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良い文章とは完読されること。「新しい文章力の教室」を読んで印象に残った部分をまとめてみた


「文章を書きながら考えていませんか?」

Amazonの商品ページの一説にドキッとした。

考えながら書く、考えるから手が止まる、時間がかかる……まさにわたしのこと。

というわけで、今日は「新しい文章力の教室」を読んで心に残った部分をじゃんじゃんアウトプットしていく。

結論から言うと、「新しい文章力の教室」は「書く」を長く続けるために、これから何度も読み返したい一冊でした。

良い文章=完読される文章

分かりづらい、テンポが悪い、読みずらい。そうなってくると文章を完読させるのは難しい。

完読されるのが難しいからこそ、良い文章とは完読される文章。

恥ずかしながら今まで「良い文章とは」なんて考えたことがなかった。これから「書く」に迷った時は、これは良い文章なのか?と自分に何度でも問い掛けたい。

なにをどのくらい書くのか決める


何を伝えるのかテーマを決める。
そののち、何をどれくらい書くのか決める。

わたしは、知っている情報をあれも、これもと読者に伝えたい方だ。とくに取材記事を書くと思い入れが入る分、あれもこれもと情報をつめてこんでしまう。でもこれじゃ完読されない。

これから、テーマをきめて、何をどのくらい書くのか、書き始める前にもっと準備が必要なのだと感じた。完読のためには取捨洗濯も必要!捨てる勇気!

取材は書くためのパーツ集め


今度取材にいくときに絶対意識しようと思ったのが「5W1H」に沿って事実をそろえること。5W1Hが整理できていないと、情報がバラバラで書く手が止まってしまう。

Who だれが
What なにを
When いつ
where どこで
 Why なぜ
 How どうやって

特に事実に基づいた記事は、5W1Hを用いて情報を整理しておくと内容が伝わりやすい。

テーマと話題を構造シートでまとめる


実際に書いてみた構造シート

テーマ欄をつくる

箇条書きで話題を並べる

話題の順番に番号にふる

アピールしたい優先度を決める

構造シートをつくるクセをつけることで、記事の仕上がりイメージができるようになる


1回読んだだけじゃ足りない!2度3度読み返したい教科書のような1冊

読み終わって真っ先に思ったことは、これまで「書く」ことを感覚的にやってきてしまったということ。

書くことを続けるためには、「書く」をもっと自然に身につける必要があるなと。だからこそ「新しい文章力の教室」は、これから何度も何度も読み返すべき一冊。

教科書のように何度も開き、そしてメモして自分の書く力を伸ばしていきたいと思う。


また随時更新予定!

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