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新卒1年目が部署のオンライン合宿の運営リーダーをやってみて

こんにちは。開発3部に所属している新卒1年目の林茉貴(まき)です。

先日、私が所属する開発3部を含めた開発1・2・3部でオンライン開発部合宿を行いました。どんな内容で行ったのかは以下のnoteをご覧ください!(スキも押していただけるととっても嬉しいです!)

私はこの合宿の運営チームのリーダーをして、主にファシリテーションを行っていました。上記の記事とは見方を変えて、運営チームのリーダーになった経緯、リーダーやってみて思ったこと、新卒の私から見た開発部をお伝えできればと思います。

運営チームに手を挙げたきっかけとリーダーになった経緯

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▲運営メンバーでランチ

2021年8月末に部内チャットで、合宿運営メンバー募集がありました。「一緒に働く人を知る」ことを目標にしていたため、開発部のメンバーを知るきっかけになるいいチャンス!と思い、手を挙げました。

とくに、Hamee開発部はリモートワークをするメンバーが増えたこともあり、「オンラインミーティングでは見たことあるけど、直接会話したことがない人」がたくさんいました。

オンラインミーティングでの表情やアイコン、チャットの口調によって作られたその人に対するイメージが自分の中で出来上がっている人って、私だけじゃないよなぁという思いもありました。

リーダーをやってみるきっかけは、先輩から「やってみない?」と声をかけてもらったことです。やってみようと決意したのは、ファシリテーションの苦手意識を克服するためです。

私は、学生の頃からリーダーという役職を持つことが多い人間でした。しかし、メンバーのモチベーションを気にして、一人で物事を実行して共有するといった形が多く、良くない立ち回りをしていたなぁという後悔と苦手意識がありました。

声をかけてもらったとき、ファシリテーションに対する苦手意識を伝えると、運営メンバーの皆さんは「私たちは失敗することに対して何も思わないので、全然恐れず学んでいこう!」と後押ししてくれました。

運営リーダーをやってみて感じた難しさ

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▲運営メンバーで「エンジニアとして大事なもの」をブレストした結果

ファシリテーションをやってみて、とくに難しいと感じたことは「答えのないことを深ぼること」です。例えば、部のスローガンを決める時。

毎年、合宿で開発部のスローガンを決めており、今年の合宿のスローガンは「1年後に!!シャボンディ諸島で!!」に決まりました。

しかし、このスローガンに行き着くまでに、長い長い道のりがありました。

考えるにあたり、
・丸一日、開発部全員で取り組む合宿なので、全員のためになる内容であること
・世の中や組織、人の変化が激しい今の時代にHameeのエンジニアとして「中長期的な意味がある」こと

上記2点を実現できる合宿にしたいという思いがありました。

その思いを分解した結果、まず、エンジニアとして(組織も超越して)何が大事なのだろうというところから考えてみることにしました。

運営メンバーでエンジニアとして大事なものをブレストしてまとめた結果、一般的なエンジニアとしてのやりがいはたくさん思い浮かんだのに対して”Hameeの”エンジニアとしてのやりがいは思ったより少なく、驚きました。

そこで、Hameeのエンジニアとして「何が強みなのか?」「何をアイデンティティとしたいのか?」「どこに向かっていけばいいのか?」の共通認識を揃えることをやろうと運営メンバーで決めました。

……と、さらさら書いたのですが、今だからさらさら書けるのであって、話し合いを深めている間は迷路にいるようでした。

限られた時間の中、コンテンツの概要を話し合うとたくさんの案が出てきて合宿の目的を振り返り、合宿の目的がなぜそうなったのかも確認するといった感じで、答えがないからこそ不安になり、話し合いが何度もぐるぐるしました。

しかし、ぐるぐるした中で同じ結論が出てくることで、私たちが決めた合宿の目的がよりしっかりしたものになった上に、達成するためのコンテンツも充実したものになりました。

迷路にいるときはとても不安でしたが、betterではなく、絶対にbestにしてやるぞという運営のみんなの意志で最高の形で迷路を解くことができたと思います。

運営リーダーをやったみて得た学び

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▲「なぜ合宿をするのか」という認識の擦り合わせ

合宿の運営リーダーをやってみて、今までより格段にファシリテーション能力がついたと思います。さらに、決断力や時間管理能力など、まだまだ足りない部分が山ほどありますが、ファシリテーションに対する苦手意識は減りました。

以前、マネージャーとの1on1にて「ファシリテーションって難しいですね、自分が内容を理解するのも大変です。」と話した際、「ミーティングって物事を決めるためだけにやるんじゃなくて、自分含めたメンバーみんなの理解や認識を合わせることも重要なんですよ」と言われたことが特に印象に残っています。

誰か一人がわからないことは、他の人もわからないってよく聞きますし、その通りだと思っているのですが「司会をしている私の認識も揃えていいんだ、ていうか私自身もメンバーだから、揃えなきゃじゃん!」と気づきました。

「司会をやっているから、聞いたことを一番理解してなきゃ」という謎の責任感を感じていた私にとって、ファシリテーションに対する苦手意識を減らしてくれた一言でした。

新卒1年目の私が見た開発部

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▲開発部メンバーからの意見がたくさん集まった事前アンケート結果
(黄色の付箋が1意見)

この合宿を通して私は、開発部のメンバーはアツい想いを持っている人がたくさんいると感じました。

リモートワークで直接話したことがないメンバーや、ミーティングでしか話したことがないメンバーが思っている、開発部・サービスに対してのアツい「こうしていきたい」を知ることができたオンライン合宿でした。

合宿後に行ったふりかえり会にて開発部メンバーに記入してもらったシートにも、普段話す機会のないメンバーが自分と同じことを思っていて驚いたという声が多くありました。

みんなの認識合わせをすることで、合宿がモチベーションを上げるきっかけになったかなと思い、とっても嬉しかったです。

また、みんなで楽しもう、みんなで何か達成しようといった協力的な部分もHamee開発部の特徴だと思います。合宿中はもちろん、合宿前の定期報告会や事前アンケートでも応援してくれたり、盛り上げてくれたりしました。

ふりかえりシートには「みんなで助け合える環境づくりをしていきたい」「みんなのエンジニア人生が幸せになりますように」などが書かれており、開発部メンバーがチームワークを大切にしている様子を感じました。自分もチームに貢献していこうと思いました。

ぜひ開発部へ!

新卒1年目の私でもリーダーをやる機会があり、協力的でやさしさに溢れた開発部、『最高の環境』だと思っています。(まだまだ世間を知らない私ですが……)

リモートワークがほとんどとはいえ、部署全体で顔を合わせたり話し合う機会が多く、距離が近い会社って珍しい方なのではと中途の方や大学の友達と話していて感じました。

開発部の雰囲気が他部署へも伝わり、同じサービスをみんなで作り上げているプラットフォーム事業部でも今回のオンライン合宿のような機会を作れたらなと思います。

ぜひ私たちと一緒に、合宿に!開発部に!参加しましょう〜!!

◆この記事を書いた人

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PROFILE:林 茉貴(はやし・まき)
2021年にエンジニアとして新卒入社。開発3部所属。
自分がポジティブでいたい、人をポジティブにしたいと思っている。
バイクで人とぶらりするの好き。天ぷら、紅茶、ミックスジュースも好き。

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