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2回目の起業ではこうしよう!と決めてた5つのコト

①超少人数での経営

資金調達しました!積極採用します!という投稿はよくみかけますが、NOT A HOTELは10億の出資を受けた今でも社員数は未だ3名です。少人数かつ、超自律的な経営を目指しています。その代わり、それぞれの社員が副業や業務委託で一緒に仕事したい人を連れてきて採用できます。外部パートナーを含むと50名、多い時で80名ほどがNOT A HOTELに参加し、プロジェクトを進めています。バックオフィスも社員は0名ですが、経理、総務、人事、法務をこなし、エンジニアも得意分野ごとに数十人アサインして開発しています。(パートナーの皆さんにとにかく感謝!)社内で抱えないといいプロダクトはできない、というのはパートナー選定と進め方の問題というのが僕の持論です。会社のVISIONやMISSIONを深く理解し、自ら行動して成果を出せる人(NOT A HOTELでは通称『界王拳使える人』)が想いを持ってマネジメントすればそれは叶うと信じています。

②オフィスを持たない

コロナ禍でこそ、オフィスを持たないという意思決定をする企業も増えてきたように思いますが、NOT A HOTELでは当初からこの方針でいこうと決めていました。理由は経費削減ではありません。僕たちは『世界をもっと楽しく、自由に』をVISIONに掲げ、ひとつの場所にとらわれない世界をつくろうとしてます。それを先ずは自分たちからやっていこうと。今はみんなそれぞれ仕事して、週一のランチ(ビール付き)。そこでいろいろ発散する時間をつくっています。将来オフィスはつくらなくても、社員食堂だけつくりたいなと笑

③高い給与水準

ベンチャーは給与低くて夢いっぱい、が当たり前という時代はもうとっくに終わっていて、夢はもちろん、給与水準も高い必要があると思っています。NOT A HOTELの平均給与も1,000万以上は常に保ちたいなと。ベンチャーでチャレンジしたいという気持ちは本人にあっても家族はそう思ってない事もあります。その家族の不安まで取り払わないと、いくらいい人材でもパフォーマンスは出せません。それに、最初は安く採用できていたとしても、後から入ってくる人ほど給与が高くなってしまう事で、社内のカルチャーを乱しかねません。(経験上、自戒を含め、、) だったら最初から高い給与水準でプロであることを本気で求めていく方がいい会社になります。
とは言えまだまだ十分な給与を払えてるわけではないので、日本で一番高い水準を目指したいなと思ってます。

④デザイン起点のマネジメント

NOT A HOTELで最もユニークな点は、デザイナー中心の組織で全てのプロジェクトを推進している事です。画面設計や、ユーザーの体験を考える事に最も多くの時間を使います。NOT A HOTELのベースのコンセプトづくりも、僕が小説のようなものを書きながら体験を考え、それを元にデザイナーが画面やロゴをつくって決めていきました。今でも毎週月曜日のミーティングはCFO含む全メンバーが一緒になってユーザー体験をデザインする時間になってます。

⑤自分が好きな事をする

自分の性格で最もダメな部分は飽きやすいこと。それを補うには、好きな事をするしかないと思っています。実は最初の起業も、服が好き!接客が好き!EC最高!という理由だけでした笑。結果として15年もひとつの事をやり続けられたのは本当によかったなと。それで2回目の起業も、儲かることやトレンドではなく、とにかく好きなことを考えた結果、旅行やホテル、建築しかないなと。最初は興味から入っていったのですが、コロナ禍という事もあって業界の課題が大きく、それを解決したいという使命感も日に日に大きくなっています。そして何より『観光は21世紀最大の産業になる』という事。自分も大好きで、課題も多く、マーケットは巨大。すでにこれを一生やっていきたいなと強く思っています。

最後になりましたが、そうは言っても全く人手は足りておりません笑
狂ってるほど仕事も旅行も大好きで、界王拳使える方はご連絡くださいませ〜!

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