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オンライン家庭教師を始めました

すっかり初夏の季節になりました。
先日は蛍を鑑賞したいと思い、車を走らせて小川へ。

蛍は初夏の風物詩。

小川に着き、車のライトを消すと、
あたりには自分以外に誰もいなくて真っ暗。

虫やカエルの鳴き声がする暗闇の中を、
蛍火が、ピョーン。ピョーン。と飛び交っていました。

一匹の蛍

そんな光景を目にして、ふと高浜虚子の俳句を思い出しました。

「蛍火の 鞠の如しや はね上り」

作者:高浜虚子

少しの時間でしたが、ゆったりとした時の流れの中で、
静かな時間を過ごすことができました。


さて、自己紹介の不得意な私が告知です。
(はい、もちろん告知や営業も不得意です)

この度、国語専門のオンライン家庭教師を始めることにしました!
ぜひ受講していただけると嬉しいです。

何をする講座なのか?

私自身が好きな「書く」をベースに10代向けのさまざまなコンテンツを考えています。

まずは定期テスト・受験対策。

「国語のテスト勉強のやり方がわからない」
「記述問題で点数が取れない」
「受験小論文の対策ができていない」

日常的に日本語を使っている割に、受験や定期テスト対策となると、
何を勉強したら良いかわからないというのが「国語」という教科です。

定期テスト・受験対策の講座では、テストで点数をとれるだけでなく、
もっと読みたい!もっと書きたい!と思っていただけるように、
国語の魅力をたくさんお伝えできればと思います。

私も、学生時代に国語に苦手意識があった一人です。
同じ境遇にある生徒に寄り添った指導を心がけています。

質問やご要望についても受け付けていますので、お気軽にDMいただければと思います。

誰が対象なのか?

10代の学生の皆さんです。とりわけ、学校に行けずに悩んでいる皆さんが対象です。学校に行きたくても行けない人や、学校に行きたくない人。どちらもサポートします。

なんで始めたのか?

最後になんで始めたのか?という点についてお話しします。

先日知人から、ある若い葡萄農家の方の話を聞きました。

その方は葡萄を作ることに関しては、スペシャリスト。
彼が作った葡萄は他のどの葡萄より遥かに美味しかったのだそうです。

よく話を聞いていると、彼は10代の頃に不登校を経験していたようです。
他人とのコミュニケーションが不得意で、人との関わりを避けてきた過去がありました。

しかし、あるきっかけで葡萄修行に出た経験から、葡萄づくりに没頭し、葡萄のことになればひたすら探求し、人にイキイキと話をし、時間を忘れるほど農作業をしていました。

今年は不作。農業は天候に左右されます。

知人は、彼を心配して連絡をすると、彼は「もう心が折れた」と言って葡萄づくりから身を引く決意を固めていました。

その話を聞き私は、こんなにも素晴らしい能力と気概を持った人が、夢も技術も、そして生きがいも諦めざるを得ない世の中なのかと強いショックを受けました。

もし不登校だった10代の頃に、学校に通ってなくても自分を理解し、やりたいことが見つけられて、ありのままの自分を発信できる力を身につけられていたら、と思うと、大好きな葡萄から身を引く必要はなかったかもしれない。

そんなことを考えていたら、いてもたってもいられなくなり、

今この瞬間でも、世の中に多くいる学校に行けずに悩んでいる10代の皆さんを少しでもサポートしていきたいと思うようになりました。

本業の傍らやるには、学校や他の団体の活動に参入することなどは難しかったため、自分で空いた時間に活動できるオンラインでの活動をすることにしました。

以上がオンライン家庭教師を始めた経緯です。
たくさんのご応募をお待ちしています!


他の活動について

他の活動としては、文通もやっています。講座まで受けなくとも、自分の思いを誰かに聞いて欲しい方がいたら、ぜひこちらも見てみてください。

私の自己紹介

拙文ですが、自己紹介の記事も投稿しています。
初めての方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

※タイトルの写真について
「田んぼと犬の散歩」
撮影日:2022/5/22 17:59 
場所:家近くの田んぼ

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