勉強していって自分で読めるようになったら、その分からんかった音声を聞いても聞き取れてて、意味も分かるようになるんですよね。


オーバーラッピングをしている時って、自分の口で発音しながら、イントネーションや単語の繋げ方を知り、同時に自分の発音している声を自分の耳で聞く。っていうことが起こってますよね。
ただ音声を聞いているより、自分自身でそれをまねしたほうがあった王的に吸収率が早いと私は実感しています。ですから、ただ音声を聞き流すのではなく、自分の口も動かしてみることが大事だと思います。

2. シャドーイングとは

台本を見ずに、音声と同じように発音する ということです。
オーバーラッピングの台本無しVerですね。

シャドーイングのやり方
前提:オーバーラッピングでクリアに読めるようになっている
①音声とともに、発音する

スラスラ読めるまで繰り返す(3-5回目安)

2-1 なんでシャドーイングもするの?

これでやっと、読んだ英語を自分のものにできます。
何も見ずに言う≒自分で話している って感じです。
ですから、暗記して言う っていうのは実際の会話で話しているという感覚に近いんですね。

ですから、この練習は「聞き取れるようになる」ためでもありますが、同時に「実際の会話で役立てる」というためでもあります!

やっぱり英語って結局はコミュニケーションツールなので、スコアのためというより、英語で人と話せる自分に近づける方がわくわくしますよね。

これでリスニングの復習は以上です。
この復習を、それぞれの間違えた問題で行いましょう!

ちょっと多いなーって思った方いるかもしれません。
あなたが#0で立てた英語を話したくなるための目標ってなんでしたか?

どんなことも積み上げでしかありません。
ボタン押して英語を話すことが出来るように変身しても、自信つきますか?
実際に道をきいたり、友達を作るために外国人と英語で話せますか?
積み上げた事 それこそが自信です。
きっと、目標を達成したあなたは今の何倍も自信に満ち溢れてるはずです。


3.リスニング各大問ごとの解法のコツ!

ここからは、各セクションごとのコツをお話しますね

3-1.リスニング全体に共通する大事な事!

初めに、リスニング全体で聞き取るためのコツとして
①誰が、何が→主語 ②何をする→動詞、be動詞 
③何を どんな→目的語、形容詞
これ聞き取るの大事です!

Ex: Actually my new boss is so demanding.
実は俺の新しい上司、めっちゃ注文多いねん
①→my new boss(新しい上司)②→is (~である)
③→so demanding(とても注文の多い)

これが出来るようになるためには
①なるべく文章を読み、主語・動詞・目的語or形容詞は何か、自分で印をつけて判別できるようになる
②リスニングの復習で、主語・動詞・目的語or形容詞のどれかだけにフォーカスして聞き取る
(例えば、パッセージに登場した主語は何だったかを、音声を聞きながら紙に書き出すとか)

これはTOEIC受験というよりかは、一般的なコミュニケ―ションにおいて重要です。日本語でも、誰がとか何をとかってコミュニケーションの上では重要なポイントですよね。

では、各大問のコツをお話していきます


3-2 大問1(写真問題)は写真に写ってるか、そうでないかで判断!不適切な主語・動詞・モノを除外!

TOEICの問題1番目は、問題に印刷されている写真の情景に適した選択肢を、放送された4つの選択肢から選ぶ問題です。計6問
例えば…

本番は白黒写真です!
(出典:
https://www.shutterstock.com/th/image-photo/smiling-aged-lady-heart-shaped-sunglasses-2229387207)

このような写真があったとします。で、以下の音声が流れます。
1. A woman is riding a bike.
2. A woman is taking off her shoes.
3. A man has black hair.
4. A woman is wearing purple glasses.

ステップ1
3-1で確認した ①主語・②動詞・③目的語or形容詞を確認しましょう
1. ① A woman ② is riding ③ a bike
2. ① A woman ② is taking off ③shoes
3. ① A man ② has ③ black hair
4. ① A woman ② is wearing ③ purple glasses

ステップ2
次に、1~4の選択肢の文章で以下のものがないかをチェックします。
で、写真に含まれてないものが含まれていればその選択肢は即除外でokです
①写真に適さない主語(誰)
1.2.4→A woman 3→A man
この時点で3は除外できます

写真に含まれていない不適切な動詞(する/である)
1. ride-乗る 2.take off-脱ぐ/取る
3.have-持っている
(微妙→スマートフォンを持っていると続く可能性もあるので)
4.wear-着ている(※状態を表す)
(微妙→白い服を着ていると続く可能性あり)

※wearは着ているという状態/put onは着るという動作を示します!

1.2も除外できました。なので、この時点で答えは4と分かりますが
堅実に最後まで聞いて答えを確定させたいという場合は

写真に含まれていない物(モノ)がないかチェックします。
1. bike-自転車 2.shoes-靴 3.black hair-黒髪 

このステップ1~2を音声を聞きながら頭の中で出来るようになれば大問1はOkです。
ステップ1の主語・動詞・目的語or形容詞の判別はTOEICに限ったことではなく、実際に人と話すうえでも自然に皆さんが行っていることなので、ここは意識しなくていいです。
ステップ2の、写真にそぐわないものを除外できるか。ここ大事です。

ここまでが大問1のコツです。大問1は出題される単語も単純なものが多く、得点しやすいセクションです。全問正解しましょう。

3-3 大問2(応答問題)は集中力とイメージ!文の始まり(疑問詞)がポイント!

では、大問2行きましょう。
英文が1文流れ、内容に対する適切な応答をABCの選択肢のなかからひとつ選びます。計25問

これ、なんで集中力とイメージが大切かっていうと、問題冊子の大問2のページはこんな感じなんです。

7.A B C
8.A B C
9.A B C

31.A B C

特に問題文とかが書かれていなくて、A B C だけなんですね。
そして、25問の音声がただひたすら流れ続けるので音声を聞き逃さずに、集中して聴き続ける力が必要です。
しかも、後で説明しますが、大問2は、読まれる1文の、頭の部分を正しく聞き取ることがめちゃくちゃ大切なので、集中切れは結構危険です。

例えば…
Q: When the new restaurant will open?
いつ新しいレストランオープンすんの
A: I'm not sure. Let me check the website.
んー、わからんな。ネットでチェックするわ
B: I visited there last winter.
そこ、昨年の冬に行ったで
C: Because I had a lot of things to do.
だって、やることめっちゃあったもん
正解:A
(Q及びA~Cは問題冊子に印刷されていません!すべて音声で流れます!)

じゃあ、例題をもとにまず解き方からお話していきます

ステップ1
文章の頭に注目し、何を聞かれているか判断しましょう
大問2は適切な応答を選ぶ問題ですから、まずは何を聞かれているかわからないと話になりません。
今回の問題ではWhen→日時を問われていましたね。

じゃあ、こう聞かれたらどうでしょう…
Q:How long does it take from here to the station?
こっから駅までどんくらいかかるの~?
How long→要する(かかる)時間 を聞かれてますね

はい、こんな感じで文章の頭に着目しましょう。大問2は疑問文から始まります。英語の場合、疑問文の初めを聞き取れれば、何を聞かれているかわかります

なぜなら、疑問詞(what/何 where/どこ when/いつ why/なぜ who/だれ how/どんな、どのように)は頭にくるからです。

ステップ2
尋ねられたことに自分だったらどうこたえるかをイメージしましょう

先程の文章
Q:How long does it take from here to the station?
こっから駅までどんくらいかかるの~?

これに、あなただったらどう答えますか?

例:It takes about 10 minutes by car. - 車で10分くらいだよ。
とか。
例 : It's about 5 minutes.
とか

こんな風に、大問2で尋ねる文を聞き終えたら自分でどんなふうにこたえるかをイメージしてみましょう。そうすると、選択肢が読まれた際に類似したものが読まれたときに、これだ!ってなります。
ただ、自分が想像していた物が正解ではないときもあります。

Q:How long does it take from here to the station?
こっから駅までどんくらいかかるの~?
A: I'll go next week. - 来週行くよ
B: I ate that this morning. - 今朝食べた
C: I've never been there. Please ask her. - 行ったことないんだ。彼女に聞いてみて
この時、最も適切なのはCですね。

大抵、自分が頭で考えていたこととマッチするのが8割がたですが、このような※予想外のものが出てくることもあるので注意しておきましょう。

※このような予想外のものに対応するためには
①多聴(ポッドキャストなど、2名以上の会話を聞き流す
②英語のドラマ視聴(流すだけ)英語字幕or字幕なし
これを行っていくと自然な応答に対する感覚が身につきます。
取り組む際の注意として、聞き流す、観流す、楽しむことを意識する事です。全て聞き取る必要はありません、何んとなーく概要が掴めたらokですので、毎回毎回停止して、何を言ってたか確認するとかをする必要はなしです!

今回はここまでにします!
次回は大問3(複数人の会話聞き取り)のコツからしていきます
→#3(執筆中)


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