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大げさなくらい愛を叫ぼう!ラブレターのすすめ

突然ですが、ラブレターって書いたことありますか?

私は小学校一年生のときに好きだった男の子に書いたことがあります。たぶん、それが初めて書いたラブレターですね。初恋は実りませんでしたが。

手書きのお手紙ってそれだけでもう「愛」を感じますよね。ラブレターじゃなくても手書きメッセージが添えてあるだけでテンション上がります。自分が手紙をよく書くほうなのでわかるのですが、手書きってとっても面倒なものです。まず紙とペンがいる。スマホと指があればいい、なんてものじゃない。そこから文面を考える。間違えたらタップで消すこともできない。書き損じたら書き直し。時候の挨拶っている? 書き出しって? どうやって締める? 考えること多いですよね。何より自分の字の汚さがわかっちゃう! そしてきっとスマホでメッセージを打つよりも時間がかかります。さらにこれを郵送するとなると住所や名前を書いて、さらに切手も貼って、ポストに入れて……送信ボタンひとつで送れるって本当に便利だなあって思っちゃいます。

そんなお手紙、届いたら嬉しいと思いませんか?

私なら、手紙の内容よりも書いてくれたというその事実だけで飛び上がっちゃいます。

そんな飛び上がる出来事があったのが今年です。本題に入るまでが長かったですね。

今年、初めて本を作りました。そしてイベントにも初出店しました!

去年の文学フリマ東京でもTwitterのフォロワーさんとお会いしてお手紙交換をして、とっても楽しかったのですが。今回、初めてフォロワーさん以外の方からお手紙と差し入れをいただきました!! いや、もうびっくりしすぎて正直なところ何をしゃべったのか覚えてません。しかも初出店した文学フリマ大阪での出来事だったんですよね。

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しかもその方、関西コミティアにも来てくださって!!

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私のことを知ってくださったきっかけは、一緒にサークル活動をしているはじめさんの作品からだったそうです。ほんとはじめさんと一緒に活動できて幸せ者です、私……(´;ω;`)(そもそもはじめさんと繋がったのも私がはじめさんの作品を見つけて「大好きです」って送ったからなんですよね)

お手紙にはこれまで書いた作品の感想がびっしり書いてあって、本当にもう開くだけで泣いちゃうので毎回ぼやけた視界で読んでます。

「だれかの心に残ったら嬉しいなあ」と思いながら書いてはいましたが、こんなお手紙をいただけるなんて思わなかったので、本当に嬉しかったです。

いただいたことだけではなく、送ったことで嬉しかったことも書きますね。

もともと好きな作家さんにはよくお手紙を送ってます。Twitterのリプを送ることももちろんあります。でも、足りなくない? この作品への「愛」を叫ぶには文字数足りないでしょ! っていうタイプなので。基本はお手紙にします。お手紙をよく書くと言ってますが、正直なところ手紙のマナーはよくわかってません!! 時候の挨拶とか文末の締め方とかわかってません‼ だって私が書いているのは「ラブレター」だから。ファンレターとも言えますが、「愛」詰め詰めなので、「ラブレター」だと思ってます。

じゃあ、どうやって書きだしているのか? 初めてお手紙を出す作家さんには「はじめまして」から書きます。でも決めているのはそれくらい。あとはひたすら作品の好きなところを並べてます。冒頭で考えること多いって書きましたが、ラブレターについては考えるよりもとにかく書いちゃえ! の気持ちです。なので文末がほぼ「好きです」「可愛かったです」「ありがとうございます」ばかりになります。これが小説だったら直しますよね。もうちょっと語彙はないのかと。でも、この手紙の一番の目的は「愛」を伝えることなのでそれでいいかなって私は思ってます。

先日も好きなBLマンガを描かれている作家さんにラブレターを出しました。pixivで見つけてTwitterまで追っかけて作品が更新されるたびに反応しちゃうくらい好きな作家さんで、今年商業デビューされたので「これはお手紙が出せちゃう」ってなったんですよね。

作家さんの中にはまめにお返事を下さる方もいらっしゃって、本当に作品を描いてくださるだけで十分なのに……!! って思いながらありがたく家宝にさせていただいてます。

今回送った作家さんからは、TwitterのDMが来ました!!!!!

届いたとき、実は文学フリマ東京の会場に向かっているときだったので「え、は? え?」ってひとりパニックになりながら「とりあえずお返事しなきゃ」ってなってました。

リプで感想をよく送っていたので、どうやら認識されていたらしく……。お手紙にも一応IDを書いたんですけど、まさかそんな個別にメッセージをいただけるとは思っていなかったので、嬉しすぎてスクショしました。保存大事。

誰かに想いが届くのって、嬉しい!!!!

伝えるって本当に大事ですよね。お手紙でなくても、Twitterでも、なんでも!

おまけでもうひとつ嬉しかった出来事を書いておきます。

関西コミティアに出店したとき、本を買ってくださった方に「○○さん(創作BLマンガを描かれている作家さん)って知ってますよね?」って話しかけられまして。一瞬何を聞かれているのかわからなかったのですが、○○さんの作品、大好きだったので「知ってます!」って返したんです。そしたら、その方が「○○さんの作品にいつも感想書かれている方ですよね。感想でいつも素敵な文章を書かれるので、気になって買いに来ました」って!!!

え、感想? 感想から買いに来てくれたの!?

そんなことある?? ってめちゃくちゃビックリしました。感想も誰かに見られているのか……っていう恥ずかしさはありますが、とっても嬉しかったです。「宛先は違っても誰かに届くことがあるんだな」って思いました。それからは感想書くたびにドキドキしちゃってます。

ちょっと勇気がいることでもありますが。

「ラブレター」送ってみませんか? 

受け取った誰かが少しでも幸せな気持ちになってくれたら自分も嬉しいし、返ってきたらもちろん嬉しい。思わぬところから返ってくることも……あるかもです‼

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