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"コレ"ができないと伝わらない

人に話を伝える時、いちばんの重要なポイントって何でしょう。

人それぞれポイントはあるかと思いますが、はせ自身は、実はコレができないと一生懸命話しをしても伝わることってないのかなって思ってることが一つあります。

それが”人の話を聴く”ということです。

何でかというと、逆を想像するとわかりやすいなって思ってます。

”自分がどういう人の話だと聴こうと思えるか?”と想像したとき、”自分の話を聴いてくれる人”なら聴こうと思えるし、あるいは”自分の話を聴いてくれない人”の話は聞きたくない、って思えるからです。

だから、コミュニケーションは“聴き”からはじめよ!と自分に言い聞かせます。

聴く聴く聴く聴く聴く!と。

自分で自分に言ってあげないと、誰も教えてくれないから(涙)

一方的に話をされて疲れた・・・って思われても、人は何も言わずにさ~っと去っていくだけです。

大人になってから”コミュニケーション”の至らない部分なんて、わざわざ教えてもらえません。

仕事に支障があるレベルであれば、会社の上司は教えてくれるかもしれませんが、それでも、”もうちょっとこうした方がいいのに”レベルのことを言ってくれる人ってあまりいません。

だから、普段から自分のコミュニケーションってどうなのかな?って思うのですが、自分のコミュニケーション力なんて正直わかりません。

日本語しゃべれたらコミュニケーションできてるのか
話を聴いてもらえたらコミュニケーションできてるのか
話を理解してもらえたらコミュニケーションできてるのか
意思疎通ができたらコミュニケーションできてるのか
納得してくれたらコミュニケーションできてるのか
人を動かせたらコミュニケーションできてるのか

そのコミュニケーションから自分のほしい結果は何なのか、によってコミュニケーション力って変わっていきそうです。

相手の反応が自分のコミュニケーションの結果、と言われたりしますが、そう考えると、自分の意図したことに対する”周りの反応”が一つの判断材料になりそうです。

なんかうまくいってないな、自分の話聞いてもらえてないな、と思ったら、実は、自分が相手の話をそもそも聴こうとしていなかったということをよくやらかしていたはせは、自分が言いたいことだけ言って気持ちよくなる、ということを繰り返してました。

話をして、相手がうなずいていたら”聴いてもらえている”って思ってたんです。

でも相手から返ってくる言葉を聴いていると、私の話に対して反応しているというよりも、その話から想起される”相手の話に話題がシフトしていた”ことがよくありました。

つまり、私の話はどっかへ行った(聴いてもらえてない)ということです。あぁ、興味もってもらえてないんですね・・・と思う前に、”そもそも自分が相手に興味をもって聴いていたか”ということなんです。

この時、相手が話を聴くという姿勢がないこともありますが、こうなると、お互い話を聴いていないので、発話はしてるけど、自分の話ばかりしてるという状態になっていて、立体交差点みたいなコミュニケーションになっちゃうこともありました。

こんな表面上のコミュニケーションしたくない(涙)

大人になったら言葉をたくさん知ってるからコミュニケーションができてる、ではないと痛感したのです。

相手に聴いてもらえる(自分の話に耳を傾けてくれる)ためには、まずは相手の話を聴くことからはじめるのだ、と決めることからコミュニケーションをはじめていきました。


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