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交通事故に遭ったら知っておきたい痛みの推移

「はみだしチャンネル」Ogawaです。
この番組は「声がきける あなたのヘルプデスク」をテーマに、僕の経験を通じて、日々の生活に役立つ情報や感じたことを声でお届けしています。
standfmで音声を配信し、noteでテキスト記事を配信しています。

今日のテーマは「交通事故に遭ったら知っておきたい痛みの推移」です。
交通事故に遭った後、どのように痛みや症状が変わっていくのか、私の体験をもとにお話しします。それでは、始めましょう。


交通事故に遭った場合の痛みの推移

交通事故に遭った場合、痛みや症状は一定ではありません。時間や季節、気温や気圧などによって、変化していきます。これは、交通事故で受けた怪我の一種であるMTBI(軽度外傷性脳損傷)に関係しています。MTBIとは、頭部に衝撃を受けたときに、脳が揺れて神経細胞が傷つくことで起こる症状のことです。

MTBIについては、私が以前参加した交通事故被害者団体で詳しく教えてもらいました。その団体では、交通事故の被害者同士が情報交換や相談をすることができます。私は去年の秋に、久しぶりにその団体の会合に参加しました。

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最近になって、その会の中で、事故に遭われた方と、オンライン上ですが、コミュニケーションをとる機会がありました。

その方は、プライバシーの問題もあるので詳細は伏せますが、ざっくり言うと、去年の夏に事故に遭って、今初めての冬を迎えています。事故後から半年くらい経って、今、非常に痛みが出ているとか、辛い症状を抱えているという状況です。

その方は、気が滅入ったり、この症状がいつまで続くのか見通しが立たないという状況の中で、交通事故の先輩、つまり、期間が経った人に関しては、どういう痛みの推移があるのか、どういう風に痛みが変わっていくのか、症状が変わっていくのかについて、知りたいようでした。

そこで、私は自分の体験をベースに、交通事故に遭った後の痛みの推移について、お話ししました。

私の交通事故体験

私は交通事故に遭ってからもう10年くらい経っています。私自体が交通事故に遭ったのは、12月初旬でした。その時は、車に追突されて、首や頭を強く打ちました。その後、自動車保険会社とのやり取りや、病院に通うことになりましたが、それらがストレスの原因になりました。

特に、病院では、CT検査をしても特に異常がないと言われることがありました。しかし、私は自分が抱えている痛みや症状が、自分が異常があると思っているのに、それがなかなか表に出てこないところにストレスや不安を抱えていました。そして、交通事故の保険会社とのやり取りは非常にストレスでした。

事故があってから直後よりは少し遅れて痛みも出てきました。それに加えて、ストレスフルなことがいろいろありました。私自体はその1回目の冬、1月から2月ぐらいにかけて、一番症状も重く、痛みも強い経験をしました。

保険会社とのやり取りで精神的にぶち切れ、怒りが沸騰したタイミングで、その怒りによってそのことに対してずっと考え込むところも含めて、不眠状態になりました。その時に、非常に首や頭痛などの症状が重かったです。首や頭の痛みは、MTBIの典型的な症状の一つです。

1年目の冬が一番つらい

私の場合、自分の中でも一番辛かったのは、最初の冬でした。その時に、ストレスフルなことが重なって、非常に重い症状が出ました。その後、季節が経って暖かくなると、神経痛や頭痛など、この交通事故の怪我に関しては、季節や暖かさ、気温も結構関連してきて、暖かくなると症状がマシになります

1年目の冬の時、本当に気が滅入っていたところに比べると、春になって暖かくなったタイミングで、少し良くなると体感しました。しかし、その後も気温や気圧の関係で、例えば連続的に天気が悪くて気圧が低いと調子が悪くなったりします。

そういう気候要因や、自分が風邪を引いたときなどにまた調子が悪くなるような波はありますが、一応、1番目の冬のピークの痛みには達しないと思います。そこから、私も交通事故の対応に関しては、いろいろ病院に行って検査をしたり、交通事故被害者団体の方にフォローしていただいたり、メンタル面でも知識面でも助けていただいたりしました。

また、事務作業や実質的な交通事故の損害賠償に関わるところも、時間が経てば進んでいくので、そういう区切りがついたり、病院の検査もひと段落し、そういう区切りもついてくると、だんだんと精神面での考え事が減っていく感じになってきます。

2年目の冬を超えると少しずつ良くなる

そんな中で、2回目の冬を迎えることになります。冬は冬で、やはり調子が悪いです。その季節的な要因で冬に調子が悪くなるのは来ますが、私としては、2回目の冬を超えるタイミングで、1回目の冬が非常に辛かったことと比べると、2回目の冬は、このレベルの痛みで収まると感じることができます。

その後も冬が来てもこれぐらいの痛みに収まるという基準ができます。そこを迎えると、だいたい2年目の季節が暖かくなって、症状がマシになるところも含めて、だんだんと良くなっていくと思います。

人によって交通事故の損害賠償の状況が変わるかどうかは、人によって違うと思いますが、そういう心理的なストレスなことがだんだん終わってきて、損害賠償のところも終わって、自分でも病院の検査を全部受けたという区切りをつけると、さらに心理的なストレスが少なくなって、症状的に楽になってくるところもあります。

10年経っても痛みはなくならないが、新たな日常を見つける

そこから、私で言うと、簡単に言うと、10年ぐらい立っています。そういう長期的なスパンで話をすると、2年目の冬を超えたところからすると、3年目、4年目の冬は、2年目より極端にひどいことはないと思います。

だんだんと、やはり少しマシになってきます。それがだんだんとなくなってきて、2年目の冬を超えた以降ぐらいからは、そんなにびっくりするような痛みが出ることは少ないと思います。

その痛みに対する耐性がついてくると、心理的にも安定してきます。そして、自分自身で病院の検査をすべて受け、区切りをつけると、心理的なストレスも減少し、症状が楽になるところもあります。

そして、その痛みと共に生活を続けていくことで、新たな日常を見つけることができます。それが、交通事故からの回復の一部とも言えるでしょう。

今回の放送はいかがでしたか?「いいね」やコメントをいただけると嬉しいです。
音声版はstandfmで配信中です。記事の最後にリンクを貼っておきますので、ぜひ私の声で内容をお楽しみください。
別の放送でも、あなたに出会えることを楽しみにしています。

それでは!

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