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own heartbeat

書くのはけっこう久しぶりになってしまいました。
イラストは椎名林檎さん。

人から見られる文章を書く習慣をつけるぞー、
毎日note書くぞーと思ってたのだけど、
そう思う事はもうやめちゃった。

無理矢理書く、という事をすると、自分の本心が
うまく出てこないので良い文章を書けない。

自分が瞬間瞬間、感じた事、良いと思った事を
忘れないように書き留める、という意味でnoteを
やろうと、初心に帰ろうと思いました。


この2週間くらいでも本当色々と変化があった。
早い。
自分の心の変化の早さには自分でも驚く。

マイブームがどんどん変化していく!

わたしは非常にのめり込みやすく、冷める時は
穏やかにしゅるしゅると冷めていく。


冷めるいっても完全に消えることはなく、
ちゃんと脳の片隅に置かれてあるんだけども。


この7月、8月はHIPHOP、MCバトルにどハマりして
狂ったように見ていた。
今思うと本当に狂っていた、、、自分が怖い。


夜中まで見て、日中も見て、外に出て歩いてる時も
ずっと考えて、、、本当に狂うくらいハマってた。


何かにハマったりファンになったりしている時って、
恋愛をしている時の脳と同じような感じだ。
もう脳全体がそれだけに覆われてる感じ。
それしか見えてないから、視野が極端に狭くなってるし。

何かの、誰かのファンになるのって、恋愛と
どう違うんだろう?
手に届くか届かないかの問題?
現実か非現実かって事?
でも、報われない恋は、実らなかった恋は
結局は非現実のようなものじゃないか?
手が届きそうだったところまでは現実なのか?


うぅーん、漫画でも映画でも芸能人でも何でも、
それに没頭していたり熱狂的なファンでいる時って
まるで恋愛とおんなじだよね。
漫画や映画の場合はその作品のキャラクターか漫画家か映画監督かって話になるけど。
紙などの物質ではなく、あくまで好きの対象がいるという意味ね。


なんか、絶対そんな事あり得る訳ないのに、自分の
存在に気付いてほしいー!って思っちゃったりして。
Twitterでコメントしてみたりして。


ただ純粋に、この人好きだなあ〜この作品好きだなあ〜って落ち着いていられるうちはとても良いのだが、
のめり込みすぎて熱狂的になっちゃうと、後から自分でも引くくらい愚かな思考回路になっちゃってる。
暴走機関車の如く、、、。


これが脳内物質アドレナリンのもたらす力なのか。

恋愛によるトキメキも、本当一瞬だもんな。
恋はスピードというしね。


恋している時。お互いの事をまだ何も知らなくて、
これから知っていきたい、と思えている時。
まだ相手自身の事が、相手との時間が未知数である時。
これから何か始まる予感でわくわくする。

好きだ好きだ好きだって勝手にこれは恋なんだと認識し始め、認識する事でさらに気持ちに拍車をかけ、もう恋愛はまさに脳内の血液が暴走機関車のように走り回る。


The adrenaline runs in my bodyって感じだ。


恋の駆け出し、本当に楽しい。
セリフをつけるなら、"るんるん♪"って感じ。
なんだかいつもニコニコしてハッピーな気持ち。


それってすごく良い事だと思うから、恋をするのって
わたしは好きだ。
たとえ一瞬だとしても、その一瞬はとてもキラキラしているし、その一瞬を愛したいとも思う。
とても人間らしい事。


だんだんと落ち着いてきて冷めてしまっても、
あぁ、あの時は私狂ってなぁって冷静になり、しみじみ振り返るのも一種の楽しみだ。


色んな物や人に恋をしては冷めていく。
時が経てば、その自分の脳内物質の動きを、感情の変化を、心の波長の変化を、客観的に分析する事ができる。


たった1週間、2週間経っただけでも、だいぶ心の変化が起きている。
あ、あんなにハマってたのに今は落ち着いたな〜
しばらく離れても大丈夫かな〜みたいになる。


のめり込みすぎる事がいけないのかもしれない。
ゆるやかに好きでいられたら長持ちするものは多いんだろうな、長距離ランナーのように。


しかし私の性格上、何かに急激にのめり込み、
その後しゅるしゅると冷めていく、というのが
一番多い。


もちろん、一時より冷めてしまってもずっと好きな物はたくさんあるし、時が経ってもそう思えるものが、本当に好きというものなんだろう。



そしてよく思う。結婚って何なんだろう。

結婚は一瞬の感情だけではやっていけない。
恋愛から始まるかもしれないけど、その後ゆるやかに
冷めていき、熱く燃え上がっていた炎は穏やかな灯火となる、、、笑

結婚に関しては、生涯を共に過ごすという前提で行う物だから、ずっと恋愛モードってのは無謀過ぎるよね。
科学的に無理だよね。穏やかに愛していかないと、続くわけがない。

パートナーの事、大事だけど恋愛のドキドキがない、男、女として見れない、という話はよく聞くけど、
それはもう科学的に当たり前の話で、ゆるやかに冷めて穏やかに愛していけないと、結婚は続かないもので、、、。

関係を続けさせる為に、ある程度冷めた、落ち着いた距離感で愛し合っていかないといけないんだと思う。


私は一瞬の心のときめきが、自分のハートが動くのが好きなので、いつか冷める時が来てもいいから恋をしたいと思ってる。


でも安定した結婚生活もしていきたいと思っているし、結婚生活が破綻しないように気を付けないと、何か工夫しないと、とも思っている。

あぁ、アンビバレント。

結婚って幸せなイメージが強いけれど、実際思う。まるでゴールのない迷路のようなのだよ!!
とっくに相手への恋心は失われ、愛情に変わっていく。けれど、恋をしたい、という思いって、どんな人間も生涯抱き続けるものなのではないかと思うんだよ。


結婚しているのに他の人に恋をする事は、不貞行為とみなされる。反道徳的だと謳われる。
わたしは全く不倫や浮気を肯定はできない。
結婚という、この困難だらけの茨の道を、様々な複雑すぎる感情を共有してきた夫婦の絆は強く、それは3日そこらで完成するものでない。不倫は相手の良いところだけと付き合えて、甘い蜜だけを吸っている行為なので、ずるい、とも思う。


しかしだよ、誰かに恋をしたいと思う、その気持ちを押し殺す事はとても辛い事だとも思うんだよ。
誰かを純粋に好きになる、恋をする。それは人間が人間らしく生きる為に必要な行為だと思うんだよ。
恋は理屈じゃないんよ、心であって感情だから。

だから、結婚はまるでゴールのない迷路のよう。
わたしにとってはね、アンビバレントなのよ。
幸せ、安定を求める気持ちと、誰かに恋心のようなものを抱く気持ち。
理性と感情。
現実と非現実。

子供ができたり、何かを契機に考えは変わるかもしれないけどね。
今の私にとっては結婚ってとってもアンビバレントであり、残酷な迷路。
贅沢な悩と言われたらそれまでだけど。


誰かとこういう話をしたい!
みんなどう考えて生きているんだろう?

結婚したら、子供ができたら、恋愛なんてしちゃいけないに決まってる!良い歳して!という、そういう話をしたいんじゃない。
それが常識でしょ、倫理でしょ、バーンって話をしたいんじゃない。

人間の持つ複雑な心故に生じる葛藤や疑問や辛さについて、話してみたい。

マイブームやファンの話から飛躍して、結婚と恋愛についての話になってしまい、言いたい事もまとまってないけれど、とりあえず思っている事を書いて終わりにしたいと思いまする。

いつかこれをテーマに本でも書こうしら。。


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