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有限会社柴栄水産@双葉郡浪江町

みなさんこんにちは、事務局のチカです☺

今回は、福島県双葉郡浪江町にある、プロの仲買業者「有限会社柴栄水産」さんをご紹介したいと思います!

まずこちらをご覧ください。

柴あ

広ーい敷地に「柴栄水産」だけ。

周りは何もないですよね。ないんじゃなくて、なくなったんです。

なくなったんじゃなくて、すべて流されたんです。

東日本大震災前は家もお店も沢山ありました。

2011年3月11日のあの日、一瞬にしてすべてが流されてしまったんです。

無事逃げ切れた方々は原発の影響もあり県内外に避難。

長らく立ち入り禁止区域にもなりましたが、除染も進み現在は僅かではありますが住民も帰還し穏やに暮らしています。

そしてそんな浪江町で明治30年(1897年)に創立以来、明治、大正、昭和、平成と水産業を営んできた柴栄水産さん。

震災時には事務所、店舗等、すべてが流失、全壊。

また「福島第一原子力発電所事故」により避難指示が出され休業を余儀なくされました。

当初は別の地域での再建も検討していたようですが、地元(浪江町請戸)での再建の思い入れが強く、避難解除を待ち、少しづつ準備を進めたようです。

営業再開が現実的となってからは、新工場を設立し、令和2年4月に約9年を年月を経て福島県双葉郡浪江町の請戸(うけど)漁港で行われた初セリとともに、事業を再開しました!

請戸の活魚は築地魚河岸でも「トップ引き」 といい、最初にセリにかけられるほど知名度があり高い評価を得ておりました。

しかし原発の影響もあり、久々の取引はさすがに緊張した。と、以前柴栄さんの専務にインタビューした際、そう仰っていました。

が、セリが始まるやいなや、予想をはるかに上回る好感触。

「先祖代々受け継いだ知名度と経験、そして長年に渡る信頼関係の賜物だった」と、嬉しそうに話してくれたのがとても印象的でした。

そしてさっきの写真、もう一度見てみましょう。

柴あ

ここで再建し復興していくんだ!という柴栄水産さんの強い気持ちが伝わってきますよね。グッとこみ上げるものがあります。

さて、柴栄水産さんの活魚たちをご覧いただきましょう!

↓お任せ鮮魚セット✨↓

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↓丁寧に仕上げたというヒラメ✨↓


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↓8.3キロの巨鯛↓初めて見る大きさだったとか✨!↓

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↓タコもいっぱい獲れます✨↓

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↓柴栄さんといえば「しらす」✨↓

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↓お刺身セットも豪華✨↓

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↓贅沢~マコカレイのお造り✨↓

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どっひゃ~✨どれも新鮮で美味しそう✨

そして定期的に柴栄さんの鮮魚セットを購入している私ですが、セット内容が毎回豪華なんです!なんならサービスしてくれてるよね?って量で。

何のお魚かわかるよう、調理法がわかるよう、一つ一つ丁寧に記載されています。

そして子どもが楽しめるよう、骨のクイズが入っていたり。

柴栄さんの心意気、お気遣いにいつも感謝しています☺

なかなか現地迄行くのは~という方も、まずは浪江町請戸港、柴栄水産さんが厳選した鮮魚を食べてみてください!

きっと現地まで足を運びたくなるはず♡

里山ガーデンファームでも「お任せ鮮魚セット」として獲れたて直送便で販売しておりますのでぜひ!

詳細は柴栄さんのHPをご覧ください★

スタッフの皆さん、素敵な笑顔です!! ではまた~♪

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