【事業計画】事業計画の作り方の基本

 失敗しない事業計画相談室です。本日のテーマは事業計画の作り方の基本、です。

 事業計画を策定するときに何からスタートしますか?多くの人は売上計画を先に立て、経費計画を立てて残ったものが利益、という計画を立てるかもしれません。

 しかし、これは順番が逆です。営業利益から先に作成すべきです。なぜなら、企業は「稼いでナンボ」であり、その稼ぎが営業利益だから、です。利益は、次の投資や返済の原資なので、真っ先に考えるべきですね。

 目標とする営業利益を最初に決めたら、次は、固定費を考えます。人件費や広告宣伝費、家賃などの経費をどの程度かけるか、を考えます。

 営業利益と固定費が決まれば、必要な粗利(=限界利益)がわかります。さらに、粗利率がある程度決まっているとすれば、粗利=売上高×粗利率なので、必要な売上高、がわかりますね。

 売上高=客数×客単価なので、必要な客数がわかります。では、この客数を取るために、
・必要なホームページアクセス数やコンバージョンレートは?
・必要なアポイント数や訪問件数は?
・必要な新規顧客数とリピート率は?
などと、目標が具体化されていきます。そして、ここからアクションプランを立てて計画を精緻化します。

スライド1

 営業利益は次の投資や返済の原資であり、必ず目標を立てるべきもの、です。目標営業利益から先に立てていきましょう!

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